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エゾウコギエキス

エゾウコギエキスとはエゾウコギの根から健康に有益な成分を抽出した健康食品です。
エゾウコギには様々な効能があるためエゾウコギエキスにも同様の効能が期待されています。
エゾウコギエキスの効能についてまとめてあります。

エゾウコギエキス 目次:

エゾウコギエキスとは
エゾウコギエキスの栄養
エゾウコギエキスの効能
・エゾウコギエキスの消化器系への効能
・エゾウコギエキスの神経系への効能
・エゾウコギエキスの免疫系への効能
・エゾウコギエキスの泌尿器系への効能
・エゾウコギエキスのその他の効能
エゾウコギエキスの臨床試験での効能
エゾウコギエキスの効能の科学的有効性
エゾウコギエキスの摂取量
エゾウコギエキスの過剰摂取による副作用
エゾウコギエキスの相互作用
エゾウコギエキスの うつ・うつ病への効能
エゾウコギエキスとは・エゾウコギエキスの効能 参考文献
エゾウコギエキス サプリメント・エゾウコギエキス健康食品&エゾウコギエキスほかエゾウコギの効能 解説本☆通販

エゾウコギエキスとは:

エゾウコギエキスとはエゾウコギ*の根から健康に有益な成分を抽出したエキスです。
エゾウコギには様々な効能があるためエゾウコギエキスにも同様の効能が期待されています。
*関連健康食品ブログ:
エゾウコギの効能
エゾウコギエキスの原料のエゾウコギ(蝦夷五加)とはシベリア人参とも呼ばれるウコギ科の薬用植物で、エゾウコギの根は古くから漢方や生薬の原料として使われてきました。
エゾウコギの効能は同じウコギ科の高麗人参*よりも高いと言われています。
*関連健康食品ブログ:
高麗人参の効能
高麗人参の効果
高麗人参の高血圧の副作用
高麗人参茶の効果
高麗人参茶の副作用

エゾウコギエキスの栄養:

エゾウコギの根にはビタミンAが多く含まれ、その他にタンニン、ゴマに多く含まれるリグナン類のセサミン、コーヒーに多く含まれるカフェ酸などのファイトケミカルが含まれています。
そのためエゾウコギの根から作られるエゾウコギエキスにも同様の栄養が含まれていると考えられます。

エゾウコギエキスの効能:

エゾウコギエキスには次のような効能が期待されています。
(ただし必ずしも効能が科学的に確かめられているとは限りません)

エゾウコギエキスの消化器系への効能

・食欲不振への効能

エゾウコギエキスの神経系への効能

・鎮静効果
・神経痛への効能
不眠症(睡眠障害)への効能

エゾウコギエキスの免疫系への効能

・リウマチへの効能

エゾウコギエキスの泌尿器系への効能

・浮腫への効能

エゾウコギエキスのその他の効能

・病気の回復期・老衰・滋養強壮・疲労回復への効能
・脚気への効能

エゾウコギエキスの臨床試験での効能:

参考文献にエゾウコギエキスの臨床試験での効能を示す記述は見当たりませんでした。

エゾウコギエキスの効能の科学的有効性:

参考文献にエゾウコギエキスの効能の科学的有効性を示すデータは見当たりませんでした。

エゾウコギエキスの摂取量:

参考文献にエゾウコギエキスの具体的な摂取量の基準は見当たりませんでした。

エゾウコギの摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用:

エゾウコギエキスの具体的な摂取量上限(過剰摂取基準)は明らかではありませんが、エゾウコギエキスの過剰摂取や長期摂取により次のような副作用が生じる可能性があります。
・軽い眠気
・不安
・イライラ
・憂うつ
・乳腺痛
・神経、特に坐骨神経の興奮による痙攣
また次に該当する人はエゾウコギエキスを摂取してはならない、あるいは摂取に当たって注意が必要とされています。
・妊娠中・授乳中の女性
・180/90mmHg以上の高血圧の人
・心臓病(アテローム性動脈硬化症・リウマチを原因とする心臓病)の人

エゾウコギエキスの相互作用:

エゾウコギエキスと次の薬・健康食品には相互作用があることが知られています。
・血液凝固抑制薬(血小板凝集阻害薬)
エゾウコギエキスには血液の凝固を抑制する作用があります。そのため血液凝固抑制薬(血小板凝集阻害薬)を使用している人がエゾウコギエキスを摂取すると、あざや出血のリスクが高まります。
・糖尿病治療薬
エゾウコギエキスは血糖値に影響を与えると考えられています。そのため糖尿病治療薬を使用している人がエゾウコギエキスを摂取すると、低血糖が引き起こされたり、あるいは糖尿病治療薬の効果を弱める恐れがあります。
・血糖値を下げる効果のあるハーブ
血糖値を下げる効果のあるハーブ、たとえばシナモン*とエゾウコギエキスを同時摂取すると低血糖を招く恐れがあります。
*関連健康食品ブログ:
シナモンの効能
・鎮痛薬や鎮痛効果のあるハーブ
・バルビツール系の薬
・カナマイシン
・肝臓で代謝(分解)されやすいシトクロムP450 1A2に分類される薬
エゾウコギエキスは肝臓で代謝(分解)されやすいシトクロムP450 1A2に分類される薬の代謝を抑制し、薬の副作用を強める恐れがあります。
シトクロムP450 1A2に分類される薬にはクロザピン・シクロベンザプリン・フルボキサミン・ハロペリドール・イミプラミン・メキシレチン・オランザピン・ペンタゾシン・プロプラノロール・タクリン・テオフィリン・ジロートン・ゾルミトルプタンなどがあります。
・肝臓で代謝(分解)されやすいシトクロムP450 2C9に分類される薬
エゾウコギエキスは肝臓で代謝(分解)されやすいシトクロムP450 2C9に分類される薬の代謝を抑制し、薬の副作用を強める恐れがあります。
シトクロムP450 2C9に分類される薬にはアミトリプチリン・ジアゼパム・ジロートン・セレコシシブ・ジクロフェナク・フルバスタチン・グリピジド・イブプロフェン・イルベサルタン・ロサルタン・フェニトイン・ピロキシカム・タモキシフェン・トルブタミド・トルセミド・ワルファリンなどがあります。
・肝臓で代謝(分解)されやすいシトクロムP450 3A4に分類される薬
エゾウコギエキスは肝臓で代謝(分解)されやすいシトクロムP450 3A4に分類される薬の代謝を抑制し、薬の副作用を強める恐れがあります。
シトクロムP450 3A4に分類される薬にはアミトリプチリン・クロザピン・コデイン・デシプラミン・ドネペジル・フェンタニル・フレカイニド・フルオキセチン・メペリジン・メサドン・メトプロロール・オランザピン・オンダンセトロン・トラマドール・トラゾドンなどがあります。

エゾウコギの うつ・うつ病への効能:

エゾウコギについてネット調べていた際に「エゾウコギ うつ」という検索キーワードが見られ、また一部のエゾウコギ サプリメント・エゾウコギ入り健康食品において、エゾウコギのうつ・うつ病への効能を謳う商品がありました。
しかし参考文献にエゾウコギの うつ・うつ病への効能の記述は見当たりませんでした。
したがいましてエゾウコギエキスにも、うつ・うつ病への効能はあまり期待できないものと思われます。
※エゾウコギの うつ・うつ病への効能関連ブログ:
エゾウコギ-うつ・うつ病への効果

エゾウコギとソラナックスとの相互作用:

同じく「エゾウコギ ソラナックス」という検索キーワードが見られましたが、参考文献に抗不安薬(精神安定薬)ソラナックスとエゾウコギとの相互作用の記述は見当たりませんでした。

エゾウコギエキスとは・エゾウコギエキスの効能 参考文献:

機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社

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