桑の効能:桑はイラクサ目クワ科クワ属の植物の総称で、古くから漢方や健康茶の原料として親しまれている健康食品です。
桑には利尿・高血圧・高血糖(糖尿病)などへの効能が期待されています。
桑の効能についてまとめてあります。
桑の効能 目次:
桑とは
桑の品種
桑の栄養
桑の効能
・桑の循環器・血管系への効能
・桑の内分泌・代謝系への効能
・桑の消化器系への効能
・桑の神経系への効能
・桑の泌尿器系への効能
・桑の肝臓への効能
・桑の腎臓への効能
・桑の筋肉・皮膚・関節への効能
・桑の感覚器への効能
・桑の呼吸器への効能
・桑の肥満への効能
・桑の感染症への効能
・桑の癌への効能
・桑のその他の効能
桑の臨床試験での効能
桑の効能の科学的有効性
桑の摂取量
桑の摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性
・桑を摂取してはいけない人
・桑の摂取にあたって注意が必要な人
・桑の副作用
桑の相互作用
桑の食べ方・使い方
・生食
・天ぷら
・漢方・生薬
・桑酒
・桑の葉エキス
・桑の葉茶
桑の花言葉
桑の学名・和名・英語名
桑の効能 参考文献
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桑とは:
桑とはイラクサ目クワ科クワ属の植物の総称で、古くから漢方(漢方薬)や健康茶の原料として親しまれている健康食品です。
桑には利尿・高血圧・高血糖(糖尿病)などへの効能が期待されています。
桑の品種:
桑の主な品種はヤマグワ(山桑)・マグワ・ホワイトマルベリー・ブラックマルベリーなどです。
桑の栄養:
桑の葉にはビタミンB1・ベータカロチン・エルゴステロール・フラボノイド、1-デオキシノジリマイシンなど、桑の実にはビタミンC・鉄分・カリウム・ルチン・ペクチンアントシアニン・ポリフェノールなどの栄養が多く含まれています。
桑の効能:
桑の葉・実・根皮・枝などには次のような効能が期待されています。
(ただし必ずしも効能が科学的に確かめられているものばかりとは限りません)
桑の循環器・血管系への効能
・桑の枝の動脈硬化の予防への効能
・桑の葉・根皮・枝の高血圧への効能
・桑の実の果実酒の低血圧への効能
・桑の根皮の配合された漢方の高血圧への効能
・桑の葉の高血圧・高脂血症の予防への効能
・桑の葉のエキスのコレステロール・中性脂肪・血圧の値を下げる効能(動物実験からの示唆)
桑の内分泌・代謝系への効能
・桑の根皮の糖尿病への効能(血糖値を下げる効能)
・桑(ブラックマルベリー)の葉の血糖値を下げる効能
・桑の葉の糖尿病の予防への効能
・桑の葉に特有の成分である1-デオキシノジリマイシンのブドウ糖の吸収を阻害する作用による血糖値の上昇を抑える効能
桑の消化器系への効能
・桑の実に含まれるペクチンの便秘への効能
・桑の葉の腹痛・下痢への効能
桑の神経系への効能
・無力感への効能
・桑の実で作られた果実酒の不眠症への効能
・桑の実のイライラして眠れないタイプの不眠への効能
・桑の葉の頭痛への効能
桑の泌尿器系への効能
・桑の根皮・桑の実の果実酒・桑の葉・桑の葉茶の利尿作用による「むくみ」への効能
・桑の実の尿失禁への効能
桑の肝臓への効能
・桑の葉のエキスの脂肪肝への効能や肝機能改善の効能(動物実験からの示唆)
桑の腎臓への効能
・腎臓病への効能
・桑の漢方の腎臓病への効能
桑の筋肉・皮膚・関節への効能
・桑の実の鎮痛作用による腰痛や膝の痛みへの効能
・桑の小枝のリウマチの痛みへの効能
・桑の葉茶のアトピー性皮膚炎の症状改善への効能
桑の感覚器への効能
・桑の実の目のかすみ・耳鳴りへの効能
・桑の葉の目の病気全般・鼻血・慢性鼻炎への効能
桑の呼吸器への効能
・桑の根皮の炎症・痰・咳・気管支炎・喘息への効能
・桑の実や葉の咳への効能
桑の肥満への効能
・桑の葉のエキスの脂肪の蓄積を抑制し排泄を増やす作用による体脂肪、特に内臓脂肪への効能(動物実験からの示唆)
桑の感染症への効能
・桑の葉の風邪・インフルエンザへの効能
桑の癌への効能
・桑の葉のエキスの緑黄色野菜や緑茶と同等の癌予防への効能(動物実験からの示唆)
桑のその他の効能
・桑の葉の煎液や桑の実の果実酒の滋養強壮効果や脚気への効能
桑の臨床試験での効能:
・現在までのところ上述の桑の効能は、いずれもヒトでの十分な科学的実証は得られていないようです。
桑の効能の科学的有効性:
参考文献に桑の効能の科学的有効性を示す記述は見当たりませんでした。
桑の摂取量:
参考文献に桑の具体的な摂取量の記述は見当たりませんでした。
桑の摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性:
参考文献に桑の摂取量上限(過剰摂取基準)の記述は見当たりませんでした。
桑を摂取してはいけない人
・妊娠中・授乳中の女性(十分な安全性が確認されていないため)
桑の摂取にあたって注意が必要な人
・糖尿病の治療を受けている人(桑の葉に血糖値を下げる作用があり、薬との相乗作用で血糖値が下がり過ぎて低血糖に陥る可能性があるため)
桑の副作用
・参考文献に桑の摂取に伴う副作用の記述は見当たりませんでした。
桑の相互作用:
桑には次の薬との間に有害な相互作用があることが知られています。
・糖尿病治療薬(血糖降下薬)
桑の葉には血糖値を下げる作用があると考えられています。
そのため糖尿病治療薬(血糖降下薬)を服用している人が桑の葉や桑の葉エキスを摂取すると糖尿病治療薬(血糖降下薬)の治療効果を強めてしまい低血糖に陥る危険性があります。
糖尿病治療薬を服用している人が桑の葉や桑の葉エキスを摂取する場合は必ず医師にご相談ください。
糖尿病治療薬にはグリメピリド・グリブリド・インスリン・ピオグリタゾン・クロロプロパミド・グリピジド・トルビタミドなどがあります。
桑の食べ方・使い方:
桑には次のような食べ方・使い方があります。
生食
桑の実*は生食で食されています。
*桑 関連健康食品ブログ
桑の実の効能
天ぷら
柔らかい桑の葉は天ぷらとして食されています。
漢方・生薬
桑は五虎湯(ごことう)、清肺湯(せいはいとう)などの漢方の原料として利用されています。
またログワの根皮は桑白皮(そうはくひ)という生薬として使われています。
桑酒
桑をリキュールなどのお酒に漬けたものが果実酒として飲まれています(桑酒*)。
*桑 関連健康食品ブログ:
桑酒の効能(作成中)
桑の葉エキス
桑の葉の抽出物(桑の葉エキス)*がサプリメント・健康食品として販売されています。
*桑 関連健康食品ブログ:
桑の葉の効能
桑の葉エキスの効果(作成中)
桑の葉茶
桑の葉のお茶が健康茶として飲まれています(桑の葉茶*)。
*桑 関連健康食品ブログ:
桑の葉茶の効能(作成中)
養蚕業におけるカイコの餌
かつて養蚕業が盛んだった頃には、桑はカイコの餌として欠かせない植物でした。地図に桑の記号があるくらい、昔は至る所に桑畑があったようです。
桑の花言葉:
桑の花言葉は「知恵」「共に死ぬ」「彼女のすべてが好き」などですが、ブラックマルベリーには特に「あなたを助ける気はない」という意味があるようです。
桑の学名・和名・英語名:
桑の取れる桑の学名・和名・英語名は次のとおりです。
桑の学名:Morus bombycis Koidz(Morus alba, Morus nigra
桑の和名:桑
桑の英語名:Mulberry
桑の効能 参考文献:
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社
桑の葉茶・桑の葉エキス・桑の葉青汁・桑の葉粒ほか、桑の健康食品☆通販