減らすべきは炭水化物よりも飽和脂肪酸と考えるカウンセラー・写真家のダイエット・カロリーブログ

咀嚼ダイエットで肥満解消♪

咀嚼のダイエット・肥満解消効果:

咀嚼(物を噛むこと)には、消化を助けること以外にも、ダイエット肥満解消につながる様々な効果があることが判ってきました。

1. 摂取カロリーの減少

咀嚼回数が増えると一回の食事量(=摂取カロリー)が減ります。
これは、咀嚼によって分泌されるヒスタミンという物質が脳の満腹中枢に作用するため、と考えられています。
一般に肥満の方は、早食いのため咀嚼回数が少ない傾向にあります。このことは満腹中枢が十分に刺激される前に大量の食事を摂つことにつながり、摂取カロリーを増加させます。

2. 脂肪(特に内臓脂肪の)分解促進・合成(体脂肪蓄積)抑制

ヒスタミンには脂肪、特に生活習慣病と深く関わる内臓脂肪の分解を促進させ、さらにグルコース(ブドウ糖)の脂肪合成(=体脂肪蓄積)を抑制する作用があります。

3. エネルギー消費亢進(基礎代謝アップ)

以前に「脂肪燃焼と脂肪分解の違い」でも書きましたが、せっかく脂肪分解が促進されてもエネルギー消費量が増えなければ最終的には脂肪に戻ってしまいます。
ところがヒスタミンには、骨格筋(体を動かす筋肉)や心筋(心臓を動かす筋肉)などでのエネルギー消費量を増やす働きもあるため、脂肪燃焼に加えて基礎代謝アップの効果が期待できます♪

咀嚼回数を増やす工夫

食事の咀嚼回数を増やす工夫には、次のような方法があります。

1. 食事の硬度を増やす

固い食事は、よく噛まないと呑み込むことが出来ないため、必然的に咀嚼回数を増やします。

2. 食事の味付けを薄くする

味付けの薄い料理は、噛まないことには味覚からの満足感を得られないため、咀嚼回数が無意識に増えていきます。

3. マヨネーズ・ケチャップ・ソース料理を避ける

マヨネーズ・ケチャップ・ソースを使った料理は、噛まなくてもこれらの調味料から味覚の満足感が得られ、咀嚼回数の低下を招きます。

4. 「ながら食い」を避ける

何かをしながら(ex. 本を読みながら)の食事は、咀嚼回数の低下・食事時間の延長・食事量(=摂取カロリー)の増加を引き起こします。

5. ガムを噛む

これは食事とは直接関係ありませんが、咀嚼によるヒスタミン分泌を促すことには変わりありません。
以上、「咀嚼=噛む」というシンプルな行為がダイエット・肥満解消につながります♪
参考文献:よく噛み、健やかに生きる -エネルギー代謝調節におけるヒスタミン神経系の役割-(PDFファイル)

咀嚼関連本♪



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