ターメリックの効能:ターメリックはウコンとも呼ばれるインド原産のしょうが科の多年草植物でターメリックに含まれるファイトケミカルの一種クルクミンに抗酸化作用・肝臓機能強化の効能が期待されているスパイスです。
ターメリックの効能についてまとめてあります。
ターメリックの効能 目次:
ターメリックとは
ターメリックの用途
・スパイス(ターメリックパウダー)
・草木染め
ターメリックの栄養
ターメリックの効能
・ターメリックの循環器系への効能
・ターメリックの消化器系への効能
・ターメリックの内分泌・代謝系への効能
・ターメリックの皮膚への効能
・ターメリックの免疫系への効能
・ターメリックのその他の効能
ターメリックの臨床試験での効能
ターメリックの効能の科学的有効性
ターメリックの摂取量
ターメリックの過剰摂取による副作用・安全性
ターメリックの薬との相互作用
ターメリックの効能・副作用 参考文献
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ターメリックとは:
ターメリックはウコン*とも呼ばれるインド原産のしょうが科の多年草植物で、ターメリックに含まれるファイトケミカルの一種クルクミンに抗酸化作用・肝臓機能強化の効能が期待されているスパイスです。
*ターメリック関連健康食品ブログ:
ウコンの効能
ターメリックの用途:
スパイス(ターメリックパウダー)
ターメリックの根を剥いで乾燥させパウダー状にしたターメリックパウダー*はカレー粉の主成分であり、アジア料理でもスパイス・色づけに用いられています。またマスタード・たくあんの色づけにも使われます。
*ターメリック関連健康食品ブログ:
ターメリックパウダー(作成中)
※私はいつも料理やドリンクに入れるためにターメリックパウダーを持ち歩いていますw 成城石井でS&B オーガニック スパイスハーブのターメリック(ターメリックパウダー)をよく買います。
草木染め
ターメリックによる草木染めはターメリック染めとして知られています。衣服にカレーがつくと落ちづらいのは、カレーに含まれているターメリックの色素成分クルクミンが染料に使われるほどの作用を持つためです。
ターメリックの栄養:
ターメリックは五大栄養素の中ではカリウム・鉄分・ビタミンCを豊富に含みます。また抗酸化作用が注目されている色素成分クルクミン*が多く含まれています。
*ターメリック関連栄養成分ブログ:
クルクミンの効能
ターメリックの効能:
ターメリックには、効能が未知数なものも含めて次のような効能が期待されています。
ターメリックの循環器系への効能
・抗酸化作用によるLDLコレステロールの酸化抑制への効能
・血栓予防への効能
・動脈硬化予防への効能
ターメリックの消化器系への効能
・食欲不振・消化不良への効能
ターメリックの内分泌・代謝系への効能
・ターメリックに含まれるクルクミンが体内で変化した抗酸化物質テトラヒドロクルクミンの肝臓の解毒作用強化への効能
・胆汁分泌促進への効能
ターメリックの皮膚への効能
・ターメリックの外用による紫外線から皮膚を守る効能
(インドやマレーシアでは女性がターメリックを皮膚に塗る習慣があるそうです)
ターメリックの免疫系への効能
ターメリックに含まれるクルクミンの大腸がん・腎臓がん・皮膚がん・乳がん・前立腺がん予防への効能
(アメリカの国立がん研究所のデザイナーフーズ(がん予防効果の高い食品群)においてターメリックは、にんじん・キャベツ・にんにく・生姜・大豆などに次いで、がん予防効果の高い食品に位置づけられています)
そのためターメリックは定期的に摂取した方がよい食品(スパイス)とされています。
もっともターメリックを使った料理はカレーとターメリックライスぐらいでしょうから、定期的にターメリックを摂取しているのはインドとその周辺の国の方だけでしょうね^^;
ターメリックのその他の効能
・老化防止への効能
ターメリックの臨床試験での効能:
・平均年齢90歳の人に発酵ターメリック2g/日を12週間摂取させたところ、活性酸素で傷つけられるDNAの数が有意に減少した
ターメリックの効能の科学的有効性:
効能の有効性レベル3
消化不良改善への効能
上記以外のターメリックの効能については疫学調査などのデータが不足しているため未知数です。
※健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院による評価
ターメリックの摂取量:
ターメリックの摂取量は粉末ターメリック(ターメリックパウダー)で1日2-3g、大さじ2/3程度が適量とされています。
ターメリックの過剰摂取による副作用・安全性:
ターメリックをスパイスなど調味料として摂取する範囲(粉末ターメリック(ターメリックパウダー)で1日2-3g、大さじ2/3程度)では妊娠中・授乳中の方でも安全なようです(ただしターメリック サプリメントは妊娠中・授乳中の方には安全ではありません)。
それ以外の方でも、サプリメント・健康食品などで過剰かつ長期間ターメリックを摂取すると、消化管障害・肝障害のリスクが高まる副作用がありますので、必ず商品に記載の摂取量目安を守る必要があります。
また次に該当する場合にも、ターメリックを摂取することによる副作用の危険性が指摘されています。
・胆汁管障害、胆石の人
・胃潰瘍、胃酸過多の人
・クマリンや血小板凝集阻害作用のあるハーブ・サプリメント類との同時摂取(例えばメリロート)
ターメリックの薬との相互作用:
糖尿病治療で血圧降下薬を服用している場合は、ターメリックを摂取すると血圧が下がり過ぎるおそれがありますので、あらかじめ医師にご相談ください。
血液凝固抑制剤(抗凝固薬・抗血小板薬・抗血栓薬)を服用中の人も、ターメリックの摂取により あざや出血の可能性が高まるおそれがありますので同じく医師にご相談ください。
ターメリックの効能・副作用 参考文献:
最新栄養成分事典/主婦の友社
機能性食品素材便覧/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院
ウコンの力・発酵ターメリックほか、ターメリック健康食品@通販
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