減らすべきは炭水化物よりも飽和脂肪酸と考えるカウンセラー・写真家のダイエット・カロリーブログ

オリーブオイルを飲むダイエット

オリーブオイルを飲むダイエットというダイエット方法があるようですが、オリーブオイルを飲むとその分だけ摂取カロリーが増えてしまいダイエットに逆効果です。
オリーブオイルでダイエットするためにはオリーブオイルを飲むのではなく調理オイルをオリーブオイルに変える方が効果的です。

オリーブオイルを飲むダイエット 目次:

オリーブオイルとは
・オリーブオイルを飲むダイエットはダイエットに逆効果
・オリーブオイル ダイエットとは
オリーブオイルの栄養
オリーブオイルのカロリー
オリーブオイルの効果
・オリーブオイルの循環器系への効果
・オリーブオイルの消化器系への効果
・オリーブオイルの神経系への効果
・オリーブオイルの免疫系への効果
・オリーブオイルの皮膚・関節への効果
・オリーブオイルの癌への効果
・オリーブオイルの歯・口腔内への効果
・オリーブオイルのその他の効果
オリーブオイルの臨床試験での効果
オリーブオイルの効果の科学的有効性
オリーブオイルの摂取量
オリーブオイルの摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性
オリーブオイルの相互作用
オリーブオイルの用途
オリーブオイル ダイエットの効果・オリーブオイルの効果 参考文献

オリーブオイルとは:

オリーブオイルとはオリーブの実*から作られるオイルで、オリーブオイルにはコレステロールを下げる作用による動脈硬化・心筋梗塞の予防や便秘解消などの様々な効果が期待されています。
オリーブオイルは主に地中海沿岸で多く生産されています(日本でも小豆島などでオリーブオイルの原料のオリーブが生産されています)。
*関連健康食品ブログ:
オリーブ・オリーブ葉抽出物の効能・効果

オリーブオイルを飲むダイエットはダイエットに逆効果

オリーブオイルを飲むダイエットというダイエット方法があるようですが、オリーブオイルを飲むとその分だけ摂取カロリーが増えてしまいダイエットに逆効果です。
オリーブオイルでダイエットするためにはオリーブオイルを飲むのではなく調理オイルをオリーブオイルに変える方が効果的です。

オリーブオイル ダイエットとは

オリーブオイル ダイエットとはオリーブオイルのコレステロールを下げる効果を利用したダイエット方法です。
実際には調理オイルを他のオイルからオリーブオイルに変えることでダイエットします。
ただしオリーブオイルはオイルに違いありませんので、オリーブオイルの過剰摂取は摂取カロリーの増加につながり、かえってダイエットに逆効果です。
決してオリーブオイルを摂取すればするほどダイエット効果が高まるわけではありません。

オリーブオイルの栄養:

オリーブオイルには不飽和脂肪酸のオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)の他に、ベータカロチンビタミンE・ビタミンKなどのビタミンや、ポリフェノールなどのファイトケミカルが多く含まれています。

オリーブオイルのカロリー:

オリーブオイルのカロリーはエキストラバージンオリーブオイル(エクストラバージンオリーブオイル)100gあたり921キロ カロリー、大さじ1杯あたり126キロ カロリーです。
コレステロールを下げる・便秘解消などの効果があるとはいえ、油であるオリーブオイルは非常に高カロリーですので摂り過ぎると肥満の原因となります。

オリーブオイルの効果:

オリーブオイルには次のような効果が期待されています。
(ただし必ずしも効果が科学的に確かめられているものばかりとは限りません)

オリーブオイルの循環器系への効果

・オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)の動脈硬化・心筋梗塞の予防への効果
・血中コレステロールを下げる効果

オリーブオイルの消化器系への効果

・便秘解消への効果
便秘の予防への効果
・消化性潰瘍への効果
・胃液の分泌を抑える作用による胃酸過多への効果

オリーブオイルの神経系への効果

・青年期の偏頭痛(片頭痛)への効果

オリーブの免疫系への効果

・慢性関節リウマチの予防への効果

オリーブオイルの皮膚・関節への効果

・慢性関節リウマチの予防への効果
皮膚・毛髪の乾燥・フケ症への効果

オリーブオイルの癌への効果

・大腸癌の予防への効果
・乳癌の予防への効果

オリーブの歯・口腔内への効果

・歯茎の健康への効果

オリーブオイルのその他の効果

・X線や放射線から体を守る効果(ただし動物実験のレベルの効果)

オリーブオイルの臨床試験での効果:

・慢性関節リウマチ患者と健常者を対象とした食事摂取調査の結果、慢性関節リウマチの発症とオリーブオイル摂取量との間に有意な負の相関が認められた
・乳癌患者と健常者を対象とした食事摂取調査の結果、オリーブオイル摂取量と乳癌発症との間に有意な負の相関が認められた
・様々な国の食事摂取調査の結果、オリーブオイル摂取量と大腸癌発症との間に有意な負の相関が認められた
・イタリアの調査において、オリーブオイルや他の植物油を多く摂取していると有意に血中コレステロールが低く収縮期血圧が低いことが認められた
・78名の男女に飽和脂肪酸を12週間摂取させた後、オリーブオイルを男性は16週間、女性は28週間摂取させたところ、オリーブオイル摂取により女性で総コレステロール値が低下し、HDLコレステロール(善玉コレステロール)は男女ともに上昇した

オリーブオイルの効果の科学的有効性:

効果の有効性レベルB(一つの信頼できる調査において有効性を確認)

・便秘解消への効果
機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品までによる評価

効果の有効性レベル2(おそらく効く)

・便秘時に穏やかに作用する下剤としての効果(便秘解消への効果)

効果の有効性レベル3(効果の可能性が科学的に示唆)

・高コレステロールへの効果(コレステロールを下げる効果)
・心臓病・心臓発作の予防への効果
・乳癌・結腸直腸癌の予防への効果
・関節リウマチの予防への効果
健康食品のすべて-ナチュラルメディスン・データベースによる評価

オリーブオイルの摂取量:

参考文献にオリーブオイルの具体的な摂取量の基準は見当たりませんでした。

オリーブオイルの摂取量上限(過剰摂取基準)・副作用・安全性:

参考文献にオリーブオイルの具体的な摂取量上限(過剰摂取基準)や過剰摂取による副作用の記述は見当たりませんでした。
ただし次に該当する人はオリーブオイルを摂取してはならないとされています。
・胆石のある人
また次に該当する人はオリーブオイルの摂取に当たって注意が必要とされています・
・高血圧や高血糖の治療で薬を飲んでいる人
またオリーブオイルの過剰摂取は次のような症状を引き起こす可能性があります。
・胃のむかつき
・体重増加(肥満)

オリーブオイルの相互作用:

オリーブオイルと次の薬には相互作用があることが知られています。
・糖尿病治療薬
オリーブオイルには血糖値を下げる作用があります。そのため
糖尿病治療薬を使用している人がオリーブオイルを摂取すると、血糖値が下がりすぎて低血糖を引き起こす恐れがあります。
・血液凝固抑制薬(抗血小板薬・抗血栓薬)
オリーブオイルには血液の凝固を抑える作用があります。そのため血液凝固抑制薬(抗血小板薬・抗血栓薬)を使用している人がオリーブオイルを摂取すると、あざや出血を生じる可能性が高くなります。

オリーブオイルの用途:

オリーブオイルは調理油・サラダのドレッシング(オリーブオイル ドレッシング*)としての用途だけでなく化粧品の原料としても使われています。
*関連健康食品ブログ:
フレンチ(オリーブオイル)ドレッシングvsサウザンアイランド(サイゼリア)ドレッシング@健康対決

オリーブオイル ダイエットの効果・オリーブオイルの効果 参考文献:

機能性食品素材便覧-特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで/薬事日報社
健康食品のすべて-ナチュラルメディスン・データベース/同文書院
最新栄養成分事典/主婦の友社
健康食事典/朝日新聞社
エキストラバージンオリーブオイル(エクストラバージンオリーブオイル)ほか、おいしいオリーブオイル☆通販
オリーブオイル クレンジングほか、オリーブオイル スキンケア・洗顔商品☆通販
オリーブオイル ダイエットの効果・オリーブオイルの効果・オリーブオイル料理レシピ解説本



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