まずは魚定食:
さわらのバター醤油ソテー+ほうれん草のおひたし ¥700
で、本題(禅の話):
心理学(特にミンデル)の本を読んでると、よく「禅」や「タオ(イズム)」を体現している人の例として、○○寺の△△老師のような方が引き合いに出されています。
でも、こういう方、身近にもいます。例えば定食屋くっくわん のおじさん。いつも笑顔を絶やさず、まるで人生そのものを楽しんでいるかのようです。私には、とても真似できません。
壁のコンセントにまつわる話:
話はこれで終わりません。今日は珍しく本を忘れてきてしまったので、料理が来るまでの間、仕方なくi-bookを使っていました。するとおじさんが快く壁のコンセントを使っていいと言ってくれました。
ご厚意に甘えていると、奥の方でおばさんが何かブツブツ言っています。「電気代が…」とか、まあそんなところでしょう。ところがおじさんは実に嬉しそうに「(壁のコンセントが)役に立って良かったねぇ」。
凄い人だな~。
最初の頃は「性格の良いおじさん」と「その正反対のおばさん」という単純な構図を描いていましたが、最近は、ある意味「しっかり屋」のおばさんがいるからこそ、このお店はちゃんと回っているのだと思います。
こう考えると、おばさんは実に損な役回りを “背負わされている” と言えなくもありません。
人事評価のお話(思いっきり私見!):
企業でいえば「全体の引き締め役」に当たる人が、おばさんに近いでしょうか。このような立場の方が、単に「人あたり」だけで評価されるのは酷というものです。もっとも、コミュニケーション能力を評価の対象にする会社は稀かも知れませんが…
関連の心理学:
交流分析の「ゲーム理論」
例えば、「おじさんとおばさんは(全体としてのバランス維持のために)お互いを必要としている」というように分析します。
補足(シンクロニシティ):
この記事を書き終えて家に帰ってみると、以前の記事にluce-145さんからのコメントが届いていました。以下に引用させていただきます。
私は、平井さん(おじさん)のお店には一度もいったことがないのですが、平井さんの研いだお米を食べてみたいなあと思います。なぜかというと、平井さんはお米を研ぐときに、美しいなあと思いながらお米をとぐのだそうです。そんな気持ちが込められて炊かれたお米はおいしいにちがいありません。
ぜひ一度、定食屋くっくわん に足を運んで見てください♪
西新宿の定食屋くっくわん:
東京都新宿区西新宿5丁目4-18
03-3372-6945
18時~20時
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