プランテーンの効能

・過敏性腸症候群（IBS）に対するリパーゼ阻害薬の副作用（胃腸障害）の予防への効能
・MPFFとの併用による潰瘍性大腸炎の再発予防への効能
・胃カタル・十二指腸カタルへの効能
・プランテーン外皮の便秘への効能
・慢性の便秘・裂肛・痔への効能
・下剤の補助治療としての効能
・プランテーン種子を煎じたものの便秘への効能
・プランテーン種子の下痢への効能
・プランテーン種子を炒ったのち研いだ粉末の胃潰瘍・急性胃腸炎・慢性胃腸炎への効能
・プランテーンに含まれる配糖体プランタジンの胃の消化液分泌促進への効能
・妊娠中の女性の便秘解消への効能

プランテーンの神経系への効能

・プランテーン種子のアルコール抽出物の副交感神経興奮作用（リラックス効果）
・頭痛への効能

プランテーンの内分泌・代謝系への効能

・2型糖尿病（遺伝性ではなく生活習慣病に属する糖尿病）への効能

プランテーンの生殖器系への効能

・婦人病への効能

プランテーンの泌尿器系への効能

・利尿作用
・浮腫への効能
・膀胱炎・血尿への効能
・尿酸や塩化ナトリウムの排泄促進への効能
・プランテーンに含まれるオークビンの腎臓からの尿酸分泌促進への効能
・プランテーンの葉の利尿薬としての効能
・尿道炎・腎臓障害への効能

プランテーンの皮膚・関節への効能

・生のプランテーンの葉の潰したものの虫刺されへの効能
・プランテーン種子の油膏の皮膚炎への効能

プランテーンの感覚器への効能

・結膜炎への効能

プランテーンの呼吸器への効能

・プランテーンに含まれるプランタジンの鎮咳効果、特に子供の咳への効能
・プランテーンの濃縮煎剤の慢性気管支炎への効能
・痰を取り除く効能
・プランテーンの全草の肺炎への効能
・肋膜炎への効能
・蓄膿症（副鼻腔炎）への効能

プランテーンのダイエットへの効能：

・体重のコントロール（ダイエット*）への効能
*関連ダイエットブログ：ダイエット食品・カロリー・ダイエット運動日記

プランテーンの感染症への効能

・淋病への効能

プランテーンの癌（がん）への効能

・プランテーンの全草および種子の癌への効能

プランテーンのその他の効能

・消炎効果
・プランテーン種子のめまいへの効能
・発熱への効能

▲ プランテーンの効能 Top

プランテーンの臨床試験での効能：

・プランテーン種子を高血圧の人に摂取させたところ、約50%の人に血圧低下の効果が見られた
・プランテーンの濃縮煎剤を慢性気管支炎の人に摂取させたところ、80%の治癒率が見られた
・ヨーロッパからインドに生息するプランテーン（サイリウム）の種皮を4g含む食品を毎日、一週間摂取させたところ、排便量・排便回数が有意に増加した
・プランテーン種皮あるいはプランテーン種子を1日に10~12g、7週間以上摂取させたところ、総コレステロール値が3~14%、LDLコレステロール値が5~10%低下した
・プランテーン種皮あるいはプランテーン種子を1日に10~12g、6ヵ月以上摂取させたところ、LDL/HDLコレステロール比が有意に低下した
・プランテーン種皮の摂取により便秘や下痢の解消、腹痛の軽減、体調回復などの効果が見られた
・2型糖尿病および高コレステロール血症の人がプランテーンを摂取したところ、食後血糖値・総コレステロール値・LDLコレステロール値が低下した
・プランテーン種子10gを1日2回摂取した際の潰瘍性大腸炎の再発予防効果は、メサラミン（クローン病などの潰瘍性大腸炎の治療薬）500mgを1日3回服用した効果に匹敵した
※なお、これらの臨床試験での効能は主にサイリウム*と呼ばれるヨーロッパからインドにかけて生息しているプランテーンによるもので、日本に生息しているプランテーンの臨床試験での効能の検証については十分ではありません。
*関連ハーブブログ：サイリウム種皮

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プランテーンは次の薬・ハーブ・サプリメントとの相互作用があるので摂取に当たっては注意が必要です。
・ワルファリン
プランテーンに多量に含まれるビタミンKがワルファリンの血液凝固抑制作用を弱める恐れがあります。
そのためワルファリン服用中の人がプランテーンの摂取を望まれる場合には、あらかじめ医師に相談の上摂取することが望まれます。
・緩下作用のあるハーブ
アロエ*・梅擬（ウメモドキ）・カスカラサグラダ・フラングラ・ダイオウ・センナなどのハーブには強力な緩下作用があるため、これらのハーブとプランテーンを併用すると下痢や消化管痙攣を引き起こすことがあります。
*関連健康食品ブログ：アロエの効能
またプランテーンには薬・ハーブ・サプリメントの消化管の通過時間を短くする作用があるため、プランテーンを薬・ハーブ・サプリメントと同時摂取すると薬・ハーブ・サプリメントの効果を弱める恐れがあります。
そのためプランテーンと薬・ハーブ・サプリメントを併用する場合は摂取間隔を最低でも1時間（プランテーンを常用している場合は3時間）ずらす必要があります。

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