プチうつ:
録画していた日本テレビ「先端研」を見る。今回のテーマは『プチうつ』。
「プチうつ」とは、「うつ病」の初期段階のことで、「憂うつな気分」などが1ヶ月以上続く症状を指す。「軽うつ」と呼ばれることも。
最初に「プチうつ」診断テスト。続いて「プチうつ」の治療のため、心療内科に通っている方々へのインタビュー。この辺りから番組の主旨が、なぜか「プチうつ」から「心療内科の実態」へと移って行く…
これが心療内科の実態(@_@;)
ボクの心療内科に対するイメージは、心理カウンセリング同様「まず、患者さんの話をよく聞き(傾聴)、どうしても必要な時には薬も処方する」、つまり「薬を処方することも出来る心理カウンセリング」だった。
ところが番組で紹介された心療内科の実態は「いわゆる3分診療で、ろくに話も聞かずに薬を処方するばかり」というものだった……ショック…これじゃ、従来の精神科から心療内科に名称が変わっただけじゃないか…
こっそりと録音されたテープには、「話を聞いて欲しい患者さん」と、「話を無視して、薬の量を増やして解決を図ろうとする医師」との診療中の会話が記録されていた。
副作用があるはずなのに、意図も簡単に薬の量を増やす医師のことが恐ろしくなった…まさか、ロボットじゃないですよねw
偽薬が処方されることも…
実はボクも、10年ほど前にトイレに関わるパニック障害で(「うつ病」の症状もあったと思います)、心療内科ではありませんが病院の診療を受けていたことがあります。「例えば電車の中など、直ぐにはトイレに行けない状況になると途端にトイレに行きたくなる」という症状です。
その時も、半分お説教に近いようなアドバイスと偽薬(←実はビタミン剤だった! おかげで副作用はありませんでしたがw)による治療でした。
そもそもボクには、「薬で『心の病』が治る」という理屈が理解できませんでした。1年通院しても一向に治らないので病院へ行くのはやめて、元々興味があった心理学のワークショップなどに参加するようになってから徐々に症状が改善していきました☆
※ちゃんと話を聞いてくれる心療内科もあるはずです、多分…
やっぱり傾聴☆
ボクは、カウンセリングの場で傾聴(患者さんのお話を聞いて(内容ではなく)気持ちを伝え返すこと)の大切に気づかされて、それまでのやり方(技法中心のカウンセリング)から傾聴中心に切り替えたんだけど、「やっぱり傾聴って大切なんだ☆」と、今回の先端研『プチうつ』の心療内科の実態を見て改めて思いました^^☆