11月12日放送のNHK「Rの法則」は「焼き芋の季節がやってきた!達人が教える簡単激ウマ調理法!ももち直伝?オナラのごまかし方」と題する内容でした。
なかでも興味を引いたのは、オナラ対策の話です。
焼き芋と一緒に脂肪分を摂取すると消化酵素の働きでオナラが減少する?
焼き芋は食物繊維が豊富なため食べるとオナラが出やすくなると言われていますが、焼きイモについてまわる「オナラ」の悩み研究の第一人者?瓜田教授によれば、オナラを減らすには食べた食物繊維が大腸にたどりつくまでに多く消化されると良いとのことで、その対策の一つが脂肪分の多い食品を一緒に食べることだそうです。
これは焼き芋とバターや生クリームなどの脂肪分の多い食品を一緒に食べると、脂肪を分解するために消化酵素が大量に分泌されるため、この消化酵素によって食物繊維の消化が促され、その結果オナラ(=腸内のガス)の量が減少するというものです。
残念ながら焼き芋の食物繊維は消化酵素によっても消化されない…
ところが詳しく調べてみますと食物繊維とは「消化酵素によっても消化されない食物の総称」とあります。
しかし、もしかして脂肪を消化する消化酵素のリパーゼは例外なのかもしれないと思い「食物繊維 リパーゼ」で絞り込み検索してみましたが、表示された情報は「食物繊維がリパーゼの働きを阻害する」というものばかりで、肝心のリパーゼが食物繊維を消化する旨の情報を見つけることはできませんでした。
ですので最初、(焼き芋ではありませんが)道産子の大好物のじゃがバターはオナラ対策に有効だったのか!と思いましたが、どうもこの情報は信憑性に欠ける気がします。
もっとも焼き芋と一緒に脂肪分を摂取してもオナラ対策にはならないかもしれませんが、そうかといって特に害もないような気は致しますが…