2014年10月11日の夢日記
夢の内容:
知人が職探しをしているようなので「インフロアの仕事とか興味ある?」と聞いてみる。
「ああ、飲食の接客ね…」
外へ出る。
高見山のつっぱりの話をしている人たちがいる。
FRPのような素材でできた壺のような形状をした坂を、一輪車で駆け下りようととしている。
それをヤンキー風の男性が見ている。
しかし坂が急すぎて怖いので、足を使って降りることにする。
ガッカリした様子のヤンキー。
夢の素材:
取りとめのない内容の夢ですが、それでもいろいろと連想が働きました。
まず夢の冒頭部分は数日前のカウンセリングのことを連想させます。
FRPのような素材でできた壺
これは昨日見たNHK「シリーズNIPPONの巨人 岡本太郎 全身で過去と未来を表現した男」に出てきた「太陽の塔」の強化プラスチック製の顔の瞼の部分に人が10人以上乗っていた光景を連想します。
ヤンキー風の男性は実際よりやや太ってはいましたが、寝る前にチラッと見た「まなざしのエクササイズ-ポートレイト写真を撮るための批評と実践
」という写真の本の一番最初に掲載されている、リチャード・アヴェドンのポートレイトの男性そのものでした。
プチ夢分析:
このように素材としては、ここ数日の日常の体験が多く登場する夢ですが、それでも夢の中に出て来た坂には何か神秘的な力を感じましたので、この部分に関してだけは精神分析が想定する個人的無意識よりも、ユング心理学が想定した集合的無意識(=元型)の働きを感じます。
また飲食店のフロアの仕事を「インフロア」と、知らないはずのインテリア業界の用語を使ったのも気になります。
知らないはずの言葉を使うというのも個人の経験を超えている訳ですから、やはりユング心理学の集合的無意識の働きを感じます。