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夢診断・夢分析で行われることのうち一般的な内容について、あらかじめ説明させていただきます。実際に夢診断・夢分析を受けられる前に、ご一読をお願いいたします
本来でしたら、このような内容は実際の夢診断・夢分析の中で説明されるべきことなのかもしれません。
しかし内容がどのお客様にも通じる一般的なものであること、およびそのような一般的な内容の説明に限られた夢診断・夢分析の時間を使うのはむしろお客様の不利益になると考えられるため、あらかじめ文書化させていただきました。

夢診断・夢分析の内容について 目次:

夢診断・夢分析の目的
夢診断・夢分析の時間
夢診断・夢分析で行われること
解釈
傾聴
質問
・いろいろな心理療法の作業の提案
 ・自由連想法
 ・ゲシュタルト療法(ゲシュタルトセラピー)
 ・ナラティブセラピー
 ・解決志向ブリーフセラピー
沈黙の際のお願い
夢診断・夢分析の回数・結果(効果)の見通し
夢分析家・心理カウンセラーとしての守秘義務
夢分析家・心理カウンセラーのプロフィール

夢診断・夢分析の目的:

夢診断・夢分析の目的には「夢の意味を知りたい」という他にも、夢診断・夢分析を通して人間関係の悩みや辛い症状を解消したいなど、様々な目的が考えられます。
したがいましては詳しくは実際の夢診断・夢分析でお伺いさせていただきます。
カウンセリングルームでの夢診断・夢分析カフェでの夢診断・夢分析電話での夢診断・夢分析をご希望の方は、夢診断・夢分析の目的やご相談内容あるいは夢の内容について、あらかじめメールで詳しい内容をお送りいただくことも可能です。
詳細はメールによるご相談内容の送付について-夢診断・夢分析をご覧ください。
(「夢の内容や相談内容を確実に伝えたい」などのニーズや「面と向かって夢の内容や相談内容を上手く伝える自信がない」などのお悩みを持つ方にご高評をいただいております)

夢診断・夢分析の時間:

夢診断・夢分析の時間(相談時間)につきましてはこれといって決まりはありませんが一般的な心理カウンセリングの慣習に従い1時間を予定しています。
ただし、お悩みや辛い症状の解消などを目的とした夢診断・夢分析をご希望の方には、私個人と致しましてはできれば1回の夢診断・夢分析でお客様の目的が達成されるように、またそれが叶わない場合でも例えば「気持ちが楽になった」など、何がしかのお土産を持ち帰っていただく心積もりでこの仕事に取り組んでいます。
したがいまして場合によっては夢診断・夢分析時間の延長を提案させていただき、お客様のご了解が得られれば何がしかの効果が得られるまで夢診断・夢分析の時間を延長させていただくこともございます。
以上のような事情から、できましたら予め夢診断・夢分析時間の延長を見越して、余裕を持ったお時間でのご予約をお願い致します。
※ナラティブセラピーと呼ばれる心理療法の調査によれば、お客様がある程度の効果が実感できるまでカウンセリング時間を延長した方が、予定の時間でカウンセリングを終わらせるよりも治療効果が高いとの調査結果が出ています。私の実感もまったく同じです。

夢診断・夢分析の延長料金

なお、各夢診断・夢分析の延長料金は以下のとおりです。
カウンセリングルームでの夢診断・夢分析 10分につき1000円
カフェでの夢診断・夢分析 10分につき1000円
電話での夢診断・夢分析 10分につき1000円

夢診断・夢分析で行われること:

実際の夢診断・夢分析では、主に次のようなことが行われます。

解釈

これは主に夢診断で行われるものですが、夢の内容や、その夢の内容から感じられる印象・夢から目覚めたときのお気持ちなどをお伺いさせていただき、それらの情報を元にあくまで私の個人的な印象をお伝えさせていただきます。
※夢解釈が個人的な印象に過ぎないのには、1.夢の内容には夢見手(お客様)の個人的な心理状態・性格傾向・状況などが色濃く反映されていると考えられること、および2.どんなに夢の象徴の研究や夢診断・夢分析あるいは心理カウンセリングのトレーニングを積んだとしても、他人であるお客様の心の中を推測はできても「分かるわけではない」ことが関係しています。
つまり夢分析家や心理カウンセラーは超能力者ではないためです。
また解釈が「個人的な印象」に過ぎないものである以上、それが「検討外れ」であることも少なくありません。
その場合は解釈を無理に「正しい」と信じていただく必要はありませんし、遠慮なく訂正していただいて構いません。
むしろそうしていただける方が私の理解が進みますので、それだけ夢診断・夢分析が上手く行く可能性が高くなります。

傾聴

お客様のお話を伺いながら、私自身が実感できたことを「それはこういうことでしょうか?」と確認していただけるような形で伝え返します。
※もし私の伝え返しが「検討外れ」であったり「微妙にニュアンスが違っている」場合などには、遠慮なく訂正していただいて構いません。
むしろそうしていただける方が私の理解が進みますので、それだけ夢診断・夢分析が上手く行く可能性が高くなります。

質問

お客様のお話の中で「上手く理解できなかったこと」などについて質問させていただきます。
※ただし質問によっては話しづらい内容もあるかもしれませんので、その場合はすべての質問に無理にお答えいただく必要はありません

いろいろな心理療法の作業の提案

お客様のお話を伺いながら、夢の意味の探索などに役立つと思われる心理療法の作業を提案させていただきます。
たとえば次のような作業を提案させていただくことがあります。
※なおこれらはあくまで「提案」に過ぎませんので、抵抗をお感じになられるようでした無理に行っていただく必要はありません
「役に立つ」といっても「その作業をしなければ夢の意味が分からない」ということではありませんので、どうぞご安心ください。
また以下に述べる心理療法は主に夢分析を希望されるお客様に提案させていたくものですので、夢診断をご希望の方は読み飛ばして沈黙の際のお願いに進んでいただいても構いません。

自由連想法

自由連想法はもともと精神分析の創始者フロイトが心の病の治療に用いた技法ですが「夢占い・夢診断・夢分析の部屋」では夢分析の中で次のように使っています。
お客様には夢の内容の中で特に気になる要素(考え・気持ち・感覚・行為・人・物・状況など)を選んでいただき、それらの要素から連想されることを(無理のない範囲で、できるだけたくさん)言葉にしていっていただきます。
この作業を選んだ夢の要素すべてについて行っていただき、最後に連想内容全体を見渡すことで、夢の意味や心理的な問題解決へのヒントが浮かんでくることがあります。

ゲシュタルト療法(ゲシュタルトセラピー)

ゲシュタルト療法(ゲシュタルトセラピー)は心理カウンセリングで人間関係の問題解決などによく用いられる心理療法ですが、夢分析で用いる場合には次のように使われます。
ゲシュタルト療法には「ものごとをすべて自分自身の一部として捉える」という考えがあり、この考え方によれば夢の中に現れた自分以外の人や物・建物などもすべて夢を見た方の心の一部分を表していると解釈されます。
そこでこの仮説にしたがって夢の中のシンボル(人・物・建物など)の中で特に気になる物を選んでいただき、次にご自身があたかもそのシンボルなったつもりで、そのシンボルの気持ちや考えなどをイメージしていただきます。
たとえば「私は道端のタンポポです…」といった調子で夢の中のタンポポの立場になりきっていただきます。
このような作業は一見馬鹿馬鹿しく、あるいは難しく思えるかもしれませんが、実際に試していただきますと意外と楽にできることが多いようで、なかには役を演じるような楽しさを感じてハマる方もいらっしゃいます。

ナラティブセラピー

ナラティブセラピーは罪悪感の強いお客様の心理カウンセリングで使われることのある心理療法ですが、夢分析ではうつ病PTSD(心的外傷後ストレス障害)に限らず、毎晩のように悪夢に悩まされる方にお勧めさせていただくことのある心理療法です。
もっとも一般的な使い方としては、悪夢の主人公(多くの場合、お客様ご自身)あるいは心理カウンセリングにおけるナラティブセラピーと同様に「このような人生を送れば誰でも悪夢に悩まされるに違いない」という物語を作り、その物語の主人公が最終的に幸せな人生を送れるような、その後の架空のストーリー(夢の続き)を作っていただく方法があります。
悪夢をハッピーエンドの物語に書き換えることは単に気分が和らぐだけでなく、その物語から現実に抱える悩みの解消へのヒントなどが得られる場合もあります。

解決志向ブリーフセラピー

解決志向ブリーフセラピーをはじめとしたブリーフセラピーは短期療法とも訳されますように、治療効果の有無に関わらず心理カウンセリングの回数を制限する心理療法とのイメージがあるようですがそれは誤解です。
実際は様々な工夫により、結果として短期間で治療効果が得られるに過ぎません。
この解決志向ブリーフセラピーを夢分析で用いる場合には、夢分析を通して浮かび上がってきたお悩みについて、様々な質問を通して、お客様に「問題が解決した状態」をイメージしていただき、そのイメージを元にご自身にとって無理のない心理療法を選択、あるいは問題の解決に関する現実検討などを行っていただきます。
この解決志向ブリーフセラピーには直接的な治療効果の他にも、お客様の主体性が促されることを通じて、自己信頼感や自己肯定感と呼ばれる自尊感情が高められる効果も期待できます。
またこの自尊感情は人間の基本的な感情の一つであるため、自尊感情の高まりは目に見えない形であらゆる心理的な問題の解決に寄与する可能性があると考えられます。
※上述の心理療法の他にも、その場その場で適切と思われる様々な心理療法のテクニックを使い、お客様の夢の意味の探索や問題解決のサポートさせていただきます。

沈黙の際のお願い:

夢診断・夢分析の場では様々な理由から沈黙の時間が訪れることがありますが、主に次のようなケースが考えられます。
1.ご自身の心を内省されていらっしゃる状態
2.気まずい雰囲気
3.様々な理由から戸惑いや不安を感じ、なおかつそれを言葉にできない状態
沈黙が訪れた場合、2と3の状態と私が感じていれば、おそらく私の方から何か言葉を発することになるのでしょうが、1と思っている場合やどのケースなのか判断がつかないような場合には、取りあえず私も黙って様子を見ることになると思います。
なぜなら、もしお客様が内省されていらっしゃる場合、それはやがては夢の意味の発見や、治療効果につながる自己洞察が得られる最大のチャンスと考えられるためです。
このため、もしお客様が沈黙でお辛い状況に置かれているにもかかわらず私が傍観していると致しますと、それは私が大きな勘違いをしていることを示しています。
したがいまして、もしこのような状況にお気づきの場合はどうぞ遠慮なくおっしゃっていただけますでしょうか。
また言葉にしづらい状況でしたら視線を向けていただくだけでも結構です。それで十分に伝わりますので。
※特に声のみを頼りに進められる電話による夢診断・夢分析ではこの沈黙がたびたび生じます。
電話による夢診断・夢分析をご希望のお客様には重ねてお願い致します。

夢診断・夢分析の回数・結果(効果)の見通し:

治療的な効果を目的とした夢診断・夢分析の回数や結果(効果)の見通しにつきましては、ご相談内容や夢診断・夢分析の目標にも大きく左右されます。
さらにご相談内容をお伺いさせていただいた時点でも明確化されるとは言い難く、夢診断・夢分析を重ねることで(場合によっては心理カウンセリングを併用することによって)徐々に明らかになってくるというのが実情です。
治療的な効果をお求めのお客様にとって夢診断・夢分析の回数や見通しが不明というのは大変不安なことと存じますが、夢診断・夢分析の時間でもお伝えさせていただきましたとおり、一回ごとの夢診断・夢分析でお客様が何らかの効果を実感していただけるように努めておりますので、何卒ご了承いただけますでしょうか。

夢分析家・心理カウンセラーとしての守秘義務:

私は夢分析家であるとともに心理カウンセラーでもあります。そして心理カウンセラーには職業倫理として「心理カウンセラーを通して知り得た内容を決して外部に漏らしてはならない」とする守秘義務が課せられています。
したがいまして夢診断・夢分析の場合にも、お客様のプライバシーやご相談内容が公になることはありませんのでご安心ください。

夢分析家・心理カウンセラーのプロフィール:

私のプロフィールに関しましては夢分析家・心理カウンセラー 田尻健二のプロフィールに掲載しています。よろしければご覧ください。
以上、長文となってしまい恐縮ですが、夢診断・夢分析に関して「ご相談内容を実際にお伺いする以前に明らかとなっている事項」についてお伝えさせていただきました。
上記の内容について、あるいはその他のことで何かご不明なことがございましたら、どうぞ遠慮なくお尋ねください。

夢診断・夢分析へのお問い合わせ先

dream-seeker@fq.holy.jp
※携帯でメール受信設定をしている方へ
ドメイン指定受信を設定している方は「fq.holy.jp」を許可するドメインに追加してください。

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