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うしろ向きに馬に乗る/アーノルド&エイミー・ミンデル著 1~49ページを読む。

特定のテクニックを持たないプロセスワーク:

プロセスワーク(プロセス指向心理学)には、他の心理療法のような「特定のテクニック」は存在しません。むしろ他の心理療法を利用している、とさえ言えます。
また、その場でテクニックが生まれることもあり得ます。

現れているチャンネルが出発点:

その際、用いられるテクニックは最初から決まっているわけではありません。決めるのは、あくまでプロセス(タオ)です。
そのプロセスは、様々なチャンネルを通じて姿を現します。ですからプロセスワークでは原則、その時プロセスが現れているチャンネルに取り組む形でワークが進行して行きます。この段階で初めて、テクニックが特定されて行きます。最初から「○○療法をしましょう」ではないのです。

チャンネルと各心理療法:

私なりに、プロセスが現れている各チャンネルとそれに対応する心理療法をまとめてみました。
※すべての心理療法を網羅しているわけではありません。

言葉(思考)

自由連想法

イメージ

アート療法(絵画療法、箱庭療法など)。

動作

動作を増幅し、完了させる。クライエントが望むなら、ぬいぐるみ等を使って動きを表現することも今後の検討課題です。

分析家との間の人間関係

そのことを指摘(転移・逆転移)。プロセスワークでは(ユング心理学でも)逆転移は、必ずしも避けるべきものとは限りません。

会話・人間関係

サイコドラマ、ゲシュタルト療法。ここでもクライエントが望むなら、ぬいぐるみ等を使うことが考えられます。

身体感覚・症状

ボディワーク。

シンクロニシティ

共通している部分の属するチャンネルでワーク。
プロセスワークでは、これらを出発点として、(プロセスにとって)必要ならばチャンネルを移動しながらワークが進行して行きます。
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うしろ向きに馬に乗る―「プロセスワーク」の理論と実践
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