ニッキ(肉桂)とは桂皮とも呼ばれる熱帯に生育するクスノキ科の常緑樹で、生薬に配合されたり、樹皮がスパイスとして料理やお菓子などに利用されています。
ニッキ(肉桂)の効能についてまとめてあります。
- 1 ニッキ(肉桂) 目次:
- 2 ニッキ(肉桂)とは:
- 3 ニッキ(肉桂)の効能:
- 3.1 ニッキ(肉桂)の循環器・血管系への効能
- 3.2 ニッキ(肉桂)の消化器系への効能
- 3.3 ニッキ(肉桂)の神経系への効能
- 3.4 ニッキ(肉桂)の内分泌・代謝系への効能
- 3.5 ニッキ(肉桂)の泌尿器系への効能
- 3.6 ニッキ(肉桂)の肌への効能
- 3.7 ニッキ(肉桂)の骨への効能
- 3.8 ニッキ(肉桂)の関節への効能
- 3.9 ニッキ(肉桂)のアレルギーへの効能
- 3.10 ニッキ(肉桂)の免疫力への効能
- 3.11 ニッキ(肉桂)の感染症への効能
- 3.12 ニッキ(肉桂)の殺菌・抗菌への効能
- 3.13 ニッキ(肉桂)の生殖器系への効能
- 3.14 ニッキ(肉桂)の癌(がん)への効能
- 3.15 ニッキ(肉桂)のその他の効能
- 4 ニッキ(肉桂)の効能の科学的有効性:
- 5 ニッキ(肉桂)の安全性・過剰摂取による副作用:
- 6 ニッキ(肉桂)の摂取量目安:
- 7 ニッキ(肉桂)の薬物との相互作用:
- 8 ニッキ(肉桂)の用途:
- 9 ニッキ(肉桂)の栄養:
- 10 ニッキ(肉桂)の効能 参考文献:
ニッキ(肉桂) 目次:
ニッキ(肉桂)とは
ニッキ(肉桂)の効能
・ニッキ(肉桂)の循環器系への効能
・ニッキ(肉桂)の消化器系への効能
・ニッキ(肉桂)の神経系への効能
・ニッキ(肉桂)の内分泌・代謝系への効能
・ニッキ(肉桂)の泌尿器系への効能
・ニッキ(肉桂)の肌への効能
・ニッキ(肉桂)の骨への効能
・ニッキ(肉桂)の関節への効能
・ニッキ(肉桂)のアレルギーへの効能
・ニッキ(肉桂)の免疫力への効能
・ニッキ(肉桂)の感染症への効能
・ニッキ(肉桂)の殺菌・抗菌への効能
・ニッキ(肉桂)の生殖器系への効能
・ニッキ(肉桂)の癌(がん)への効能
・ニッキ(肉桂)のその他の効能
ニッキ(肉桂)の効能の科学的有効性
ニッキ(肉桂)の安全性・過剰摂取による副作用
・ニッキ(肉桂)エキス・ニッキ(肉桂)錠剤・ニッキ(肉桂) サプリメントを摂取してはいけない人
(スパイスとしてニッキ(肉桂)を摂取する限りは妊娠中の方でも安全です)
・ニッキ(肉桂)の過剰摂取による副作用
ニッキ(肉桂)の摂取量目安
ニッキ(肉桂)の薬物との相互作用
ニッキ(肉桂)の用途
・スパイス
・漢方
・医薬品
・アロマオイル
ニッキ(肉桂)の栄養
ニッキ(肉桂)の効能 参考文献
ニッキ(肉桂)パウダー・ニッキ(肉桂)シュガー・ニッキ(肉桂)配合ハーブサプリメント・ニッキ(肉桂)入り健康茶・ニッキ(肉桂)ロールほか、ニッキ(肉桂)のお菓子・ニッキ(肉桂)のお菓子レシピ本・ニッキ(肉桂)料理レシピ本・ニッキ(肉桂)の効能 解説本☆通販
ニッキ(肉桂)とは:
ニッキ(肉桂)とは桂皮*とも呼ばれる熱帯に生育するクスノキ科の常緑樹で、生薬に配合されたり、樹皮がスパイスとして料理やお菓子などに利用されています。
ニッキ(肉桂)は糖尿病・高血糖の人の血糖値を下げる効能のほか、最近は毛細血管の老化防止への効能が期待されている健康食品です。
*関連健康食品ブログ:
桂皮の効能
ニッキ(肉桂)の効能:
ニッキ(肉桂)には、効能が未知数なものも含めて次のような効能が期待されています。
ニッキ(肉桂)の循環器・血管系への効能
・毛細血管を刺激することにより毛細血管の血行を促進する効能(毛細血管の血行不良改善への効能)
・高血圧の改善効能
・ニッキ(肉桂)エキス(ニッキ(肉桂)抽出物)の血栓予防への効能
・毛細血管の血行促進による冷え・冷え性改善への効能
・血管がもろくなるのを防ぐTie2(タイツー)*という成分を活性化させることによる血管・毛細血管の老化防止への効能
・血管がもろくなるのを防ぐTie2(タイツー)という成分を活性化させることによる血管・毛細血管を丈夫にする効能
・止血への効能(出血への効能)
*関連成分ブログ:
Tie2とは(作成中)
ニッキ(肉桂)の消化器系への効能
・胃を丈夫にする効能
・食欲増進への効能(食欲不振への効能)
・下痢の治療・予防への効能
・吐き気の予防への効能
・嘔吐の予防への効能
・腸内ガスの排出促進効能(お腹の張りへの効能)
・腸の蠕動運動促進作用による便秘解消への効能
・胃痙攣・痙攣性便秘など消化器官の痙攣を抑える効能
ニッキ(肉桂)の神経系への効能
・鎮静効能(神経の興奮を鎮めリラックスさせる効能)
・鎮痛への効能(痛みの病気・症状への効能)
・ニッキ(肉桂)エキス(ニッキ(肉桂)抽出物)の解熱への効能(発熱への効能)
・ニッキ(肉桂)およびニッキ(肉桂)オイル(ニッキ(肉桂)精油)に含まれるシンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)の睡眠時間延長への効能
・ニッキ(肉桂)およびニッキ(肉桂)オイル(ニッキ(肉桂)精油)に含まれるシンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)の解熱への効能(発熱への効能)
・ニッキ(肉桂)およびニッキ(肉桂)オイル(ニッキ(肉桂)精油)に含まれるシンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)の鎮静への効能(神経の興奮を鎮めリラックスさせる効能)
・ニッキ(肉桂)およびニッキ(肉桂)エキスの配合された漢方の頭痛への効能
・ニッキ(肉桂)およびニッキ(肉桂)エキスの配合された漢方の体の痛みへの効能
・痙攣を抑える効能
*関連成分ブログ:
シンナムアルデヒド(作成中)
ニッキ(肉桂)の内分泌・代謝系への効能
・血糖値降下作用による糖尿病などの高血糖改善への効能(血糖値を下げる効能)
ニッキ(肉桂)の泌尿器系への効能
・腎機能障害への効能
・尿失禁・夜尿症への効能
ニッキ(肉桂)の肌への効能
・毛細血管の老化防止効能によるシミ・シワの予防への効能
・毛細血管の老化防止効能による薄毛の予防への効能
ニッキ(肉桂)の骨への効能
・毛細血管の老化防止効能による骨粗しょう症の予防への効能
ニッキ(肉桂)の関節への効能
・関節痛への効能
・リウマチの症状緩和への効能
ニッキ(肉桂)のアレルギーへの効能
・ニッキ(肉桂)エキスのアレルギー症状を抑える効能
ニッキ(肉桂)の免疫力への効能
・ニッキ(肉桂)エキスの免疫力を高める効能
ニッキ(肉桂)の感染症への効能
・風邪の症状への効能
・扁桃炎(扁桃腺の腫れ)への効能
・のぼせへの効能
・感染症の予防への効能
ニッキ(肉桂)の殺菌・抗菌への効能
・ニッキ(肉桂)およびニッキ(肉桂)オイル(ニッキ(肉桂)精油)に含まれるシンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)の大腸菌・カンジダ菌への殺菌への効能
ニッキ(肉桂)の生殖器系への効能
・精力減退への効能
・ED(勃起不全)への効能
・睾丸ヘルニアへの効能
・月経痛を和らげる効能
・更年期障害への効能
・無月経への効能
・ピル(人工妊娠中絶薬)としての効能
ニッキ(肉桂)の癌(がん)への効能
・癌(がん)への効能
ニッキ(肉桂)のその他の効能
・毛細血管の老化防止効能による むくみ予防への効能
・水分代謝を調節する作用による「むくみ」への効能
・発汗を促す効能
ニッキ(肉桂)の効能の科学的有効性:
有効性レベル3(効くかもしれない)
2型糖尿病の高血糖改善への効能(血糖値を下げる効能)
上記以外のニッキ(肉桂)の効能については疫学調査などのデータが不足しているため未知数です。
※健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院による評価
ニッキ(肉桂)の安全性・過剰摂取による副作用:
ニッキ(肉桂)をスパイスなど食品として摂取する限りではほとんどの方に安全ですが、ニッキ(肉桂)オイル(ニッキ(肉桂)精油)については内服・皮膚への直接塗布ともに安全ではありません。
ニッキ(肉桂)エキス・ニッキ(肉桂)錠剤・ニッキ(肉桂) サプリメントを摂取してはいけない人
・妊娠中の女性はニッキ(肉桂)エキス・ニッキ(肉桂)錠剤・ニッキ(肉桂) サプリメントを摂取してはいけないとされています。
(ただしニッキ(肉桂)パウダー*・ニッキ(肉桂) スティックなど、ニッキ(肉桂)をスパイスとして摂取する限りでは妊娠中の女性にも安全です)
*関連健康食品ブログ:
ニッキ(肉桂)パウダーの効能(作成中)
・心臓病の人がニッキ(肉桂)を摂取すると心臓に悪影響を与えることがあります。
現時点ではニッキ(肉桂)の心臓への悪影響についての作用機序は明らかとはなっていませんが、作用機序が明らかになるまでは心臓病の人はニッキ(肉桂)の摂取を控えるか、注意して摂取することとされています。
・ニッキ(肉桂)やペルーバルサムにアレルギーのある人はニッキ(肉桂)を摂取してはいけません。
ニッキ(肉桂)の過剰摂取による副作用
具体的な過剰摂取の基準は明らかではありませんがニッキ(肉桂)を過剰摂取すると肝機能障害などの肝臓の病気を引き起こす危険性があります。
ですからニッキ(肉桂)は料理やお菓子にスパイスとして利用するか、カフェラテ等にニッキ(肉桂)パウダーをトッピングするときはニッキ(肉桂)の摂取量目安の補足にありますように0.6g(ニッキ(肉桂)パウダーの瓶を6振りが目安)の摂取に留めた方が安全と考えられます。
ニッキ(肉桂)の摂取量目安:
今のところニッキ(肉桂)の摂取量の目安については確かな基準はありません。
※その後TBS「はなまるマーケット」のニッキ(肉桂)特集で、ニッキ(肉桂)の摂取量の目安について紹介されていました。
大阪大学 微生物病研究所の高倉伸幸氏によれば、毛細血管の老化防止の効能が期待できるニッキ(肉桂)の1日の摂取量は0.6g、摂取量の目安としてはニッキ(肉桂)パウダーの瓶を一振りで0.1gのニッキ(肉桂)に相当するとのことでした。
ニッキ(肉桂)の薬物との相互作用:
ニッキ(肉桂)には次の薬との相互作用があることが知られています。
・糖尿病治療薬
糖尿病の治療で血糖降下薬を服用している場合は、ニッキ(肉桂)を摂取すると血糖値が下がり過ぎるおそれがありますので、糖尿病の治療中の方がニッキ(肉桂)を摂取する場合はあらかじめ病院・薬局にご相談ください。
・高血圧治療薬
高血圧の治療で血圧降下薬を服用している場合は、ニッキ(肉桂)を摂取すると血圧が下がり過ぎるおそれがありますので、高血圧の治療中の方がニッキ(肉桂)を摂取する場合はあらかじめ病院・薬局にご相談ください。
ニッキ(肉桂)の用途:
スパイス
ニッキ(肉桂)は主にお菓子や紅茶・カレーなどの香りづけとして利用されており、アップルパイやドーナツには欠かせないスパイスです。
スパイスとしての利用例
アップルパイ、ニッキドーナツ(肉桂ドーナツ)、ニッキベーグル(肉桂ベーグル)、ニッキトースト(肉桂トースト)、バナナ ニッキトースト(バナナ 肉桂トースト)、ニッキパン(肉桂パン)、ニッキカレー(肉桂カレー)、ニッキソース(肉桂ソース)、ニッキクッキー(肉桂クッキー)、ニッキプリン(肉桂プリン)、チャイ、ニッキティー(肉桂ティー)、カプチーノ*、ニッキココア(肉桂ココア)、ニッキケーキ(肉桂ケーキ)、ニッキシュガー(肉桂シュガー)、アップル ニッキジャム(アップル 肉桂ジャム)、ニッキスティック(肉桂スティック)、ニッキ肉まん(肉桂肉まん)、ニッキはちみつ(肉桂はちみつ)、ニッキホットケーキミックス(肉桂ホットケーキミックス)、ニッキミルク(肉桂ミルク)、ニッキミルクティー(肉桂ミルクティー)、ニッキ モカ(肉桂 モカ)、ニッキヨーグルト(肉桂ヨーグルト)、ニッキ八橋(肉桂八橋)、ニッキ離乳食(肉桂離乳食)、ニッキリキュール(肉桂リキュール)などなど、ニッキ(肉桂)のスパイスとしての食べ方は多岐にわたります。
※最近はニッキロール(肉桂ロール)というロールケーキが人気のようです♪
*私もカプチーノに入れるためにニッキ(肉桂)パウダーを持ち歩いています。成城石井でS&B オーガニック スパイスハーブのニッキパウダー(肉桂パウダー)をよく買います。
漢方
ニッキ(肉桂)は中国では桂皮と呼ばれ、生薬として多くの漢方に配合されています。冷え性・食欲不振などの改善に用いられています。
医薬品
ニッキ(肉桂)は胃腸薬・咳止め・滋養強壮剤などの成分としても使われています。
アロマオイル
樹皮に含まれるオイルをニッキオイル(肉桂オイル)としてアロマセラピーに用いることがありますが、刺激が強いため使用に当たっては注意が必要です。
ニッキ(肉桂)の栄養:
ニッキ(肉桂)はミネラル、特にカルシウム・鉄分・マンガンを大変多く含む食品ですが、摂取量が非常に少ないため五大栄養素摂取の観点からはあまり助けになりません。
むしろ、その香り成分に含まれているファイトケミカルの健康維持・増進効能が注目されている食品です。
特にプロアントシアニジンと呼ばれるポリフェノール系のファイトケミカルにインスリン様の血糖値降下作用があることから、糖尿病など高血糖疾患の治療効能に期待が寄せられています。
ニッキ(肉桂)の効能 参考文献:
機能性食品素材便覧/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院
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