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川内倫子「うたたね」は、いろんな死のかたち@ユング心理学講義

魂にメスはいらない-ユング心理学講義/河合隼雄+谷川俊太郎 第1講 心の病とは何か 1-19ページを読む。
おとぎ話の心理学が難しすぎてチンプンカンプンになってきた。一から修行ということで一番やさしそうなこの本を読むことにしました。

…もともとボクは小さい時から死のことを考えていたようです。幼稚園の時には、もう非常にハッキリした死の不安とか、死の恐怖とかがありました。…それもまず自分の死の不安で、不思議なことには自分の両親の死のことはほとんど考えないんです。…(P.17-18)

死の恐怖 その1:

高校の時のこと。夜中にシャックリが止まらなくなった。テレビで「シャックリが止まらないと死ぬ!」と言ってたのを思い出し、「あーボクはこのまま死ぬのか」と観念した。…でも生きてる。

死の恐怖 その2:

ずいぶん前に、写真教室で高尾山へ撮影に行った時のこと。撮影が終わって、みんなでリフトで下山。
それは不意に襲って来た。突然の高所恐怖症! いても立ってもいられなくなり飛び降りた。みんなには “落ちた” ように見えたらしいけど。
そんなに高くなかったから怪我もしなかったけど、もし高くても恐怖に耐えられなくて飛び降りてたと思う。ふ~、危ない、危ない。

うたたね=いろんな死のかたち:

「死」で思い出したけど、川内倫子の写真集「うたたね」は、いろんなかたちの死を切り取ったモノのような気がする。結び目の死、シャボン玉の死、コップの水の死、汚れの死、タイヤの死、蜂の死、ゴミの死、泡の死、…etc.
川内倫子の写真を見たのは、確か銀座の銀座ガーディアンガーデン『写真一坪展』が最初だった。ここでグランプリを受賞したのだけれど、一目で気に入ったのを憶えています。

うたたね=いろんな死のかたち(追記):

後日、the world is beautiful. というブログで、しっかり「死んでしまうということ」と書いてあるのを発見。ボクのには、どこにもそんなこと書いてなかったのに…
周知のことを偉そーに書いていたとは…トホホ、恥ずかしすぎる(泣)。
うたたね/川内倫子(アマゾン)
うたたね/川内倫子(bk1)
ときどき読み返すたび、インスピレーションが湧いてくる不思議な本。
りんこ日記
川内倫子のブログ。
魂にメスはいらない―ユング心理学講義


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