「ピラティス流の腕立て伏せ」は大胸筋を使わずに、広背筋・大円筋を使うため、「バストアップ」&「腋の下・二の腕の贅肉落とし」に効果的です☆
ピラティスのポーズに『バック・ストレッチ』というものがあります。腕立て伏せに似たポーズですが、ちょっと違います(しょういん「ステファン・メルモンの実践ピラティスダイエット」P.66)。
普通の腕立て伏せは、手を八の字に置き腋を開きますが、ピラティス流の腕立て伏せは、手を真っすぐに置き腋を閉めて行います。
ポーズの違いは「使う筋肉の違い」を生み出します。
普通の腕立て伏せでは、主に「大胸筋」「三角筋」「上腕二頭筋」などが使われますが、ピラティス流の腕立て伏せで使われるのは「広背筋」「大円筋」「上腕三頭筋」などです。
ここで女性の方は注目です!
「大胸筋」とは胸の筋肉のことですが、ここを鍛えると女性の場合はバストが小さくなってしまう恐れがあります(@_@;) 女性ボディービルダーのバストを思い浮かべて見てください…
これは、バストの90%は脂肪であることが原因なのかもしれません。
対して「大円筋」は、腋の下の後ろの方にある筋肉です。ここを鍛えることで、腋の下の贅肉を落とすことができます。
腋の下の贅肉が落ちればアンダーバストが細くなりますから、バストアップにつながるはずです☆
普通の腕立て伏せでは、バストが小さくなってしまう可能性が高いのに対して、ピラティス流の腕立て伏せは、トップバストをキープしつつアンダーバストを細くすることによりバストアップできる確率が高まります☆
ですので女性の方には、ピラティス流の腕立て伏せの方がオススメです♪
さらに、上腕(二の腕)の使われる筋肉の違いにも注目すべき点があります。
以前に「あるある大辞典2『全身がヤセて見える!? 二の腕のたるみ解消法』」でもやってましたが、普段の生活では「物を押す」という動作はあまり行われないため、二の腕の前側の筋肉を使うことはあっても、後ろ側の筋肉を使うことはあまりないそうです。
ピラティス流の腕立て伏せでは、「上腕三頭筋」と呼ばれる(普段あまり使われることのない)二の腕の後ろ側の筋肉が鍛えられることで、二の腕の贅肉を効率良く落とすことができますよ~♪
ピラティス流 腕立て伏せの効果は、女性ばかりではありません!
整体(四谷治療院)の先生の話によると、三角筋が盛り上がっている(いわゆる碇肩)のは、体が緊張している状態。逆にハンマー投げの室伏選手が(あれだけ筋肉質なのに)超なで肩なのは、体がとてもリラックスできている証拠なんだそうです。
また、同じく整体の先生の話ですが、人間が姿勢を保つために使うのは、主に体の後ろ側の筋肉だそうです。ピラティス流 腕立て伏せで鍛えられる筋肉は、いずれも「後ろ側の筋肉」です。
ピラティス流 腕立て伏せは、姿勢を良くする腕立て伏せでもあるんですね~☆
反対に、通常の腕立て伏せで鍛えられる「大胸筋」「三角筋」「上腕二頭筋」は、(一部のスポーツ選手を除いて)どれも通常の生活ではあまり必要とされない筋肉ばかりです。逆に過度に鍛えられると、上述のように緊張状態を作り出してしまいます。
怪力にはなっても、健康的な体とは言い難いのだそうです。
1. うつ伏せに寝て、腋を閉めた状態で、両手を肩の幅くらいの間隔で顔の横に真っすぐ置きます。
2. 息を吸って、吐きながら「背骨を伸ばすような気持ち」で上体を持ち上げます。
この時、肩や首に力が入らないように注意します。腋に力が加わっている感じだと上手くできてます☆
3. 上体を起こしたら再び息を吸って、吐きながら1の姿勢に戻ります。
※2と3は、「できるだけゆっくりと」行います。普通の腕立て伏せのペースだと、インナーマッスルが働きません。
などと偉そうなことを書いてますが、私自身もなかなか上手くできません^^;
無意識に肩に力が入ってしまうらしく、三角筋がけっこう筋肉痛になってしまうことも時々あります。
両者の腕立て伏せの違いを実感するために、数年ぶりに普通の腕立て伏せもやってみました。
肩が破壊されるかと思いました(@_@;)
翌日、腋から胸にかけて筋肉痛になりました。体に毒です(T_T)
ステファン・メルモンの実践ピラティスダイエット
ほぼ毎日、この本のピラティスをしてます♪
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