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タイプ5(その5)@エニアグラム

エニアグラム -あなたを知る9つのタイプ【基礎編】「タイプ5:調べる人」を読む(P.247~250)

タイプ5の成長を助ける実践:

> すべての体験について、心の内側で絶えず論評を下していることに気づいてください。(P.247)

論評というか、終止会話が頭の中で交わされています。
例えば翌日、人と会う約束があるとします。すると、その方との間に、まるでリハーサルのように会話が始まります。翌日に備えて、意識的にリハーサルしてみるのではなく、勝手に会話が進行するのです!w まるで、もうひとつ別の世界があるかのようです。
おそらく子供の頃から「頭の中の会話」に慣れ親しんでいるために、すでに「反応」として定着してしまっているのでしょう。
それにしても、この会話の中身は一体誰が考えているのでしょう?(苦笑)

> 自分がすでに知っていると思っていることと結びつけずに、ただ、瞬間瞬間の印象を取り入れたとき、何が起きるでしょうか。身体感覚とつながっていることは、頭を静めるために大いに役立ってくれるでしょう。(P.247~248)

「ただありのままに見る」ことは、私にとって相当な努力を要します。なぜなら、気づくと個人的な連想が始まっているからです。要するに、私は「(頭の中がw)黙って人の話を聞く」のが苦手なのです。

> 体を使ってください! おそらくあなたは、他のどのタイプよりもほとんど体を使わなくてもやっていけると感じるでしょう。…バランス上、もっと身体活動をすることが必要です。(P.248)

以前の私はここに書かれている人間そのものでした。正確にば、それによって引き起こされる体の不調にあまりにも鈍感だったと言うべきでしょう。
現在の私は以前よりは敏感になっており、何時間もパソコンを使っていると “頭が” 凝り固まっていくのが意識できるようになりました。実際に頭皮を動かしてみると痺れているのが分かります。
またそんな時はピラティスで体を使うと、頭がスッキリするのを実感します。
ただ、ときどき体の不調に気づいているのにもかかわらず、休むのに躊躇している自分に気づくことがあります。おそらくこれは子供の頃に培われ、今や現状に適応しなくなった戦略(人生脚本)が再演されているのだと思います。
これはあくまで個人的な見解ですが、人生脚本については “訳書に限って” は、エニアグラムよりも交流分析の方が遥かに多くの理論的分析がなされているような気がします。
ですからエニアグラムの補完として、交流分析も学習することの必要性を感じています。

> タイプ5のあなたは、誰からも助けを期待しないことに慣れています。助けに疑いすら抱いています。…あなたの孤立しがちな傾向は、通常、より墓穴を掘るだけです。(P.248)

以前に勤めていた会社で私はディレクションする立場にありましたが、十分に指示を与えることができずに、ひとりで仕事を抱え込んでしまいました。
実際、そうするに足るインセンティブは確かにありました。しかし、同時に逆のインセンティブがあったのもまた事実です。私は自分が苦しむ方だけを金科玉条の如く受け取り、悲劇のヒロインの気分に浸っていたのです。
当時を振り返ると、頭では仕方がないことと(タメ息混じりに)受け入れていましたが、体はボロボロでした。

> どの分野が、あなたの自信をもっとも挫きやすいか注意深く考えてください。…あなたが切り離してしまった(避けてきた:投稿者補足)、人生のいくつかの分野をより直接的に探究することが非常に有効です。(P.248)

これが苦もなくできる方は、相当幸せな人生を送られているのではないでしょうか? 私には想像もつきません。今まで何度も苦手な分野に挑戦して参りましたが、その度に挫折して落ち込むの繰り返しです。

> タイプ5は、自分のことをタイプ1、4、6と間違えやすいです。

私も最初は自分のことをタイプ4だと思っていました。これはウイングにタイプ4を持っていることが影響していたのだと思います。
タイプ4の考察へ続く >>
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エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編
私が受講しているエニアグラム 月例ワークショップで使用されているテキストです。
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