今日、整体(四谷治療院)でチラシ配布の話からルームランナーが話題に上りました。
「歩くのが面倒だから(自走式)ルームランナー」という方、結構いらっしゃるかもしれません。
自走式ルームランナーはご存じのように「地面の方が」動きます。この点が、ウォーキングやジョギングといった運動との決定的な違いです。そして、このルームランナーの仕組みがダイエット・筋力アップ効果を念頭に置いた場合「大きなデメリット」となります。
ウォーキング(歩く)とは、地面を「後ろに蹴って」前に進む動作です。この蹴る動作は、太ももの後ろ側の筋肉(大腿二頭筋)を収縮することで可能となります。
ところが自走式ルームランナーは地面の方が勝手に動いてくれるために蹴る動作を必要としません。蹴る代わりに太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)を収縮させて「その場で足踏み」しているに過ぎません*。
*部屋の中で足踏みするよりは地面が動いて不安定になる分、バランスをとるためにより多くの筋肉が使われる効果はあります。
両者の運動の違いは単に使われる筋肉が異なるだけではありません。「自らの筋肉の力で」体を移動させるウォーキングと、移動を伴わない自走式ルームランナーとでは消費カロリーに差が出ます。
したがって自走式ルームランナーでは、ウォーキングと同じダイエット・筋力アップ効果までは望めないのです。
では非自走式ルームランナーの場合はどうでしょう?
非自走式ルームランナーの場合、地面を後ろに蹴らないと地面は動きません。しかしその際、ローラーによって摩擦が軽減されるため筋肉にかかる負荷が少なくなり、結果としてウォーキングに比べて消費カロリー・筋力アップ効果とも少なくなります*。
*アスリートがトレーニングで行うように大幅に負荷をかける場合は、この限りではありません。
とはいえ、ルームランナーにもメリットはあります☆
「外でのウォーキングは恥ずかしい」と感じる方もいらっしゃいます。そのような方でも、ルームランナーなら人目に付かずに運動できます。
病気や怪我によって筋力が弱っている方にとって、筋肉に対する負荷が少ないルームランナーはリハビリ運動に最適です。また地面がゴム製のため、足首やひざにかかる負担も少なくなります。
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