ウェブログ・ハンドブック/レベッカ・ブラッド著 175~最後までを読む。
他の人が言った意見に少しでも個人的な内容が含まれているなら、その部分はページから抜かなくてはならない。(P.187)
頭の痛い話だ。私は二度、この過ちを犯した可能性がある。「ジャクメルの方のコメント」、そして「Quadroの方のコメント」だ。当人が読んだらどう思うだろう? 個人的な付き合いがあるわけではないので、プリントアウトしてお店に行くついでに許可を得ようと思う。深く反省。
相手が企業の場合、 “事実であれば” ネガティブな記事はサービス改善に繋がる可能性がある。しかし、個人に関しては何のメリットもない。
多くの場合、リンクを入れればリンクそれ自体が多くのことを語るものだし、ウェブロガーの個性は、説明する言葉でよりも、行動によってより鋭く明らかにされる。(P.215)
これは「同じ趣旨の多様な表現」の一つ。選ばれたリンクは、即ちその人の「興味」を表わす。また「行動」についても “意識的に選択” して行っていることでさえ、(あくまで私見ですが)「興味」「感情」「外的な出来事」などの無意識(深層心理)のチャンネルの影響を受けている。
こう考えると、もはや人生をコントロールしているのは “私ではなく、無意識(深層心理)” だと思えてくる。
知人に面と向かって話せないことでも、(読まれることが分かっているにもかかわらず)割と平気に書けるウェブログとは不思議な道具である。「何ごとも、成るようになる」そう思えてくる。