食物繊維の摂取量では穀物が有利
一般的に食物繊維が多い食品として取り上げられることが多いのは「海藻（特に寒天）や野菜」ですが、摂取量で考えると圧倒的に有利なのは、実は穀物（なかでも全粒粉穀物）です。
これは穀物が、他の食物繊維が豊富な食品に比べて1食あたりの摂取量が桁違いに多いことに起因しています。
とはいえ穀物の主要成分は炭水化物ですので、ドンドン摂るとカロリーオーバーになりかねません。
そこで穀物から効率良く食物繊維を摂取するには、食物繊維を豊富に含んだ全粒粉の加工食品が便利です。
1枚で寒天1食分の食物繊維
私が良く買うのはカブリ ゴールデンライというライ麦全粒粉主体の食品です。
この食品、なんと1枚（10g）に3gの食物繊維が含まれています。これは寒天1食分の食物繊維に匹敵する摂取量です。
また、ライ麦粉には水溶性食物繊維・不溶性食物繊維の両方が含まれています。
寒天をはじめとした乾物は、100g当たりの含有量では確かに群を抜いていますが、1食当たりの摂取量では穀物に適いません。
また、ゴールデンライをはじめとした全粒粉の加工食品は、調理の必要がなく手軽に摂取できるところも魅力です。
※ただ、寒天の膨張率は一般的な食物繊維の2倍の60倍にも達するため、摂取量以上の効果があります。
ヨーグルトと一緒に摂取すると、より健康的
ゴールデンライは、ハード系のパンを食べ慣れている方でしたらそのままでも十分美味しいと感じられるでしょうが、食物繊維には「ネイチャーメイド 食物繊維」の記事で書いた効果以外にもう一つ、ビフィズス菌などの乳酸菌のエサになるという働きがあります。
ヨーグルトと一緒に召し上がればより健康的です。
食物繊維の摂りすぎは要注意！
食物繊維の過剰摂取は炭水化物ばかりでなく、ビタミンやミネラルの吸収も抑制してしまいます。
ゴールデンライであれば、1食につき1～2枚で十分な量の食物繊維を摂取できます。
他のサプリメントとの同時摂取は注意！
食物繊維は、ミネラルの吸収も抑制してしまいます。ミネラルのサプリメントと一緒に摂るのは避けた方が無難だと思います。
また、有効成分が炭水化物に属するサプリメントとの同時摂取も避けた方が得策でしょう。
そこで、これらのダイエット目的以外のサプリメントは私の場合、ピラティスなどのダイエット運動の直後に、牛乳で溶かしたウイダー アミノペプチドと共に摂るようにしています。
私は成城石井などでよく買いますが、通販もされています。
カブリ ゴールデンライ＠通販
カブリ ５グレイン＠通販こちらは香ばしくて、もう少し食べやすい味です。食物繊維は1枚当たり2g。