エルダーベリー色素とはハーブのエルダーベリーの果実から抽出された赤紫色の色素で、食品の着色料として使われている食品添加物です。
またエルダーベリー果汁もエルダーベリー色素と同様に食品の着色料として使われています。
エルダーベリーの効能についてまとめてあります。
エルダーベリー色素 目次:
エルダーベリーとは
エルダーベリーの栄養
エルダーベリーの効能
・エルダーベリーの循環器系への効能
・エルダーベリーの気管支系への効能
・エルダーベリーの肝臓への効能
・エルダーベリーの筋肉・皮膚・関節への効能
・エルダーベリーの感覚器への効能
・エルダーベリーの感染症への効能
・エルダーベリーのその他の効能
エルダーベリーの臨床試験での効能
エルダーベリーの効能の科学的有効性
エルダーベリーの摂取量
エルダーベリーの摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性
エルダーベリーの相互作用
エルダーベリーの用途
・薬用ハーブ
・エルダーベリーティー
・エルダーベリーフラワージュース
・エルダーベリー チンキ剤
・エルダーベリー色素
・エルダーベリー シャンプー
エルダーベリー色素・エルダーベリーの効能・栄養 参考文献
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エルダーベリーとは:
エルダーベリーとは、スイカズラ科ニワトコ属の植物で便秘・皮膚炎・風邪・インフルエンザなどへの効能が期待されているハーブです。
エルダーベリーはジュースしてもよく飲まれています(エルダーベリーフラワージュース)。
またエルダーベリーの果実から抽出された赤紫色の色素やエルダーベリー果汁が食品の着色料として使われています。
エルダーベリーの栄養:
エルダーベリーの実にビタミンA・ビタミンCなどのビタミンや目の健康に良いとされる色素のアントシアニンというファイトケミカルが多く含まれています。
エルダーベリーの効能:
エルダーベリーには次のような効能が期待されています。
(ただし必ずしも効能が科学的に確かめられているものばかりとは限りません)
エルダーベリーの循環器系への効能
・エルダーベリーの実・樹皮の便秘への効能
エルダーベリーの気管支系への効能
・エルダーベリーの実・花(エルダーベリーフラワー)の咳への効能
・エルダーベリーの実の扁桃炎への効能
・エルダーベリーの実の気管支炎への効能
・エルダーベリーの実の気管支炎予防への効能
エルダーベリーの筋肉・皮膚・関節への効能
・エルダーベリーの実のリウマチへの効能
・エルダーベリーの樹皮の関節炎への効能
・エルダーベリーの葉・樹皮の軽い火傷(やけど)・しもやけへの効能
・エルダーベリーフラワーの軽い傷への効能
・皮膚炎への効能
エルダーベリーの感覚器への効能
・エルダーベリーの実・エルダーベリーフラワーの副鼻腔炎(蓄膿症)への効能
・エルダーベリーフラワーの目の痛みへの効能
エルダーベリーの感染症への効能
・インフルエンザの症状改善への効能
・免疫力低下(免疫力を高める)への効能
・エルダーベリーの実・エルダーベリーフラワーのインフルエンザ・風邪への効能
・エルダーベリーの実・エルダーベリーフラワーのインフルエンザ・風邪予防への効能
・エルダーベリーの実のヘルペスへの効能
・エルダーベリーの実のHIV(エイズ)への効能
エルダーベリーのその他の効能
・エルダーベリーの実・エルダーベリーフラワーの発熱への効能
・エルダーベリーの実の発汗を促す効能
エルダーベリーの臨床試験での効能:
・健康な人を対象とした試験でエルダーベリー エキス(エルダーベリーの実の抽出物)の摂取によりサイトカインが有意に増加し免疫力低下(免疫力を高める)の効能が認められた
・インフルエンザ患者の試験においてエルダーベリー エキスを5日間摂取することで症状が早期に改善した
エルダーベリーの効能の科学的有効性:
効能の有効性レベルB(一つの信頼できる調査において有効性を確認)
・インフルエンザの症状改善への効能
※機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品までによる評価
効能の有効性レベル3(効能の可能性が科学的に示唆)
・インフルエンザへの効能
・副鼻腔炎への効能
※健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院による評価
エルダーベリーの摂取量:
参考文献にエルダーベリーの具体的な摂取量の基準は見当たりませんでした。
エルダーベリーの摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性:
エルダーベリー エキスの摂取は5日間までは安全とされています。
また加熱調理したエルダーベリーの実は安全ですが、生および熟していないエルダーベリーの実の摂取は悪心・嘔吐・激しい下痢などの副作用を引き起こす危険性があります。
また妊娠中・授乳中の女性はエルダーベリーを摂取してはならないとされています。
エルダーベリーの相互作用:
エルダーベリーおよびエルダーベリー エキスには次の薬との相互作用があることが知られています。
・免疫抑制薬
エルダーベリーには免疫力をアップさせる作用があると考えられています。
そのため免疫抑制薬を服用している人がエルダーベリーやエルダーベリー エキスを摂取すると、免疫抑制薬の効能を弱めてしまう恐れがあります。
免疫抑制薬にはアザチオプリン・バシリキシマブ・シクロスポリン・ダシリツマブ・ムロモナブ-CD3・ミコフェノレート・タクロリスム・シロリムス・プレドニゾン・コルチコステロイドなどがあります。
エルダーベリーの用途:
エルダーベリーには次のような用途があります。
薬用ハーブ
エルダーベリーの実・花(エルダーベリーフラワー)・葉が薬用ハーブとして用いられます。
エルダーベリーティー
エルダーベリーの葉を乾燥させたお茶(エルダーベリーティー)がハーブティーとして飲まれています。
※エルダーベリーティーの摂取量は乾燥させたエルダーベリーの葉小さじ1杯を1カップのお湯に10分間浸したハーブティーを1日3回までとされています。
エルダーベリーフラワージュース
エルダーベリーの花の浸出液がジュースとして飲まれています(エルダーベリーフラワージュース)。
エルダーベリー チンキ剤
エルダーベリーの実がチンキ剤として用いられています。
※エルダーベリー チンキ剤の摂取量は小さじ1/2杯のエルダーベリー チンキ剤を1日3回までとされています。
エルダーベリー色素
エルダーベリーの果実から抽出された赤紫色の色素およびエルダーベリー果汁が食品の着色料として使われています(エルダーベリー色素)。
エルダーベリー シャンプー
ペット用シャンプーにもエルダーベリーは使われています(エルダーベリー シャンプー)。
エルダーベリーの効能・栄養 参考文献:
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院
ハーブの安全性ガイド/フレグランス・ジャーナル社
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エルダーベリーの効能・栄養 解説本