「嘔吐恐怖症の再現&うつ病ブログ@夢分析」に続いてみた夢です。
2006/10/29の夢日記その2:
以前に夢カウンセリングを教わった方が入院されたので、お見舞いに行く。元気そうな様子にひと安心☆
すっかり安心した私はベッドの中に入って甘え出す。それを見た先生が絵を描きはじめる。
ベッドに入ったまま楽しくおしゃべり。とても幸せな気分♪
夢分析:
夢に出て来た先生は、10年以上前にパニック障害・うつ病・嘔吐恐怖症・社会不安障害(主に失禁恐怖・嘔吐恐怖)を発症した時に助けていただき、現在もスーパービジョン*および教育分析**をお願いしている方です。
昨晩もこの先生に教育分析の枠内でカウンセリングしていただくことを考えましたが、この時の私には、あいにくカウンセリングを受ける経済的余裕はなく諦めざるを得ませんでした。そして翌朝に見たのがこの夢です。
おそらく夢は、カウンセリングを受けたくても受けられない私を「先生に引き合わせてくれた」のでしょう。その意味でこれは一種の願望夢といえます。
*より上級のカウンセラーに「カウンセリングの指導」を受けることをスーパービジョンといい、指導に当たる方はスーパーバイザーと呼ばれます。
**カウンセラーが自己成長のために、他のカウンセラーに定期的にカウンセリングを受けることを教育分析と言います。スーパーバイザーの方にお願いするのが一般的です。
夢の自己治癒力:
うつ病状態の時に「夜ひとりぼっちで」いることは、途方もなく「不安で心細い」ものです。その辛さに耐えかねて、自殺まで考えてしまうことも少なくありません。
この夢は、不安で心細くて堪らない私を「幸福なひととき」で癒してくれました♪
これまで私は何度も夢に助けられてきましたが、今回も夢の自己治癒力を感じざるを得ません。
この後の「認知行動療法による嘔吐恐怖症の治療」が上手く行ったのも、夢によって重いうつ病症状から脱したことが影響していると思われます。
「夢の自己治癒力」関連ブログ:夢の自己治癒力@嘔吐恐怖症☆夢分析