イチョウ葉エキスの摂取量はフラボノイド24%・テルペン6%に標準化されたイチョウ葉エキス サプリメントやイチョウ葉エキス入り健康食品60~120mgを1日1~2回までとされています。
市販のイチョウ葉エキス サプリメントやイチョウ葉エキス健康食品は大体この摂取量基準を満たしているようです。
イチョウ葉エキスの摂取量 目次：
イチョウ葉エキス
イチョウ葉の有効成分
イチョウ葉エキスの用途
イチョウ葉エキスの効能
・イチョウ葉エキスの循環器系への効能
・イチョウ葉エキスの神経系への効能
・イチョウ葉エキスの免疫系への効能
・イチョウ葉エキスの生殖器系への効能
・イチョウ葉エキスの泌尿器系への効能
・イチョウ葉エキスの皮膚への効能
・イチョウ葉エキスの感覚器系への効能
・イチョウ葉エキスの呼吸器系への効能
・イチョウ葉エキスの感染症への効能
・イチョウ葉エキスのその他の効能
イチョウ葉エキスの臨床試験での効能
イチョウ葉エキスの効能の科学的有効性
イチョウ葉エキスの摂取量
イチョウ葉エキスの過剰摂取による副作用・安全性
イチョウ葉エキスと薬・サプリメントとの相互作用
・イチョウ葉エキスの血小板凝集阻害薬・抗凝血薬との相互作用
・イチョウ葉エキスのインスリンとの相互作用
・イチョウ葉エキスのトラゾドンとの相互作用
・イチョウ葉エキスの利尿薬との相互作用
・イチョウ葉エキスの肝臓で代謝（分解）されやすい薬との相互作用
・イチョウ葉エキスのビタミンKサプリメントとの相互作用
イチョウ葉エキスの飲み方
イチョウ葉エキスの摂取量・効能 参考文献
イチョウ葉エキス・イチョウ葉エキス配合サプリメント・イチョウ葉エキスの摂取量・効能 解説本☆通販
イチョウ葉エキス：
イチョウ葉*に含まれるギンコライドには血液凝固抑制の効能（いわゆる血液サラサラ効果）があることから、ヨーロッパではイチョウ葉エキス（イチョウ葉抽出物）が循環器系・神経系疾患の治療用サプリメントとして活用されています。
*関連健康食品ブログ：
イチョウ葉の効能
イチョウ葉の有効成分：
イチョウ葉にはテルペン類のギンコライド、フラボノイドの一種フラボノールのケルセチン・ケンフェロール・ルチンなどが含まれています。
イチョウ葉エキスの用途：
イチョウ葉エキスは、ドイツをはじめとしたヨーロッパの医療現場で循環器系・神経系疾患の治療に使われています。
イチョウ葉エキスの効能：
その他、イチョウ葉エキスには、効能が未知数なものも含めて次のような効能が期待されています。
イチョウ葉エキスの循環器系への効能
・血液凝固抑制作用（血液サラサラ効果）
・不整脈・心臓病・血栓症・動脈硬化・狭心症・高コレステロール血症の治療効果
イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイドの毛細血管の血液循環をよくする効能
イチョウ葉エキスの神経系への効能
・イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドなどのテルペンやフラボノイドの作用による、アルツハイマーをはじめとした認知症の進行速度低下への効能
・記憶障害（物忘れ）・抑うつ状態の改善への効能
・うつ病への効能
・イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドによる記憶力アップの効能
・イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドによる学習能力アップの効能
・イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドによる集中力アップの効能
イチョウ葉エキスの免疫系への効能
・イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドによる・花粉症・アトピー性皮膚炎への効能
・喘息への効能
イチョウ葉エキスの生殖器系への効能
月経前症候群（PMS）の症状緩和への効能
イチョウ葉エキスの泌尿器系への効能
夜尿症改善への効能
イチョウ葉エキスの皮膚への効能
傷口の血行改善への効能
イチョウ葉エキスの感覚器系への効能
耳鳴り・めまい・平衡感覚障害・緑内障への効能
イチョウ葉エキスの呼吸器系への効能
喘息に伴う気管支炎・慢性気管支炎への効能
イチョウ葉エキスの感染症への効能
赤痢・フィラリア感染への効能
イチョウ葉エキスのその他の効能
イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドによる、脳細胞を活性酸素から守る効能
イチョウ葉エキスに含まれるギンコライドによる冷え症への効能
イチョウ葉エキスの臨床試験での効能：
・軽度~重度のアルツハイマー性認知症または脳血管性認知症患者にイチョウ葉エキス120mg/日を52週間摂取させたところ、認知能力が有意に改善した
・軽度~中度の認知症患者にイチョウ葉エキス240mg/日を24週間摂取させたところ、神経変性病変の有意な症状改善効果が認められた
・高血圧患者にイチョウ葉エキス40mg/日を12週間摂取させたところ、収縮期血圧・拡張期血圧とも有意に低下した
・原因不明の めまいを発症した患者にイチョウ葉エキス60mg/日を12週間摂取させたところ、85%の患者で めまいの症状の改善が見られた
イチョウ葉エキスの効能の科学的有効性：
効能レベルB
・認知症や認識障害における認識能力の向上への効能
・月経前症候群（PMS）の症状緩和への効能
・毛細血管の血流改善への効能
※いずれも機能性食品素材便覧による評価
効能レベル3
・めまい
・糖尿病の色覚異常改善効果
・緑内障
※健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版／同文書院による評価
上記以外の効能については、疫学調査などの科学的データが不足しているため未知数です。
イチョウ葉エキスの摂取量：
イチョウ葉エキスの摂取量は、フラボノイド24%・テルペン6%に標準化されたイチョウ葉エキス サプリメントやイチョウ葉エキス入り健康食品60~120mgを1日1~2回までとされています。
市販のイチョウ葉エキス サプリメントやイチョウ葉エキス健康食品は大体この摂取量基準を満たしているようです。
イチョウ葉エキスの過剰摂取による副作用・安全性：
イチョウ葉エキスはほとんどの方に安全ですが、次に該当する場合は危険性が指摘されています。
・長期摂取
・使用量目安を超えた過剰摂取
・妊娠中・授乳中の女性（安全性に関する十分なデータが揃っていません）
イチョウ葉エキスと薬・サプリメントとの相互作用：
イチョウ葉エキスの血小板凝集阻害薬・抗凝血薬との相互作用
血小板凝集阻害薬・抗凝血薬を服用されている方は、イチョウ葉エキスを摂取すると、あざや出血のリスクが高まるおそれがあります。
また、出血しやすい方にも同様の危険性があります。
イチョウ葉エキスのインスリンとの相互作用
イチョウ葉エキスはインスリンの分泌に影響を与える可能性がありますので、糖尿病の方はサプリメントを利用する前にあらかじめ病院・薬局にご相談ください。
イチョウ葉エキスのトラゾドンとの相互作用
イチョウ葉エキスとトラゾドンを併用すると、脳に重篤な副作用を起こす可能性があります。
イチョウ葉エキスの利尿薬との相互作用
イチョウ葉エキスと利尿薬を併用すると、高血圧を起こす可能性があります。
イチョウ葉エキスの肝臓で代謝（分解）されやすい薬との相互作用
イチョウ葉エキスは、肝臓における薬の代謝（分解）を抑制する可能性があります。そのため肝臓で代謝されやすい薬の作用・副作用を強めるおそれがありますので、処方薬・市販薬を何か飲まれている方は、念のため病院・薬局で確認された方が安全です。
イチョウ葉エキスのビタミンKサプリメントとの相互作用
イチョウ葉エキスには血液をサラサラにする効能があるため、同様の効能を持つビタミンKサプリメントとイチョウ葉エキスとを同時摂取すると、あざや出血のリスクが高まるおそれがあります。
イチョウ葉エキスの飲み方：
イチョウ葉エキスの安全性や薬・サプリメントとの相互作用に留意の上、イチョウ葉エキス サプリメントやイチョウ葉エキス健康食品のパッケージに明記されている摂取量目安の範囲内でお飲みください。
うつ他のイチョウ葉エキスの摂取量・効能 参考文献：
最新栄養成分事典／主婦の友社
機能性食品素材便覧／薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版／同文書院
最新サプリメント・ガイド／日本評論社
健康食事典／朝日新聞社