インゲン豆の種類・栄養:インゲン豆はカリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄分・食物繊維などの栄養を多く含む健康食品です。
インゲン豆には白インゲン豆・大正金時豆・うずら豆・虎豆・大福豆・白花インゲン豆などの種類があります。
また白インゲン豆に多く含まれるファセオラミン・ファビノールの炭水化物の吸収抑制効果による肥満へのダイエットの効能・効果が期待されています。
インゲン豆の種類・栄養 目次:
インゲン豆の種類
・豆類のインゲン豆の種類
・野菜のインゲン豆の種類
インゲン豆の栄養
インゲン豆の効能・効果
・インゲン豆の循環器系への効能・効果
・インゲン豆の泌尿器系への効能・効果
・インゲン豆の肥満への効能・効果
インゲン豆の臨床試験での効能・効果
インゲン豆の効能・効果の科学的有効性
インゲン豆の摂取量
インゲン豆の過剰摂取による副作用
インゲン豆の相互作用
インゲン豆の利用法
インゲン豆の種類・栄養・効能・効果 参考文献
インゲン豆の種類:
インゲン豆には豆類に分類されるインゲン豆と、野菜に分類されるインゲン豆(鞘インゲン)とがあります。
豆類に分類されるインゲン豆はインゲン豆の完熟した種子を乾燥させたもので、野菜に分類されるインゲン豆(鞘インゲン)はインゲン豆の若い種子を鞘ごと食べるものを指します。
ですから豆類に分類されるインゲン豆も野菜に分類されるインゲン豆(鞘インゲン)も、食べる部分や時期が異なるだけで元は同じインゲン豆です。
豆類のインゲン豆の種類
豆類に分類されるインゲン豆には白インゲン豆・大正金時豆・うずら豆・虎豆・大福豆・白花インゲン豆などの種類があります。
野菜のインゲン豆の種類
野菜に分類されるインゲン豆(鞘インゲン)には、どじょうインゲン豆・つるなしインゲン豆などの種類があります。
インゲン豆の栄養:
豆類のインゲン豆にはカリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄分・亜鉛・銅・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸・パントテン酸・食物繊維などの栄養が多く含まれ、特にカリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄分・食物繊維が多く含まれています。
また野菜のインゲン豆は豆類のインゲン豆に比べるとあまり栄養が含まれていませんが、ベータカロチンは豆類のインゲン豆よりも多く含まれています。
インゲン豆の効能・効果:
インゲン豆には次のような効能・効果が期待されています。
インゲン豆の循環器系への効能・効果
・インゲン豆の鞘の抽出物とイナゴ豆の抽出物との同時摂取による脂肪の排泄を促す効果
インゲン豆の泌尿器系への効能・効果
・インゲン豆の鞘の、排尿困難の症状への治療薬の治療効果を高める効果
インゲン豆の肥満への効能・効果
・インゲン豆の鞘の抽出物とイナゴ豆の抽出物との同時摂取による、肥満の人のコレステロール値を下げる効果
・白インゲン豆に多く含まれるファセオラミン*・ファビノール**の炭水化物の吸収抑制効果による肥満へのダイエットの効能・効果
*関連健康食品ブログ:ファセオラミンのダイエット効果
**関連健康食品ブログ:
ファビノールとは
ファビノールの効果
ファビノール ダイエット
インゲン豆の臨床試験での効能・効果:
参考文献にインゲン豆の臨床試験での効能・効果を示すデータは見当たりませんでした。
インゲン豆の効能・効果の科学的有効性:
参考文献にインゲン豆の効能・効果の科学的有効性を示すデータは見当たりませんでした。
インゲン豆の摂取量:
参考文献にインゲン豆の具体的な摂取量の基準は見当たりませんでした。
インゲン豆の摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用:
具体的なインゲン豆の摂取量上限(過剰摂取基準)は定かではありませんが、インゲン豆を過剰摂取しますと次のような副作用を生じることがあります。
・下痢
・吐き気・嘔吐
・胃痛
なお以前に確か「あるある大事典」で白インゲン豆を2,3分煎ったものを食べるとダイエットになるとの放送がなされ、そのようにして調理した白インゲン豆を大量に食べた人の間で嘔吐や下痢などの食中毒の症状が多発した事件がありました。
厚生省の調査によれば食中毒の原因は、加熱不足の白インゲン豆に残留したレクチンの大量摂取によるものとのことです。
白インゲン豆に限らず生や生に近いインゲン豆の大量摂取は大変危険ですのご注意ください。
(生のインゲン豆の「鞘」は少量の摂取でも、胃のむかつき・嘔吐・下痢などの副作用を引き起こすことがあります)
また白インゲン豆のダイエット効果についても科学的根拠は明らかとなっていません。
インゲン豆の相互作用:
インゲン豆は次の薬との相互作用があるので摂取に当たっては注意が必要です。
糖尿病治療薬(血糖値降下薬)
インゲン豆には血糖値を下げる作用があります。そのため糖尿病治療薬(血糖値降下薬)を使用している人がインゲン豆を摂取すると血糖値が下がりすぎる恐れがあります。
詳しくは医師にご相談ください。
インゲン豆の利用法:
豆類のインゲン豆が煮豆・スープ料理・煮込み料理・餡・甘納豆などに、野菜のインゲン豆がサラダ・胡麻和え・炒め物・煮物・汁物の具などとして利用されています。
インゲン豆の種類・栄養・効能・効果 参考文献:
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院
五訂増補食品成分表
白インゲン豆ほか、おいしいインゲン豆☆通販
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インゲン豆の育て方(栽培)・インゲン豆の料理レシピ本