2006年10月23日
野菜の摂取を野菜ジュースのみに頼ることは、不溶性食物繊維の摂取不足につながり、生活習慣病や太る原因となります。
よく野菜ジュースの売り文句として「コップ1杯に○○グラムの野菜を凝縮」という表現を目にします。一見、野菜ジュースを飲めば野菜を食べたと同じことになるようにも思えますが、実際は野菜ジュースに野菜の栄養素がすべて含まれているわけではありません。
野菜ジュースは製造過程において食物繊維、特に不溶性食物繊維が取り除かれます。そのため、次に述べる不溶性食物繊維が持つダイエットに効果的な作用が得られなくなってしまいます。
野菜の細胞壁の主成分であるセルロース(不溶性食物繊維の一種)は硬く噛み砕かなければならないものが多く、必然的に咀嚼回数が増えます。咀嚼には満腹中枢を刺激する作用があるため食べすぎを防ぐことができます。
関連日記:咀嚼ダイエットで肥満解消♪
野菜ジュースには不溶性食物繊維が含まれていないため、咀嚼による満腹効果が得られません。その結果、空腹を満たすためにさらに食事を取ることとなり、同じ量の野菜を食べた場合と比べて大幅に摂取カロリーが増加します。
野菜ジュースに頼り過ぎることは、確実に太る原因となるはずです。
※野菜ジュースには、かさが減っている分、食物繊維以外の栄養素を効率的に摂取できるというメリットもあります。
関連日記:野菜ジュースの栄養
最大1,100円もお得☆ 初めてなら断然こちらのセットから♪
無農薬野菜のお試しセット@おいしっくす
まだデータがありません。