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作品鑑賞の常識を何も知らない若い男性作家@アートな夢日記&夢分析

2018年3月3日(土)の夢日記

夢の内容

所属のART TRACE GALLERYで当番をしている。
(ただし間取りは現実のギャラリーとは違い、もっと狭いスペース)
お客さんが2、3人来ている。

詳しい内容は忘れてしまったが、作家(アーティスト)なら当然しているはずの作品鑑賞の常識を来場者の一人の黒づくめの格好をした若い男性作家は何も知らないのか、とても戸惑っている様子で呆然と立ち尽くしている。
そのためボーダー柄のセーターを着た連れの若い女性作家が、その都度説明している。
それでも彼の戸惑った様子は治らない。

夢分析

現実と変わりない夢の内容

夢から覚めた直後、男性作家の様子の極端さを除けば、現実のギャラリーでも起こりそうな出来事が展開していると感じました。

若い頃の自分と似ている

続いて男性作家の不自然な様子が気になりました。
そこでゲシュタルトセラピーの手法を用いて、夢に登場するすべてのモチーフは夢見手の心のある側面を象徴しているとの仮説に基づき探究したところ、若い頃はしばしば夢の中の男性のように、普段ならできるはずのことが急にできなくなることがあったのを思い出しました。
ただ今なぜそのことを示唆するような夢を見たのかについては腑に落ちませんでした。

アート作品に関する常識を覆す試み

そこで布団の中でそのまま夢のことを考え続けていると、夢から覚めた直後に感じたことを再び思い出しました。
すると昨日まで読んでいたアーサー・C・ダントーの『ありふれたものの変容:芸術の哲学』に書かれていた、芸術の世界では作品(の内容)を現実とは区別する常識が存在している旨の記述を思い出しました。
その途端、ではそうした区別をどんどん曖昧にするような作品?を作れないだろうか、とのアイディアが閃きました。

こうして夢から作品コンセプトのヒントが得られました。

追伸)より具体的なアイディアは、写真家のサイトの方に掲載する予定です。

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