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うしろ向きに馬に乗る/アーノルド&エイミー・ミンデル著 52~57ページを読む。

エッジはアイデンティティの危機(限界)を表わす:

エッジについてお話したいことの一つは、エッジは実に重大なアイデンティティの危機を表わすものだ、という点です。(P.52)

ですから、エッジは容易には越えられないのでしょう。

予知夢:

夢のほとんどはエッジの向こう側で起こるのです。夢はこれから起ころうてしている状態がイメージで表わされたものです。…エッジそのものを直接夢に見ることはほとんどありませんが…夢について尋ねることは、エッジを越える一つの方法となるのです。(P.54)

現実の出来事ではなく「心の成長」の観点からは、どのような夢も『予知夢』と言えます。
また、エッジを越えることが「個性化のプロセス」ならば、夢は『願望夢』であるとも言えます。

エッジを超える方法:

エッジを越える方法の一つは、越えた状態を想像したり、夢見たりすることです。しかし夢見るだけでは必ずしも上手く行くとは限りません。と言うのも、夢は一種の変性意識状態での現象だからです。…
エッジを越える別のやり方は、新しいアイデンティティと(現在の)あなたとの関係を阻む人物を想像し、エッジに潜むその人物と向き合うことです。この人物は、私たちが自分自身を抑圧してきたやり方や、私たちがこれまで生きてきた哲学(人生脚本)を象徴しています。(P.54~55)

前回私がエッジを見出すプロセスワークで行ったのは、後者の方法です。

追いやられたエッジの向かう先:

彼ら(エッジ)は、新しい二次プロセスを受け入れ難いものと見なし、新たなアイデンティティの情報を取り除いてしまいます。このため、あなたは自分の新たなアイデンティティを日常生活に取り入れて自覚的に生きることができず、それは自覚の周辺に追いやられてしまいます。
そこから発する情報が、身体症状や、や、あなたの周囲に起こる人間関係の葛藤として現れてくるのです。(P.57)

プロセスワークの観点からは、人間関係の葛藤は単に「どっちが良い悪い」の話ではないのです!
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