2005/02/14の夢日記:
デパートのような所でお買い物。服を物色している。
店を出てから暫くして見知らぬおばあちゃんと親しくなる。山小屋風のカフェに入る。そこにいた映画評論家のおじさんを、おばあちゃんが議論で打ち負かす。腹を立て、捨て台詞を残して出て行くおじさん。
夢分析(ではないですが):
忘れてしまった夢を思い出す方法
実はこの夢は、起きてすぐに書き留めなかったために忘れてしまいました。ところが夜になって、ふと “目覚めた時に感じたこと” を思い出しました。すると瞬時に「おばあちゃん」のことが浮かび、芋づる式に「おじさん」「お買い物」の記憶も蘇りました。
忘れ去られた出来事も、(この場合、個人的)無意識という名の記憶の貯蔵庫に貯えられているので、今回のように何かのきっかけで思い出すことができます。
これは裏を返すと、それぞれの出来事は無意識(深層心理)の深い所では “繋がっている” 、とも言えます。
夢を忘れてしまった時は試してみる価値ありです。
「繋がり」つながり
ところでこの「繋がり」から、『自分の仕事をつくる』の中でのCMプランナーの佐藤雅彦さん(「バザールでござーる」「だんご3兄弟」等の企画で有名。映画『KINO』は名作!)のコメントを思い出しました。
「個人」の “好き” を突き詰めていくと、最後には(多くの人が共感する)「集合的」なものに行き着く。
注)本がどこに埋もれているのか見つからず、記憶に頼っています。
「仕事」について思うこと
このような価値観が広く世の中に浸透していけば、「競争」を過度に意識したゼロサムゲームから抜け出すことも可能ではないでしょうか? なにしろ世間一般ではなく、 “自分の好き” を掘り下げていけばいいのですから。革命を起こしましょう!
どこか、ユングの集合的無意識を連想させるコメントですが、恐らく佐藤さんはこの真理を、 “自らの体験” から会得されたのだと思います。ですから(私も含めて)多くの人の心に届くのです。
自分の仕事をつくる/西村 佳哲(著)
出版社に勤める知人のKさんが「仕事観が変わった!」ぐらいのこと言ってました。事実、メチャメチャ売れてます。
仕事について皆さん、いろいろと思う所があるんでしょうね、絶対!
アートディレクター入門
「アートディレクターはキャラクターをつくる」の項で『バザールでござーる』の誕生過程が描かれています。
プチ哲学中公文庫/佐藤雅彦著
かつての「OLIVE」に連載していた。あのころのOLIVEに、いまだに恋焦がれる私。同じ思いの人がきっといるハズ! 『KINO』も、そういえばOLIVEの紹介が最初だった。
library kino
映画「KINO」の紹介ページ