2007年6月9日
学生の頃、下宿先に何でも啜って食べる人がいて面白がっていましたが、社会人となり外食するようになってから、そのような人は男性に限っては珍しくないことを知りました。
今日もファミレスで、そうした人を見かけました。
こうした人は忙しい仕事の合間を縫っての食事だけでなく、パートナーとの会食の時でもまったく同じような食事の仕方をするようですので早食いが癖になっているのだと思います。
ただその食べ方が、まるで野獣が獲物を貪り食うかのように忙しなく、またその様は食事を楽しんでいるというよりも、一刻も早く食べないと何か災いが起こるとでも思っているかのように急き立てられた感じにも見えます。
今日見かけた人などは、もっと早く手が動いてくれないことにイライラしているようでした。
そのため、こうした方の食事時間は大抵3分以内と極端に短いものです。
ご承知のように食事を始めてから満腹中枢が刺激されるまでに30分程度かかるそうですので、こうした方が食べ過ぎにより太るのも当然だと思います。
恐らくどのようなダイエットを試しても、この食事の仕方を改めない限り減量に成功する確率はかなり低いように思えます。
あくまで私見ですが、私自身、向精神薬の服用などにより食欲が抑えられなくなった時期を除けば、特別ダイエットなど意識しなくても体重を維持できていますので、咀嚼ダイエットとまでは行かないまでも、単に極端な早食いを改めるだけでも相当な減量効果が見込めるのではないかと考えています。
今日、息を切らせ、時にむせながら食事を貪り食う人を見て、改めてそう思いました。
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