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栄養バランスは一食当たりではなくトータルで考えるべき

要約:毎食、完璧な栄養バランスの食事を取ろうとすると、毎日同じような料理ばかり食べることになってしまうため、栄養バランスは一食当たりではなく、もっとトータルに考えるべきだと実感。

気づけば同じ店の同じランチメニューばかり食べていた

自分では料理をしない健康オタクな私は、外食の栄養バランスにとても気を使って生活しています。
しかしそのこだわりが極端な場合、毎日同じ店の同じメニューばかり食べる習慣につながっていることに気づきました。

例えば新宿にドイツ料理をメインとしたカフェレストランがあり、ここのランチメニューに30品目の食材が使われているメニューがあります。

※実際にどのような食材が使われているのかは、こちらのページをご覧ください↓
https://dream-seeker.biz/dish/30-2/

昔から健康のために1日30品目の食材を食べることを目標にと言われていますが、このメニューはそれだけの数の食材を1食で摂れるのですから、私には理想的な栄養バランスの食事に思えました。

このため、いつしか1週間に最低4日はそのメニューを食べることが日課となっている時期がありました。

中食も栄養表示を元に決定

さらに栄養バランスへのこだわりは外食のみならず、中食と呼ばれるスーパーなどで買う食事でも徹底していました。
具体的にはスーパーで夕食を買う際は、タイムセールの品の中から、なるべく栄養バランスが良く、なおかつ脂肪分や塩分、食品添加物の少ないものを選ぶの日課となっていました。

栄養バランスにこだわるあまり、毎日同じようなものばかり食べる結果に…

このような行為は一見健康的な食生活のように思えますが、実際は一品一品はそれなりに栄養バランスが取れていたとしても、毎日同じようなものばかり食べることで、結果的にはごく限られた食材しか取らない食生活に陥っていました。

世の中にはおそらく数百から数千種類の食品があることを考えると、たとえ1食で30品目の食品を食べることができるでも、毎日そればかり食べていたのでは、あまりにも偏った食生活と言えるでしょう。

マクロビや特定のファイトケミカル目当ての食事は、さらに偏った食生活を招く

またこのような偏った食生活は、玄米など特定の食品を完全食品と定義づけ、それだけを食べるマクロビオテック(通称マクロビ)や、免疫力アップなど特定の効能にもっとも優れていると想定される食品ばかりを大量に食べるような行為では、さらに悪化することでしょう。

今では時々は栄養バランスを気にせず食べたいものを食べるように変化

以上の反省から、今では時々は栄養バランスを気にせず食べたいものを食べるようになりました。

例えば昨晩はスーパーでバターコーンラーメンを買いましたが、ラーメンは一般的に野菜が少なく糖質や脂肪、塩分が多い、栄養バランスを欠いた食品と言えると思います。
しかしこうした食品を食べたからと言って、途端に体調を崩したり病気のリスクが劇的に高くなるわけではないでしょう。

ですからこうした栄養バランスが良いとは言えない食品も時々食べることが、私の場合はむしろ毎日同じようなものばかり食べる食習慣からの脱却につながると考えています。

以上のように今では栄養バランスを一食当たりではなくトータルで考えるようになりました。

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