グァバとはフトモモ科バンジロウ属の植物で、葉に含まれるグァバ葉ポリフェノールに糖尿病予防・ダイエットへの効能が期待されている健康食品です。
グァバの効能と栄養についてまとめてあります。
グァバとは 目次:
グァバとは
グァバの栽培地
グァバの栄養
・グァバの実の栄養
・グァバ葉の栄養
グァバの効能
・グァバのダイエットへの効能
・グァバの内分泌・代謝系への効能
・グァバの消化器系への効能
・グァバの感染症・抗菌・抗ウイルスへの効能
・グァバのその他の効能
グァバの臨床試験での効能
グァバの効能の科学的有効性
グァバの摂取量
グァバの摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性
グァバ葉ポリフェノールの特定保健用食品(トクホ)表示
グァバの相互作用
グァバの利用法
・フルーツ
・グァバジュース
・キャンディー・ジャム・ゼリー・ネクター
・グァバジュース カクテル
・グァバ リキュール
・グァバ茶
・グァバ葉ポリフェノールの特定保健用食品(トクホ)
・漢方
グァバとは・グァバの効能・栄養 参考文献
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グァバとは:
グァバとはフトモモ科バンジロウ属の植物で、実はビタミンCが豊富なフルーツとして、葉は糖尿病予防やダイエットの効能を期待した漢方や健康茶・サプリメントの原料として利用されている健康食品です。
またグァバ葉に含まれるグァバ葉ポリフェノールの血糖値への効能が特定保健用食品(トクホ)として認められています。
グァバの栽培地:
グァバは主にカリブ海沿岸・中央アメリカ・南アメリカ北部・東南アジアなどの熱帯地方で栽培されており、日本では沖縄で栽培されています。
グァバの栄養:
グァバの実の栄養
グァバの実には各種のビタミン・ミネラルや食物繊維などの栄養が含まれていますが、中でもビタミンC・ベータカロチン・ナイアシン・カリウム・食物繊維が多く含まれています。
グァバ葉の栄養
グァバ葉にはビタミンB群・ビタミンC・ビタミンUなどの栄養のほか、食後血糖値の上昇を抑え糖尿病を予防する効能の期待されているグァバ葉ポリフェノール*やフラボノイドのケルセチン・多量のタンニン・リモネン・カリオフィレンなどのファイトケミカルが多く含まれています。
*グァバ葉ポリフェノールはグァバ葉にしか含まれていないポリフェノールです。
グァバの効能:
グァバには次のような効能が期待されています。
(ただし必ずしも効能が科学的に確かめられているものばかりとは限りません)
グァバのダイエットへの効能
・グァバ葉抽出物(グァバ葉エキス)に含まれるグァバ葉ポリフェノールの炭水化物の分解酵素の働きを妨げることによるダイエットへの効能
(低炭水化物ダイエットのような効果をもたらす効能)
グァバの内分泌・代謝系への効能
・グァバ茶の糖尿病への効能
・グァバ葉に含まれるグァバ葉ポリフェノールの食後血糖値の上昇を抑える作用による糖尿病予防への効能
・グァバ葉抽出物(グァバ葉エキス)に含まれるグァバ葉ポリフェノールの炭水化物の分解酵素の働きを妨げることによるダイエットへの効能
・グァバ葉に含まれるグァバ葉ポリフェノールの糖分の吸収を穏やかにする効能
グァバの消化器系への効能
・グァバ葉・グァバの実を煎じたものの腸炎への効能
・グァバ葉・グァバの実を煎じたものの下痢への効能
・グァバ葉・グァバの実を煎じたものの赤痢への効能
・未熟なグァバの実を乾燥させたものの胃潰瘍への効能
グァバの感染症・抗菌・抗ウイルスへの効能
・グァバ葉抽出物(グァバ葉エキス)の抗菌への効能
グァバのその他の効能
・グァバ葉抽出物(グァバ葉エキス)の炎症への効能
・グァバ葉抽出物(グァバ葉エキス)の止血への効能
グァバの臨床試験での効能:
・肥満気味で空腹時血糖値が100mg/dl以上の人がグァバ葉ポリフェノールを含有する飲料を食事と共に摂取したところ食後血糖値の上昇が抑えられた
・グァバ葉に含まれるグァバ葉ポリフェノールは特定保健用食品(トクホ)の審査において食事からの糖分の吸収を抑える効能の有用性が実証されている
・40歳以上の人に、ご飯200gを食べるときにグァバ茶を飲ませ白湯飲用時と比べたところ、グァバ茶飲用時の方が食後血糖値の上昇が有意に抑えられた
・空腹時血糖値が110mg/dl以上の成人男性にグァバ茶を食事時に1本3ヶ月間飲ませたところ、空腹時血糖値・インスリン分泌量が有意に下がった。またグァバ茶の飲用に際して副作用は認められなかった
グァバの効能の科学的有効性:
効能の有効性レベルA(複数の信頼できる調査において効能の有効性を確認)
・血糖値の上昇を抑えることによる糖尿病への効能
※機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品までによる評価
グァバの摂取量:
漢方においてグァバ葉の摂取量は1日9gとされています。
それ以外のグァバ葉・グァバ茶・グァバの実などの摂取量についての記述は参考文献に見当たりませんでした。
グァバの摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性:
・漢方においてグァバ葉の摂取量は1日9gまでとされています
・グァバ茶を糖分の吸収抑制効果発現量の3倍量を摂取しても下痢・腹痛・吐き気などの副作用は見られませんでした
グァバ葉ポリフェノールの特定保健用食品(トクホ)表示:
グァバ葉ポリフェノールを関与成分とする特定保健用食品(トクホ)に「血糖値が気になる方に適する」旨の表示が許可されています。
※関連健康食品ブログ:
グァバ葉ポリフェノール(作成中)
グァバの相互作用:
参考文献にグァバの相互作用の記述は見当たりませんでした。
グァバの利用法:
グァバには次のような利用法があります。
フルーツ
グァバの実がフルーツとして食されています。
グァバジュース
グァバの実がジュースとして飲まれています(グァバジュース)。
キャンディー・ジャム・ゼリー・ネクター
茹でたグァバの実がキャンディー・ジャム・ゼリー・ネクターなどに使われています。
グァバジュース カクテル
グァバジュースがカクテルに使われています(グァバジュース カクテル)。
グァバ リキュール
グァバの実をリキュールに浸けたお酒が飲まれています(グァバ リキュール)。
グァバ茶
グァバ葉を乾燥させたお茶がダイエット茶・健康茶として飲まれています。
関連健康茶ブログ:
グァバ茶の効能(作成中)
グァバ葉ポリフェノールの特定保健用食品(トクホ)
グァバ葉から抽出されたグァバ葉ポリフェノール入りの健康食品・サプリメントが糖尿病など血糖値が高い人向けの特定保健用食品(トクホ)として許可されています。
漢方
グァバ葉が漢方の原料として利用されています。
グァバとは・グァバの効能・栄養 参考文献:
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社
五訂増補食品成分表
最新サプリメント・ガイド/日本評論社
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