タイムスリップ：
とあるブログを見ていて、不意に目が止まる。
「昔の自分の写真は、どれも笑っていない。そんな自分を抱きしめてあげたい。」
…過去の記憶が呼び覚まされる。
昔のワークショップでの出来事。夢分析の最中、イメージが展開して行き、いつしか高校時代のある光景にタイムスリップ。
過去の自分に出会う：
堤防沿いに広がる低湿地。そこに高校生の私がしゃがみ込んでいる。背中がとても寂しそう。
彼は今、自殺しようとしている。理由は分からない。ただ、圧倒的な悲しみや孤独が、辺り一体を支配している。
すぐ傍まで近寄ってみる。途端に涙が溢れ出る…訳も分からず、ただただ涙だけが溢れ出る。
セラピストの江夏氏に「彼に何か声をかけてあげて下さい。」と言われるが出来ない…
ワークショップで涙したのは、後にも先にもこの時だけです。
未来の自分に救われる：
当時の私は「なぜ自殺しようとしたのか？」そして「なぜ自殺を思い留まったのか？」分かりませんでした。
ともあれ、私は未来の自分に救われたのです。
未来の自分に救われる（パート２）：
これと似たような出来事を聞いたことがあります。それは、やはり夢分析の最中に起こりました。
私のケースと同じように、タイムスリップして過去の自分に出会う。それはまさに、昔の自分が車に引かれようとしている瞬間でした。
「危ない！」
思わず発した言葉のおかげで、危うく難を逃れる。
当時、「どこからともなく声が聞こえてきた」ことが不思議だったそうです。
その方もまた、未来の自分に救われたのです。
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