減らすべきは炭水化物よりも飽和脂肪酸と考えるカウンセラー・写真家のダイエット・カロリーブログ

ダイエットに効果的な体重・体脂肪率の記録の仕方@NHK 今日の健康

6/6のNHK『今日の健康』で、体重・体脂肪率などの記録の仕方について放送していました。
番組自体は「自宅入院ダイエット」と呼ばれるダイエット方法の紹介でしたが、「体重・体脂肪率などの記録の仕方」の部分は、ダイエットされている方でしたら、どなたにも効果的と感じました。

ダイエットに効果的な体重・体脂肪率の記録の仕方:

1. 毎日の体重・体脂肪率などを記録する。
2. 1週間の平均値を計算する。
3. 1週間ごとの体重・体脂肪率など平均値の変化を見る。
体重の1週間の平均値の変化を重視するのは、次のような理由によります(ここから先は、私個人の調査によるものです)。

日々の体重の増減は水分量の変化によるもの:

日々の体重は変わらない時もあれば、1キロ以上も増減する時もあります。この日々の体重変化は(体脂肪ではなく)主に水分量の変化によってもたらされたものです。

体脂肪の増減

体脂肪には7キロ カロリー(純粋な中性脂肪には9キロ カロリー)のエネルギーが貯えられています。ですから例えば1キログラムの体脂肪を減らすには、摂取カロリーに比べて消費カロリーを7000キロ カロリー多くする必要があります。マラソンでも消費されるカロリーは2500キロ カロリー程度ですから、これは無理な話です。
(逆は、ひょっとしてフードファイターなら可能かもしれませんw)

水分量の変化

ところが水分量の方は、1日で1キロ以上簡単に変化します。
人間の体には、体液に溶けている物質の濃度(浸透圧)を一定に保とうとする性質があります。ごはんやケーキを食べると一緒に水分も摂りたくなるのは、炭水化物の摂取による浸透圧の上昇を元に戻すための生理作用と思われます。
また、逆に断食や極端な低炭水化物ダイエットによって短期間で急激に体重が減少するのは、浸透圧の低下を補うために水分が大量に失われたためです。*
*断食や極端な低炭水化物ダイエットを勧めているわけではありません。むしろ「死のダイエット」とでも呼びたくなるほどの危険なダイエット方法です(@o@;)

体重・体脂肪率の1週間の平均値の変化を見るメリット:

1. 体重の変化を1週間の平均値で比較することにより、上述の日々の水分量の変化の影響を最小限に抑えることができます。
2. 同じく体脂肪率を1週間の平均値で比較することで、より正確な体脂肪率の変化を知ることができます。*
*実際に体脂肪率を測定してみると、1日に1%以上変動することも少なくありませんが、もちろんこれは正確な体脂肪率を示すものではありません。体脂肪率の測定はそれだけ困難なものなのでしょう。
私もこれからは1週間ごとの体重・体脂肪率の変化を見るようにして、日々の変動には惑わされないようにしたと思います。多分無理でしょうが…w
参考ページ:NHK 今日の健康~“自宅入院ダイエット”の方法とは?

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