- 2005年8月25日
同一視・同性愛@ユング心理学入門
ユング心理学入門/河合隼雄著 第4章「コンプレックス」(P.67~88)を読む。 同一視→同性愛: …普通人であっても、多少ともそのコンプレックスと同一視を行っているものであって、その好例としては、男性であればその父親に、女性であればその母親によく似た考え方や行動をしていることが […]
ユング心理学入門/河合隼雄著 第4章「コンプレックス」(P.67~88)を読む。 同一視→同性愛: …普通人であっても、多少ともそのコンプレックスと同一視を行っているものであって、その好例としては、男性であればその父親に、女性であればその母親によく似た考え方や行動をしていることが […]
言語連想検査とは? 言語連想検査とは、ある言語からの反応を測定することにより、コンプレックスを明らかにしようとする検査で、ユングにより編み出された。 言語連想検査の手順: 1. クライアントに、ある言語から連想する言葉を一つずつ挙げていってもらう(全部で100問)。 2. クライ […]
個性化の過程: ある個人は、その主機能をまず頼りとし、補助機能を助けとしつつ、その開発を通じて、劣等機能をも徐々に発達させてゆくのである。 このような過程を、ユングは個性化の過程と呼び、人格発達の筋道としてその研究をし、心理療法場面に於いても人格発達の指標として用いた。これらの関 […]
ユング心理学入門/河合隼雄著 第3章「タイプ」(P.47~57)を読む。 主機能・劣等機能: ある個人が主として依存している心理機能を主機能、その対立機能を劣等機能という。(P.48) 劣等機能とは、劣っているのではなく、普段使われることが少ないために未発達な機能のことです。 そ […]
ユング心理学入門/河合隼雄著 第3章「タイプ」(P.37~47)を読む。 内向的・外向的タイプ: ユングの用いた内向的・外向的の言葉は、誰知らぬものがないほど有名であるが、彼の本来の考えはあまり理解されていないように思われる。(P.37) 典型的なのは「内向的タイプ=暗い・内気」 […]
ユング心理学入門/河合隼雄著 第2章「フロイトとアドラー」(P.27~36)を読む。 症例: ユングによる、不安発作に悩む若い夫人の例 夜毎悪夢に襲わる度に、夫に見捨てられるのではないかと不安に駆られ、ついには神経性の喘息も発生し、不安発作は昼にまで生じる。 最初の不安夢について […]
ユング心理学入門/河合隼雄著 第2章「フロイトとアドラー」(P.19~27)を読む。 心的外傷(トラウマ)理論: アンナという女性の治療中、催眠状態の中で忘れ去られていた体験について語り、抑えていた情動を発散すると、神経症の劇的な改善が見られた。 このことからフロイトは、「本来発 […]