白いんげん豆の栄養:白いんげん豆にはカリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄分・亜鉛・銅・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸・パントテン酸・食物繊維などの栄養のほか、ダイエットの効能が期待されているファセオラミン・ファビノールなどの栄養が多く含まれています。
白いんげん豆の栄養・効能などについてまとめてあります。
白いんげん豆の種類 目次:
白いんげん豆とは
白いんげん豆の栄養
白いんげん豆のカロリー
白いんげん豆の効能
・白いんげん豆の循環器系への効能
・白いんげん豆の泌尿器系への効能
・白いんげん豆の肥満への効能
・白いんげん豆の免疫力への効能
・白いんげん豆の感染症への効能
白いんげん豆の臨床試験での効能
白いんげん豆の効能の科学的有効性
白いんげん豆の摂取量
白いんげん豆の過剰摂取による副作用
・白いんげん豆の食中毒・副作用
白いんげん豆の相互作用
白いんげん豆の利用法
白いんげん豆の種類・栄養・効能 参考文献
おいしい白いんげん豆・ファセオラミン・ファビノール・白いんげん豆エキス(白いんげん豆抽出物)ほか白いんげん豆サプリメント・白いんげん豆健康食品&白いんげん豆の栄養・効能・育て方(栽培)解説本・白いんげん豆の料理レシピ本☆通販
白いんげん豆とは:
白いんげん豆とはマメ科インゲンマメ属インゲンマメ種の植物の中で豆類に分類される いんげん豆の一種で大福豆とも呼ばれます。
白いんげん豆の鞘に含まれるファセオラミン・ファビノールという栄養に炭水化物の吸収を抑える作用があることから白いんげん豆にはダイエットの効能が期待され、一時期テレビの白いんげん豆ダイエット特集で紹介された加熱不十分な白いんげん豆を大量摂取するダイエット方法により食中毒が多発するという事件がありました。
(あくまで加熱不十分な白いんげん豆を大量摂取したことが食中毒の原因で、十分に加熱した白いんげん豆料理を適量食べる分には食中毒の心配はありません)
白いんげん豆の栄養:
白いんげん豆にはカリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄分・亜鉛・銅・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸・パントテン酸・食物繊維などの栄養が多く含まれています。
また、白いんげん豆には免疫力を高める効能が期待できるレクチンも多く含まれています。
(このレクチンの過剰摂取が上述の白いんげん豆のダイエットによる食中毒事件の原因でした)
さらに白いんげん豆の鞘にはファセオラミン・ファビノールという炭水化物の吸収を抑える作用によりダイエットへの効能が期待されている栄養も多く含まれており、この白いんげん豆の鞘から抽出された白いんげん豆エキス(白いんげん豆抽出物)やファセオラミン・ファビノールのサプリメントがDHCなどから販売されています。
白いんげん豆のカロリー:
白いんげん豆のカロリーは次のとおりです。
白いんげん豆100gのカロリー
収穫時の乾いた状態の白いんげん豆のカロリー 333キロ カロリー
ゆでた白いんげん豆のカロリー 143キロ カロリー
白いんげん豆1カップのカロリー
収穫時の乾いた状態の白いんげん豆のカロリー 533キロ カロリー
ゆでた白いんげん豆のカロリー 223キロ カロリー
白いんげん豆の効能:
白いんげん豆には次のような効能が期待されています。
(ただし必ずしも効能が科学的に確かめられているものばかりとは限りません)
白いんげん豆の循環器系への効能
・白いんげん豆の鞘の抽出物とイナゴ豆の抽出物との同時摂取による脂肪の排泄を促す効能
白いんげん豆の泌尿器系への効能
・白いんげん豆の鞘の、排尿困難の症状への治療薬の治療効果を高める効能
白いんげん豆の肥満への効能
・白いんげん豆の鞘の抽出物とイナゴ豆の抽出物との同時摂取による、肥満の人のコレステロール値を下げる効能
・白いんげん豆に多く含まれるファセオラミン*・ファビノール**の炭水化物の吸収抑制効果による肥満へのダイエットの効能
*白いんげん豆関連健康食品ブログ:
ファセオラミンのダイエット効果
**白いんげん豆関連健康食品ブログ:
ファビノールとは
ファビノールの効果
ファビノール ダイエット
白いんげん豆の免疫力への効能
・白いんげん豆に含まれるレクチンの免疫力を高める効能
白いんげん豆の感染症への効能
白いんげん豆に含まれるレクチンの免疫力を高める作用による風邪・インフルエンザなどの感染症への効能
白いんげん豆の臨床試験での効能:
参考文献に白いんげん豆の臨床試験での効能を示すデータは見当たりませんでした。
白いんげん豆の効能の科学的有効性:
参考文献に白いんげん豆の効能の科学的有効性を示すデータは見当たりませんでした。
白いんげん豆の摂取量:
参考文献に白いんげん豆の具体的な摂取量の基準は見当たりませんでした。
白いんげん豆の摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用:
具体的な白いんげん豆の摂取量上限(過剰摂取基準)は定かではありませんが、白いんげん豆を過剰摂取しますと次のような副作用を生じることがあります。
・下痢
・吐き気・嘔吐
・胃痛
白いんげん豆の食中毒・副作用
なお以前に確か「あるある大事典」で白いんげん豆を2,3分煎ったものを食べるとダイエットになるとの放送がなされ、そのようにして調理した白いんげん豆を大量に食べた人の間で嘔吐や下痢などの食中毒の症状が多発した事件がありました。
厚生省の調査によれば食中毒の原因は、加熱不足の白いんげん豆に残留したレクチンの大量摂取によるものとのことです。
白いんげん豆に限らず生や生に近い白いんげん豆の大量摂取は大変危険ですのご注意ください。
(生の白いんげん豆の「鞘」は少量の摂取でも、胃のむかつき・嘔吐・下痢などの副作用を引き起こすことがあります)
また白いんげん豆のダイエット効果についても科学的根拠は明らかとなっていません。
白いんげん豆の相互作用:
白いんげん豆は次の薬との相互作用があるので摂取に当たっては注意が必要です。
糖尿病治療薬(血糖値降下薬)
白いんげん豆には血糖値を下げる作用があります。そのため糖尿病治療薬(血糖値降下薬)を使用している人が白いんげん豆を摂取すると血糖値が下がりすぎる恐れがあります。
詳しくは医師にご相談ください。
白いんげん豆の利用法:
白いんげん豆は煮豆・スープ料理・煮込み料理・餡(白餡)・甘納豆などの豆料理に利用されています。
白いんげん豆の種類・栄養・効能 参考文献:
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院
五訂増補食品成分表
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