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ユング心理学

  • 2015年3月29日

フロイトとユングの夢分析の仕方の違い

フロイトとユングの夢分析の仕方の大まかな違いは、フロイトが夢の意味を夢見手の個人的無意識に求めるのに対して、ユングは元型の概念を用いて、夢見手個人を超えた集合的な無意識の領域に求めるという違いにあるように思えます。

  • 2008年9月21日

ユング心理学の夢の治癒力への疑問-夢分析

ユング心理学による夢の自己治癒力(自然治癒力)の理論: フロイトが「夢は無意識への王道」と称したように、心理学の世界で夢は特別の地位を与えられ、特にユング心理学をはじめとしたスピリチュアルな心の領域を扱う心理学では、夢の治癒力ということが盛んに言われています。 ユング心理学では意 […]

  • 2006年3月23日

ユング→ジェンドリン命

ユング命でスタート: ボクはブログを始めた当初からHNを「カフェの住人(ユング命)」と、カッコ書きで『ユング命』と付けてきました。それだけユング心理学に心酔していたわけですが、(非力ながら)夢分析・心理カウンセリングの仕事を始めてからは少し様相が違ってきました。 ジェンドリンへ傾 […]

  • 2005年8月12日

言語連想検査@ユング心理学入門

言語連想検査とは? 言語連想検査とは、ある言語からの反応を測定することにより、コンプレックスを明らかにしようとする検査で、ユングにより編み出された。 言語連想検査の手順: 1. クライアントに、ある言語から連想する言葉を一つずつ挙げていってもらう(全部で100問)。 2. クライ […]

  • 2005年8月9日

個性化の過程(人格の発達)@ユング心理学入門

個性化の過程: ある個人は、その主機能をまず頼りとし、補助機能を助けとしつつ、その開発を通じて、劣等機能をも徐々に発達させてゆくのである。 このような過程を、ユングは個性化の過程と呼び、人格発達の筋道としてその研究をし、心理療法場面に於いても人格発達の指標として用いた。これらの関 […]

  • 2005年8月7日

4つの心理機能@ユング心理学入門

ユング心理学入門/河合隼雄著 第3章「タイプ」(P.47~57)を読む。 主機能・劣等機能: ある個人が主として依存している心理機能を主機能、その対立機能を劣等機能という。(P.48) 劣等機能とは、劣っているのではなく、普段使われることが少ないために未発達な機能のことです。 そ […]

  • 2005年6月8日

内向的・外向的タイプ@ユング心理学入門

ユング心理学入門/河合隼雄著 第3章「タイプ」(P.37~47)を読む。 内向的・外向的タイプ: ユングの用いた内向的・外向的の言葉は、誰知らぬものがないほど有名であるが、彼の本来の考えはあまり理解されていないように思われる。(P.37) 典型的なのは「内向的タイプ=暗い・内気」 […]

  • 2005年5月27日

不安発作の症例に見る、フロイトとアドラーの比較@ユング心理学入門

ユング心理学入門/河合隼雄著 第2章「フロイトとアドラー」(P.27~36)を読む。 症例: ユングによる、不安発作に悩む若い夫人の例 夜毎悪夢に襲わる度に、夫に見捨てられるのではないかと不安に駆られ、ついには神経性の喘息も発生し、不安発作は昼にまで生じる。 最初の不安夢について […]

  • 2005年5月24日

フロイト@ユング心理学入門

ユング心理学入門/河合隼雄著 第2章「フロイトとアドラー」(P.19~27)を読む。 心的外傷(トラウマ)理論: アンナという女性の治療中、催眠状態の中で忘れ去られていた体験について語り、抑えていた情動を発散すると、神経症の劇的な改善が見られた。 このことからフロイトは、「本来発 […]

  • 2005年3月20日

チャンネルと心理学的タイプの重要性@ドリームカウンセラー養成講座

ドリームカウンセラー養成講座最終日。 本日は講座の締めくくりとして、公開で夢分析を行いました。 公開夢分析で学んだこと: 夢の補償機能を理解する 1. 夢は夢見手の日常の行動を補償しています。 2. では実際の夢は、日常のどの部分を補償しているのでしょうか?←ここに何を持ってくる […]