メールカウンセリング中に鼻づまり:
メールカウンセリング中、クライアントのメールを読んでいて急に鼻づまりに襲われる。メールの内容が、ボクのコンプレックスに触れたのだろうか? それとも何か、クライアントに関連したことを指し示しているのだろうか?
鼻づまりをプロセスワーク:
メールは打ち終わったが送信を保留したまま、鼻づまりについてプロセスワークを試みる。
目を閉じて、鼻に意識を集中する。
イメージ・身体感覚
白い紙がもの凄くシャープに見える。お腹の張り(=つまり)を感じる。ゆらぎ。高校の同級生Uさん。
(急に、あくびが出る)
火山口からマグマが見える。
(あくび連発で、涙・鼻水まで出て来る。鼻をかむ。しかし、鼻づまりは依然として残っている)
(外の雨が急に激しくなる)
(二次プロセス)「早く送っちゃえ!」
ドラマ『H2』で地区予選決勝で負けたチームの投手。
(蚊に刺される)
「メールを送信することに躊躇している」自分に気づく。何かを恐れている。何を?
後で心残り。そうなってから後悔したくない。
(再び、二次プロセス)「なるようになる!」「GO!」
GOサインが出てしまった…踏ん切りがついた。
送信!
「鼻づまりのプロセスワーク」を振り返る:
最初、色々と雑念が出ているうちに(厳密には意味があるハズ)マグマが見えて「何かが現れようとしている」予感を感じ取る。そして、急に雨が激しくなり、緊張感が増す。
それに呼応するかの如く別人格が「早く送っちゃえ!」と囃し立てる。蚊に刺されることで緊張感がさらに増す。
緊張がピークに達した所でエッジ(メールを送信することに躊躇している自分)に気づく。そして、エッジを作り出している恐れに触れる。すかさず、二次プロセスがエッジを越えるように促す。
すると不思議なことに、一次プロセスが “難なく” その要請を受け入れる。
「内的な要請」でエッジを越える
以前に、無理にエッジを越えることの弊害について書きましたが、今回の場合は全く事情が違います。
以前と違い、今回エッジを越えたのは、外部からの要請ではなく、
1. 内面から自然と沸き起こって来た。
2. かつ、抵抗が起きなかった。
ものだからです。
今回のエッジを越える出来事は、「意識的な努力」によるものではなく、あくまで「プロセスの力」によって引き起こされた自然なプロセスです。
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