ファビノールの飲み方は、ファビノールの糖質・炭水化物の吸収を抑えるダイエット効果を考慮しますと食前に飲む飲み方が適当と思われます。
ファビノールの飲み方と効果についてまとめてあります。
ファビノールの飲み方 目次：
ファビノールとは
ファビノールの効果
・ファビノールの循環器系への効果
・ファビノールの泌尿器系への効果
・ファビノールのダイエット・肥満への効果
ファビノールの臨床試験での効果
ファビノールの効果の科学的有効性
ファビノールの摂取量
ファビノールの飲み方
ファビノールの過剰摂取による副作用
ファビノールの相互作用
ファビノールの利用法
ファビノールの飲み方・効果 参考文献
DHCファビノール・白いんげん豆エキスほか、ファビノール サプリメント・ファビノール入り健康食品☆通販
ファビノールとは：
ファビノールとは、いんげん豆*、特に白いんげん豆に多く含まれる肥満の人のダイエット効果が期待されているファイトケミカルです。
*関連健康食品ブログ：インゲン豆の種類・栄養
ファビノールの効果：
ファビノールには次のような効果が期待されています。
ファビノールの循環器系への効果
・ファビノールを含む いんげん豆の鞘の抽出物とイナゴ豆の抽出物との同時摂取による脂肪の排泄を促すダイエット効果
ファビノールの泌尿器系への効果
・ファビノール含む いんげん豆の鞘の、排尿困難の症状への治療薬の治療効果を高める効果
ファビノールのダイエット・肥満への効果
・ファビノールを含む いんげん豆の鞘の抽出物とイナゴ豆の抽出物との同時摂取による、肥満の人のコレステロール値を下げる効果
ファビノールの臨床試験での効果：
・肥満の男女52名を対象とした二重盲検試験において、ファビノールを含む いんげん豆抽出物150mgとイナゴマメ抽出物25mgの組み合わせを3ヵ月摂取させたところ、血中コレステロール値が低下し、さらに9ヶ月継続摂取した結果、LDLコレステロール（悪玉コレステロール）が低下し、4人が摂取停止2週間後に脂質の便中排泄が促進した
・肥満の人を対象とした二重盲検試験において、ファビノールを含む いんげん豆抽出物445mg/日を30日間、炭水化物豊富な食事(1日の摂取カロリーは2,000-2,200キロカロリーに制限)の前に摂取させたところ、体重・BMI・脂肪量・脂肪組織厚・ウエスト・ヒップ・大腿周の減少が見られた
ファビノールの効果の科学的有効性：
参考文献にファビノールの効果の科学的有効性を示すデータは見当たりませんでした。
ファビノールの摂取量：
ダイエット効果をはじめとしたファビノールの効果が期待される摂取量は1日700mg前後と考えられています。
市販のファビノール サプリメントは大体この基準量を満たしているようです。
ファビノールの飲み方：
ファビノールの飲み方は、ファビノールの糖質の吸収を阻害するダイエット効果を考慮しますと食前に飲むのが適当と思われます。
ファビノールの臨床試験での効果に掲載した臨床試験でも、ファビノールを含む いんげん豆抽出物を食前に飲んでいます。
ファビノールの摂取量上限（過剰摂取基準）・副作用：
具体的なファビノールの摂取量上限（過剰摂取基準）は定かではありませんが、ファビノールを含む白いんげん豆を過剰摂取しますと次のような副作用を生じることがあります。
・下痢
・吐き気・嘔吐
・胃痛
なお以前に「あるある大事典」でファビノールが多く含まれている白いんげん豆を2,3分煎ったものを食べるとダイエット効果が期待できるとの放送がなされ、そのようにして調理した白いんげん豆を大量に食べた人の間で嘔吐や下痢などの食中毒の症状が多発した事件がありました。
厚生省の調査によれば食中毒の原因は、加熱不足の白いんげん豆に残留したレクチンの大量摂取によるものとのことです。
生や生に近い白いんげん豆の大量摂取は大変危険ですのご注意ください。
（生の白いんげん豆の「鞘」は少量の摂取でも、胃のむかつき・嘔吐・下痢などの副作用を引き起こすことがあります）
ファビノールの相互作用：
参考文献にファビノールと薬・他のサプリメント・健康食品との相互作用の記述は見当たりませんでした。
ファビノールの利用法：
ダイエット効果を期待したファビノール配合サプリメント・健康食品が数多く販売されています。
ファビノールの飲み方・効果 参考文献：
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで／薬事日報社
DHCファビノール・白いんげん豆エキスほか、ファビノール サプリメント・ファビノール入り健康食品☆通販
※なお同じく白いんげん豆に多く含まれるファイトケミカル、ファセオラミンにもファビノール同様のダイエットをはじめとした効果・効能が期待されているようです。
関連健康食品ブログ：ファセオラミン ダイエット