釈由美子に怒り爆発＠夢日記のプチ夢分析。
プチ夢分析（夢から覚めたときの解釈）：
融和的逆転移？補足的逆転移？
このところ重症と考えられるクライエントさんが増えていて心理カウンセリングに苦慮する日々が続いているため、もしかしたらその重症のクライエントさんに対する融和的逆転移か補足的逆転移*が夢に表現されているのかもしれないと、ふと思いました。
*逆転移とは精神分析の概念で、重症のクライエントさんとのカウンセリング（特に精神力動的（精神分析的）なカウンセリング）を続けていると、やがてそのクライエントさんと同じような気持ちを感じたり、あるいはそのクライエントさんにとって重要な人（典型的なのは親）と同じような気持ちを感じ始めるようになるため、そのカウンセラーに生じた逆転移を調べることでクライエントさんの心理状態を推測することができるとする理論です。
精神分析家のH.ラッカーにより前者のタイプの逆転移は融和的逆転移、後者のタイプの逆転移は補足的逆転移と名づけられています。
この融和的逆転移・補足的逆転移と呼ばれるタイプの逆転移は境界性人格障害（境界性パーソナリティ障害・ボーダーライン）の方との心理カウンセリングで生じやすいと言われています。
なぜなら精神分析、特に対象関係論では境界性人格障害（境界性パーソナリティ障害・ボーダーライン）の方は投影性同一視（投影同一視）という防衛機制を用いて自分と同じ状況を相手にも作り出すために無意識に心理的な操作をと試みると考えられているためです。
融和的逆転移・補足的逆転移ほか、逆転移解説本
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しかし実際に夢分析を始めてみますと心理カウンセリングにおける逆転移とは異なる、心理カウンセラーとしての私自身の心理カウンセリングという仕事への取り組み方についての意外な夢の意味が明らかとなりました。
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