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ネトル(イラクサ)

ネトル(イラクサ)の効能:ネトル(イラクサ)とはイラクサ科イラクサ属のハーブで貧血・不眠症・神経痛・リウマチ・前立腺肥大・関節痛などへの効能が期待されている健康食品です。
ネトル(イラクサ)の効能についてまとめてあります。

目次

ネトル(イラクサ) 目次:

ネトル(イラクサ)とは
ネトル(イラクサ)の栄養
ネトル(イラクサ)の効能
・ネトル(イラクサ)のアレルギーへの効能
・ネトル(イラクサ)の循環器系への効能
・ネトル(イラクサ)の消化器系への効能
・ネトル(イラクサ)の神経系への効能
・ネトル(イラクサ)の免疫系への効能
・ネトル(イラクサ)の生殖器系への効能
・ネトル(イラクサ)の内分泌・代謝系への効能
・ネトル(イラクサ)の泌尿器系への効能
・ネトル(イラクサ)の筋肉・皮膚・関節への効能
・ネトル(イラクサ)の感覚器への効能
・ネトル(イラクサ)の呼吸器系への効能
・ネトル(イラクサ)の成長・発達への効能
・ネトル(イラクサ)の感染症・抗菌・抗ウイルスへの効能
・ネトル(イラクサ)の癌(がん)への効能
・ネトル(イラクサ)のその他の効能
ネトル(イラクサ)の臨床試験での効能
ネトル(イラクサ)の効能の科学的有効性
ネトル(イラクサ)の摂取量
ネトル(イラクサ)の摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性
・ネトル(イラクサ)を摂取してはいけない人
・ネトル(イラクサ)を過剰摂取してはいけない人
・ネトル(イラクサ)の副作用
ネトル(イラクサ)の相互作用
ネトル(イラクサ)の用途
ネトル(イラクサ)の効能 参考文献
ネトル(イラクサ)茶(ネトル(イラクサ)ハーブティー)ほか、ネトル(イラクサ)商品・ネトル(イラクサ)の効能解説本☆通販

ネトル(イラクサ)とは:

ネトル(イラクサ)とはイラクサ科イラクサ属の植物で貧血・不眠症・神経痛・リウマチ・前立腺肥大・関節痛などへの効能が期待されている健康食品です。
ネトル(イラクサ)は葉を乾燥させてハーブティーとしてもよく飲まれています(ネトル(イラクサ)茶)。

ネトル(イラクサ)の栄養:

ネトル(イラクサ)にはベータカロチンビタミンCなどのビタミン、鉄分・カルシウム・カリウム・珪酸などのミネラルなどの栄養が含まれており、特に鉄分が多く含まれています。
そのためネトル(イラクサ)には貧血への効能が期待されています。
またネトル(イラクサ)にはアセチルコリン・ヒスタミンやインドール類(主にセロトニン)、クロロフィル(葉緑素)・β-シトステロール・スコポレチン・ケルセチン・ケンフェロール・ルチン*などのファイトケミカルが多く含まれています。
*関連健康食品ブログ:
ルチンは そば湯にあり

ネトル(イラクサ)の効能:

ネトル(イラクサ)には次のような効能が期待されています。
(ただし必ずしも効能が科学的に確かめられているものばかりとは限りません)

ネトル(イラクサ)のアレルギーへの効能

アレルギー、特にアレルギー性鼻炎への効能
・ネトル(イラクサ)の葉のハーブティー(ネトル(イラクサ)茶)の花粉症への効能(花粉症のアレルギー体質改善への効能)

ネトル(イラクサ)の循環器系への効能

・貧血への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の血行促進への効能
・止血への効能
・高血圧への効能(穏やかに血圧を下げる効能)
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の内出血・鼻血・血尿への効能
・ネトル(イラクサ)茶の血液清浄への効能
・ネトル(イラクサ)茶の血行不良への効能
・ネトル(イラクサ)茶の内出血への効能

ネトル(イラクサ)の消化器系への効能

・ネトル(イラクサ)の経口および外用の痔(内痔核)への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の胃酸過多への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎・ネトル(イラクサ)茶の下痢への効能
・ネトル(イラクサ)茶の小腸の病気への効能

ネトル(イラクサ)の神経系への効能

・ネトル(イラクサ)の外用の神経痛、特に坐骨神経痛への効能
不眠症(睡眠障害)への効能
・中枢神経鎮静への効能(イライラへの効能)
・痙攣への効能

ネトル(イラクサ)の免疫系への効能

・ネトル(イラクサ)の葉のリウマチへの効能
(ドイツではリウマチの治療にネトル(イラクサ)の生薬8~10g/日が用いられています)

ネトル(イラクサ)の生殖器系への効能

・月経過多への効能
・出血、特に子宮からの出血への効能
・乳分泌促進への効能
・血液活性への効能
・更年期障害への効能
・女性の思春期の病気への効能

ネトル(イラクサ)の内分泌・代謝系への効能

・ネトル(イラクサ)のハーブティー(ネトル(イラクサ)茶)の尿酸の排泄を促す効能
・痛風への効能
・高血糖への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の糖尿病など内分泌異常への効能

ネトル(イラクサ)の泌尿器系への効能

・利尿への効能
・ネトル(イラクサ)の葉の腎臓に砂が溜まる症状への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の腎結石への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の下部尿管の炎症への効能
・ネトル(イラクサ)の根のステージ1~2の良性前立腺肥大(前立腺がんを伴わない前立腺肥大)への効能
(ただし前立腺肥大を減らすわけではなく排尿困難の症状を軽くする効能)
・前立腺腫への効能
・軽症の夜間多尿症への効能

ネトル(イラクサ)の筋肉・皮膚・関節への効能

・ネトル(イラクサ)の葉・茎の皮膚の病気、特に湿疹への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の発赤への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の外傷への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の筋肉痛への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の関節痛への効能
・ネトル(イラクサ)の外用薬の頭皮・毛髪の病気への効能
・ネトル(イラクサ)の外用薬の虫刺されへの効能
・ネトル(イラクサ)の外用薬の火傷(やけど)への効能
・ネトル(イラクサ)の生の葉の虫刺されへの効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の骨関節炎への効能

ネトル(イラクサ)の感覚器への効能

・ネトル(イラクサ)の外用の鼻血への効能

ネトル(イラクサ)の呼吸器系への効能

・ネトル(イラクサ)の葉・茎の喘息への効能
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の肺充血への効能
・ネトル(イラクサ)茶の肺の粘液排出への効能

ネトル(イラクサ)の成長・発達への効能

・ネトル(イラクサ)の煎液の小児のひきつけへの効能

ネトル(イラクサ)の感染症・抗菌・抗ウイルスへの効能

・ネトル(イラクサ)の葉・茎の尿路感染症への効能
・ネトル(イラクサ)茶の赤痢への効能

ネトル(イラクサ)の癌(がん)への効能

・ネトル(イラクサ)の葉・茎のへの効能

ネトル(イラクサ)のその他の効能

・滋養強壮薬としての効能
・ネトル(イラクサ)の生の葉の毒蛇の噛み傷への効能(解毒・毒消しへの効能)
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の老化防止への効能

ネトル(イラクサ)の臨床試験での効能:

・セイヨウネトル(イラクサ)の葉・茎の液汁がアレルギー性鼻炎の症状緩和に役立つ可能性が示唆された
・心筋性または慢性の静脈不全症患者がネトル(イラクサ)を摂取したところ利尿効果が見られた
・60歳以上の前立腺腫に対してネトル(イラクサ)のエタノール抽出物(ネトル(イラクサ)葉エキス)の効果が見られた

ネトル(イラクサ)の効能の科学的有効性:

効能の有効性レベルB(一つの信頼できる調査において有効性を確認)

・利尿への効能
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品までによる評価

ネトル(イラクサ)の摂取量:

参考文献にネトル(イラクサ)の具体的な摂取量の基準は見当たりませんでした。

ネトル(イラクサ)の摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性:

参考文献にネトル(イラクサ)の具体的な摂取量上限(過剰摂取基準)や過剰摂取による副作用の記述は見当たりませんでした。

ネトル(イラクサ)を摂取してはいけない人

・妊娠中・授乳中の女性はネトル(イラクサ)、特にネトル(イラクサ)の葉・茎の摂取は避けることとされています
・心臓病・腎臓病からくる浮腫がある人はネトル(イラクサ)の摂取を避けることとされています

ネトル(イラクサ)を過剰摂取してはいけない人

・うっ血性心不全の人がネトル(イラクサ)を過剰摂取すると症状を悪化させる危険性があります
・腎機能障害の人がネトル(イラクサ)を過剰摂取すると症状を悪化させる危険性があります
・糖尿病の人がネトル(イラクサ)を過剰摂取すると症状を悪化させる危険性があります

ネトル(イラクサ)の副作用

・ネトル(イラクサ)の根の摂取によりの不快感・多汗・アレルギー性皮膚炎の副作用が生じることがあります
・ネトル(イラクサ)の葉・茎の外用により皮膚のかゆみ・かぶれの副作用が生じることがあります

ネトル(イラクサ)の相互作用:

ネトル(イラクサ)およびネトル(イラクサ)茶には次の薬・サプリメント・ハーブとの相互作用があることが知られています。
・血液凝固抑制薬(抗凝血薬)
ネトル(イラクサ)の葉・茎をパセリ・オオバコ*・アルファルファ**などのビタミンKを多く含むハーブと同時摂取すると血液凝固抑制薬(抗凝血薬)の効果を弱める恐れがあります。
血液凝固抑制薬にはアスピリン・クロピドグレル・ジクロフェナク・イブプロフェン・ナプロキセン・ダルテパリン・エノキサパリン・ヘパリン・ワルファリンなどがあります。
*関連ハーブ ブログ:
オオバコの効能
**関連ハーブ ブログ:
アルファルファの効能
・糖尿病治療薬(血糖降下薬)
ネトル(イラクサ)の葉・茎には血糖値を下げる作用があると考えられています。
そのため糖尿病治療薬(血糖降下薬)を服用している人がネトル(イラクサ)の葉・茎を摂取すると血糖値が下がり過ぎる危険性があります。
糖尿病治療薬にはグリメピリド・グリブリド・インスリン・ピオグリタゾン・クロロプロパミド・グリピジド・トルビタミドなどがあります。
・高血圧治療薬
ネトル(イラクサ)の葉・茎には血圧を下げる作用があると考えられています。
そのため高血圧治療薬(降圧薬)を服用している人がネトル(イラクサ)の葉・茎を摂取すると血圧が下がり過ぎる危険性があります。
高血圧治療薬にはカプトプリル・エナラプリル・ロサルタン・バルサルタン・ジルチアゼム・アムロジピン・ヒドロクロロチアジド・フロセミドなどがあります。
・鎮静薬(CNS抑制薬)
ネトル(イラクサ)の葉・茎の過剰摂取は眠気を引き起こす可能性があります。
そのため鎮静薬(CNS抑制薬)とネトル(イラクサ)の葉・茎を併用すると過度の眠気を引き起こす危険性があります。
鎮静薬にはクロナゼパム・ロラゼパム・フェノバルビタール・ゾルピデムなどがあります。
・ワルファリン
ネトル(イラクサ)の葉・茎には多量のビタミンKが含まれていますが、ビタミンKには血液凝固を促進させる作用があります。
そのためワルファリンを服用している人がネトル(イラクサ)の葉・茎を摂取するとワルファリンの治療効果を弱める恐れがあります。

ネトル(イラクサ)の用途:

ネトル(イラクサ)には次のような用途があります。
・ネトル(イラクサ)の全草を乾燥させたものの薬用ハーブとしての用途
・ネトル(イラクサ)の葉を乾燥させたお茶(ネトル(イラクサ)茶*)のハーブティーとしての用途
・ネトル(イラクサ)の若芽の山菜としての用途
・スープ料理の具としての用途
・ネトル(イラクサ)の皮の繊維としての用途
またネトル(イラクサ)の葉の抽出物(ネトル(イラクサ)葉エキス)のサプリメント**としての用途。
*関連健康食品ブログ:
ネトル(イラクサ)茶の効能(作成中)
***関連健康食品ブログ:
ネトル(イラクサ)葉エキス(作成中)
ネトル(イラクサ)サプリメント(作成中)

ネトル(イラクサ)の効能 参考文献:

機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院

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