黄耆の効能：黄耆とはマメ科ゲンゲ属のハーブで、中国漢方では胃腸・肝機能障害・風邪・がん・利尿などへの効能が期待される生薬として重宝されている健康食品です。
黄耆の効能についてまとめてあります。
黄耆の効能 目次：
黄耆とは
黄耆の種類
黄耆の栄養
黄耆の効能
・黄耆の循環器・血管系への効能
・黄耆の消化器系への効能
・黄耆の免疫系への効能
・黄耆のアレルギーへの効能
・黄耆の生殖器系への効能
・黄耆の内分泌・代謝系への効能
・黄耆の泌尿器系への効能
・黄耆の肝臓・脾臓への効能
・黄耆の筋肉・皮膚・関節への効能
・黄耆の呼吸器系への効能
・黄耆の感染症・抗菌・抗ウイルスへの効能
・黄耆の癌（がん）への効能
・黄耆のその他の効能
黄耆の臨床試験での効能
黄耆の効能の科学的有効性
黄耆の摂取量
黄耆の摂取量上限（過剰摂取基準）・副作用・安全性
・黄耆を摂取してはいけない人
黄耆の相互作用
黄耆の用途
・漢方
・薬用ハーブ
・蜂蜜
・アロマテラピー
・ハーブティー（健康茶）
黄耆の効能 参考文献
黄耆エキス・黄耆精油・黄耆茶（ハス茶）・黄耆蜂蜜（レンゲ蜂蜜）・黄耆の効能 解説本☆通販
黄耆とは：
黄耆（オウギ）とはマメ科ゲンゲ属のハーブで、中国漢方では胃腸・肝機能障害・風邪・がん・利尿などへの効能が期待される生薬として重宝されています。
黄耆は蓮華草（レンゲソウ）・蓮華（レンゲ）・蓮（ハス）・ゲンゲ・紫馬肥（むらさきうまごやし）とも呼ばれます。
黄耆の種類：
黄耆にはキバナ黄耆・ナイモウ黄耆などの種類があります。
黄耆の栄養：
黄耆にはアミノ酸やミネラルなどの栄養のほか、グルクロン酸・フォルモノネチンなどのイソフラボン誘導体・サポニン・アストラガロシド・クマリンなどのファイトケミカルが多く含まれています。
黄耆の効能：
黄耆には次のような効能が期待されています。
（ただし必ずしも効能が科学的に確かめられているものばかりとは限りません）
黄耆の循環器・血管系への効能
・黄耆の浸出液・黄耆 エキスの高血圧への効能
・血管拡張薬としての効能
・黄耆 エキスの毛細血管拡張への効能
・癌の化学療法・放射線治療中の造血への効能
黄耆の消化器系への効能
・消化機能の衰弱からくる食欲不振への効能
・消化機能の衰弱からくる下痢への効能
・脾炎による下痢への効能
・脱腸への効能
・胃潰瘍への効能
黄耆の免疫系への効能
・風邪を引きやすい体質改善への効能
・免疫力の維持・アップへの効能
・黄耆の生の根の免疫力低下（免疫力を高める）への効能
・黄耆の生の根の化膿止めとしての効能
・外傷の回復を早める効能
・黄耆 エキスのインターフェロン誘導作用への効能
黄耆のアレルギーへの効能
・抗作用の効能
黄耆の生殖器系への効能
・子宮内出血への効能
・男性の性欲刺激（性欲減退）への効能
・不妊症への効能
黄耆の内分泌・代謝系への効能
・高血糖・低血糖への効能（血糖値を調節する効能）
・糖尿病への効能
黄耆の泌尿器系への効能
・黄耆の生の根の利尿への効能
・黄耆の煎剤の利尿への効能
・黄耆の漢方の急性腎炎・慢性腎炎への効能
黄耆の肝臓・脾臓への効能
・肝臓の健康への効能
・脾臓の健康への効能
・黄耆の漢方の肝機能障害（肝機能不全）への効能
黄耆の筋肉・皮膚・関節への効能
・治癒の遅い皮膚の腫れ物への効能
・潰瘍の膿を出し治癒を促進する効能
・黄耆の生の根の細胞組織の再生への効能
・黄耆の生の根の筋肉成長促進への効能
・生の黄耆の炎症への効能
・生の黄耆の潰瘍への効能
・生の黄耆の関節痛への効能
・生の黄耆の神経性皮膚炎への効能
黄耆の呼吸器系への効能
・肺の健康への効能
・喘息への効能
黄耆の感染症・抗菌・抗ウイルスへの効能
・風邪・インフルエンザの予防・治療への効能
・上気道感染への効能
・抗菌への効能
・抗ウイルスへの効能
・HIV感染（エイズ）の治療への効能
黄耆の癌（がん）への効能
・がん患者の免疫機能強化への効能
・トウネズミモチとの併用による乳がん・子宮頸がん・肺がん への効能
・黄耆の生の根の抗腫瘍への効能
・黄耆 エキスのマクロファージの貪食作用増強への効能
・黄耆 エキスに含まれる多糖類の、腹腔マクロファージの産生を促進することによる抗腫瘍薬としての効能
黄耆のその他の効能
・強壮薬としての効能（滋養強壮への効能）
・虚弱体質への効能
・栄養不良への効能
・止汗への効能
・生の黄耆の寝汗への効能
・抗酸化物質としての効能
黄耆の臨床試験での効能：
・黄耆を長期摂取すると風邪にかかりにくいという知見がいくつかある
・黄耆をトウネズミモチと併用することにより乳がん・肺がん患者の生存率を高めたという知見がある
黄耆の効能の科学的有効性：
効能の科学的有効性レベルC（少数例のヒト試験とそれを支持する動物試験において有効性を示唆）
・感染症への効能
※機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品までによる評価
黄耆の摂取量：
参考文献に黄耆の具体的な摂取量の基準は見当たりませんでした。
黄耆の摂取量上限（過剰摂取基準）・副作用・安全性：
参考文献に黄耆の具体的な摂取量上限（過剰摂取基準）や過剰摂取による副作用の記述は見当たりませんでした。
黄耆を摂取してはいけない人
ただし次に該当する人は黄耆を摂取してはいけないとされています。
・妊娠中・授乳中の女性
・自己免疫疾患
・関節性リウマチ
・多発性硬化症
・臓器移植患者
黄耆の相互作用：
黄耆には次の薬との相互作用があることが知られています。
・シクロホスファミド
黄耆には免疫力をアップする作用があると考えられています。
そのためシクロホスファミドを服用している人が黄耆や黄耆茶を摂取するとシクロホスファミドの免疫抑制効果を弱めてしまう恐れがあります。
・免疫抑制薬
黄耆には免疫をアップする作用があると考えられています。
そのため免疫抑制薬を服用している人が黄耆を摂取すると、免疫抑制薬の治療効能を低下させる危険性があります。
免疫抑制薬にはアザチオプリン・バシリキシマブ・シクロスポリン・ダクリズマブ・ムロモナブ-CD3・ミコフェノール酸・タクロリムス・シロリム・プレドニゾン・コルチコステロイドなどがあります。
黄耆の用途：
漢方
黄耆は中国漢方では漢方（生薬）の原料として利用されています。
薬用ハーブ
黄耆は欧米では薬用ハーブとして利用されています。
蜂蜜
黄耆の花の蜜は蜂蜜として利用されています（レンゲ蜂蜜）。
アロマテラピー
黄耆から取れる精油がアロマテラピーに利用されています。
ハーブティー（健康茶）
黄耆の花を乾燥させたものがハーブティー（健康茶）として飲まれています。
黄耆茶は一般的には蓮茶（ハス茶）と呼ばれています。
黄耆の効能 参考文献：
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで／薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版／同文書院
黄耆エキス・黄耆精油☆通販
黄耆茶（ハス茶）・黄耆蜂蜜（レンゲ蜂蜜）通販
黄耆茶（ハス茶）は香ばしい香りが特徴の美味しいお茶で、ベトナム料理店へ行ったときによく飲みます♪
ちなみに黄耆蜂蜜（レンゲ蜂蜜）は苦手です^^;
黄耆の効能 解説本