カモミール茶の効能:カモミール茶にはジャーマンカモミール茶とローマンカモミール茶とがあり、特にジャーマンカモミール茶に胃炎・ストレス・アレルギー・不眠症などへの効能が期待されているハーブティーです。
カモミール茶の効能についてまとめてあります。
カモミール茶の効能 目次:
カモミール茶とは
カモミール茶の栄養
・ドライ カモミール茶の方が栄養豊富
カモミール茶の効能
・カモミール茶のアレルギーへの効能
・カモミール茶の循環器系への効能
・カモミール茶の消化器系への効能
・カモミール茶の神経系への効能
・カモミール茶の生殖器系への効能
・カモミール茶の泌尿器系への効能
カモミール茶の臨床試験での効能
カモミール茶の効能の科学的有効性
カモミール茶の摂取量
カモミール茶の摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性
・カモミール茶の副作用
・カモミール茶の摂取を控えた方がよい人
カモミール茶の相互作用
カモミール茶の利用法
・カモミール茶 アイス
・カモミール茶化粧水(カモミール茶 ローション)
・カモミール茶入浴剤
カモミール茶の効能・栄養 参考文献
オーガニック カモミール茶ほか、カモミール茶・カモミール入りハーブティー・カモミール紅茶・カモミール茶用フレッシュカモミール・ドライカモミール・カモミール茶の効能・利用法 解説本☆通販
カモミール茶とは:
カモミール茶とは、乾燥させたカモミール*の花をお湯に入れて飲むハーブティーです。
*カモミールにはキク科シカギク属のジャーマンカモミールとキク科カモマイル属のローマンカモミールとがあり、一般的にカモミール茶としてよく飲まれているのはローマンカモミールのカモミール茶です。
ローマンカモミールのカモミール茶はリンゴに似た香りがします。
(カモミールはカミツレ・カモマイルとも呼ばれます)
※関連ハーブ ブログ:
ジャーマンカモミールの効能
ローマンカモミールの効能
カミツレの効能
カモマイルの効能
またカモミール茶は他のハーブティー(例えばミントティー)とブレンドして飲まれたり、紅茶とブレンドしてもよく飲まれています(カモミール紅茶)。
カモミール茶の栄養:
カモミール茶にはアミノ酸や多糖類のほかに、フラボノイド・タンニン・アズレン・植物エステルなどのファイトケミカルが含まれています。
ドライ カモミール茶の方が栄養豊富
アズレンはドライ カモミール(乾燥させたカモミールの葉)にしか含まれていない栄養ですし、また他の栄養もフレッシュ カモミール(乾燥させていない生のままのカモミールの葉)よりもドライ カモミールの方が一般的に多く含まれています。
そのためドライ カモミールのカモミール茶(ドライ カモミール茶)の方が栄養が豊富です。
※特にフレッシュ カモミール茶(生カモミール茶)と表示されていない限り、ほとんどのカモミール茶はドライ カモミール茶です。
カモミール茶の効能:
カモミール茶には次のような効能が期待されています。
(ただし必ずしも効能が科学的に確かめられているものばかりとは限りません)
※カモミール茶の栄養でも述べましたようにアズレンをはじめとしたカモミールの有効成分はフレッシュ カモミール茶よりもドライ カモミール茶に多く含まれています。
そのためフレッシュ カモミール茶よりもドライ カモミール茶を飲んだ方がカモミール茶の効能がより多く期待できます。
カモミール茶のアレルギーへの効能
・アレルギー症状への効能
カモミール茶の消化器系への効能
・胃の不調への効能
・胃炎への効能
・大腸炎への効能
・下痢への効能
カモミールの神経系への効能
・ジャーマンカモミール茶の不眠症(睡眠障害)への効能
・リラックスへの効能(ストレスへの効能)
カモミール茶の生殖器系への効能
・月経痛への効能
・更年期障害への効能
カモミール茶の泌尿器系への効能
・膀胱炎への効能
・膀胱結石の予防への効能
・腎臓結石の予防への効能
カモミール茶の臨床試験での効能:
・心臓病患者12人にジャーマンカモミール茶を飲ませたところ10人が10分以内に眠った
カモミール茶の効能の科学的有効性:
参考文献にカモミール茶の効能の科学的有効性を示す記述は見当たりませんでした。
カモミール茶の摂取量:
参考文献にカモミール茶の具体的な摂取量の基準は見当たりませんでした。
カモミール茶の摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性:
参考文献にカモミール茶の具体的な摂取量上限(過剰摂取基準)の基準は見当たりませんでした。
なおカモミール茶の副作用・安全性については以下のとおりです。
カモミール茶の副作用
・高濃度のジャーマンカモミール茶は嘔吐の副作用を引き起こす危険性があります。
・カモミール茶、特にローマンカモミール茶は人によってはアレルギー反応(接触性皮膚炎・重篤な過敏症・アナフィラキシーショックなど)の副作用を引き起こすことがあります。
・ブタクサ・マリーゴールド・デイジーなどのキク科のハーブにアレルギーを引き起こす人がローマンカモミール茶を摂取するとアレルギー反応などの副作用を引き起こす危険性があります。
・ヤグルマギク・ヨモギなどの雛菊に強いアレルギーを引き起こす人がカモミール茶を摂取するとアレルギー反応などの副作用を引き起こす危険性があります。
カモミール茶の摂取を控えた方がよい人
・喘息の人は安全のためローマンカモミール茶を摂取を控えた方が賢明と思われます。
・参考文献に授乳中の女性は安全性が確認されていないためカモミールの使用を避けるべきとありました*。
ここでのカモミールとは恐らくカモミールの成分が濃縮されたカモミール アロマオイル(カモミール精油)*やカモミールサプリメント*のことを指し、カモミール茶のことではないと思われますが、(あくまで私見ですが)安全のため授乳中の女性の方はカモミール茶の摂取も控えた方が良いかもしれません。
*関連ハーブ・アロマオイル・ハーブ サプリメント ブログ:
カモミールの効能の「カモミールの摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性」
カモミール アロマの効能(作成中)
カモミール サプリメント(作成中)
カモミール茶の相互作用:
参考文献にカモミール茶と薬・サプリメント・他のハーブ・ハーブティーなどとの相互作用の記述は見当たりませんでした。
ただし、カモミール精油(カモミールオイル)やカモミール サプリメントにはいくつかの薬との相互作用がありますので注意が必要です。
詳しくはカモミールの効能の「カモミールの相互作用」をご覧ください。
カモミール茶の利用法:
カモミール茶はハーブティーとして飲む以外にも次のような利用法があります。
カモミール茶 アイス
カモミール茶はアイスのフレーバーとして利用されています(カモミール茶 アイス)。
カモミール茶化粧水(カモミール茶 ローション)
カモミール茶は化粧水(ローション)としても利用されています(カモミール茶化粧水・カモミール茶 ローション)。
※ただしキク科のハーブ・植物にアレルギーのある人はカモミールにもアレルギー症状を引き起こす可能性がありますので、カモミール茶化粧水(カモミール茶 ローション)の使用は避けた方が安全です。
カモミール茶入浴剤
カモミール茶はお風呂のお湯に入れて入浴剤としても利用されています(カモミール茶入浴剤)。
カモミールの効能・栄養 参考文献:
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院
ハーブの安全性ガイド/フレグランス・ジャーナル社
アロマテラピー事典/フレグランス・ジャーナル社
オーガニック カモミール茶ほか、カモミール茶・カモミール入りハーブティー・カモミール紅茶・カモミール茶用フレッシュカモミール・ドライカモミール☆通販
カモミール茶の効能・利用法 解説本