シナモンの血糖値への効果:シナモンは糖尿病による血糖値の上昇を抑える(血糖値を下げる)効果が期待されているスパイスです。
血糖値の上昇を抑える(血糖値を下げる)効果のほか、シナモンの効果についてまとめてあります。
シナモンの血糖値への効果 目次:
シナモンの効果
・シナモンの循環器系への効果
・シナモンの消化器系への効果
・シナモンの神経系への効果
・シナモンの内分泌・代謝系への効果
・シナモンの泌尿器系への効果
シナモンの効果の科学的有効性
シナモンの安全性
シナモンの摂取量目安
シナモンの薬物との相互作用
シナモンの用途
・スパイス
・漢方
・医薬品
・アロマオイル
シナモンの栄養
シナモンの血糖値への効果 参考文献
シナモン・シナモンパウダー・シナモンシュガー・シナモンの血糖値への効果・シナモン料理レシピ解説☆通販
シナモンの効果:
シナモンには、効果が未知数なものも含めて次のような効果が期待されています。
シナモンの循環器系への効果
・高血圧の改善効果
・血栓予防効果
・血行促進による冷え性改善効果
シナモンの消化器系への効果
・食欲増進効果
・下痢および吐き気の予防効果
・腸内ガスの排出促進
シナモンの神経系への効果
・鎮静および鎮痛作用
シナモンの内分泌・代謝系への効果
・血糖値降下作用による糖尿病などの高血糖改善効果
シナモンの泌尿器系への効果
・腎機能障害および夜尿症の改善効果
シナモンの効果の科学的有効性:
有効性レベル3
2型糖尿病の高血糖改善効果
上記以外のシナモンの効果については疫学調査などのデータが不足しているため未知数です。
※健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院による評価
シナモンの安全性:
シナモンをスパイスなど食品として摂取する限りではほとんどの方に安全ですが、シナモンオイルについては内服・皮膚への直接塗布ともに安全ではありません。
シナモンの摂取量目安:
今のところシナモンの過剰摂取による副作用は報告されていないため、摂取量の目安についても確かな基準はありません。
しかし、このことはシナモンに過剰摂取による副作用の心配がないことを保証するものではありませんので、シナモンおよびシナモン抽出物を配合したサプリメント・健康食品などを利用する場合は、必ず(その製品の)摂取量目安をお守りください。
シナモンの薬物との相互作用:
糖尿病治療で血糖降下薬を服用している場合は、シナモンを摂取すると血糖値が下がり過ぎるおそれがありますので、あらかじめ病院・薬局にご相談ください。
シナモンの用途:
スパイス
シナモンは主にお菓子や紅茶・カレーなどの香りづけとして利用されており、アップルパイやドーナツには欠かせないスパイスです。
スパイスとしての利用例
アップルパイ、ドーナツ、シナモントースト、シナモンパン、カレー、ソース、シナモンクッキー、プリン、チャイ、シナモンティー、カプチーノ*、シナモンスティックなど。
最近はシナモンロールというロールケーキが人気のようです♪
*私もカプチーノに入れるためにシナモンパウダーを持ち歩いています。成城石井でS&B オーガニック スパイスハーブのシナモンパウダーをよく買います。
漢方
シナモンは中国では桂皮と呼ばれ、生薬として多くの漢方に配合されています。冷え性・食欲不振などの改善に用いられています。
医薬品
シナモンは胃腸薬・咳止め・滋養強壮剤などの成分としても使われています。
アロマオイル
樹皮に含まれるオイルをシナモンオイルとしてアロマセラピーに用いることがありますが、刺激が強いため使用に当たっては注意が必要です。
シナモンの栄養:
シナモンはミネラル、特にカルシウム・鉄分・マンガンを大変多く含む食品ですが、摂取量が非常に少ないため五大栄養素摂取の観点からはあまり助けになりません。
むしろ、その香り成分に含まれているファイトケミカルの健康維持・増進効果が注目されている食品です。
特にプロアントシアニジンと呼ばれるポリフェノール系のファイトケミカルにインスリン様の血糖値降下作用があることから、糖尿病など高血糖疾患の治療効果に期待が寄せられています。
シナモンの血糖値への効果 参考文献:
機能性食品素材便覧/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院
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