エニアグラム -あなたを知る９つのタイプ【基礎編】「タイプ４：個性的な人」を読む（P.214～217）
繊細で引っ込みがちなタイプ４（続き）：
> タイプ４は普通、否定的な自己イメージの問題を持っています。また、常に自己評価が低いのです。そこで彼らは、「空想の自己（Fantasy Self）ー主に想像の世界で築き上げられる、理想化された自己イメージーを育てることにより、埋め合わせようとします。（P.214）
エニアグラムの月例ワークショップで、「これまでの人生を振り返って自己評価する」というワークを行った時、私のものは線のほとんどが平均よりも下側に描かれていました。
また、私はテレビでサッカーや格闘技をよく見ますが、何度空想の中でファインゴールを決め、関節を極めたことかw
> あるタイプ４の人は、クラシック音楽を聴きながら、偉大なコンサートピアニスト、ウラジミール・ホロウ゛ィッツのようになったことを想像して、余暇の大半を過ごすと語ってくれました。残念ながら、彼の練習への打ち込み方は、理想化された自己イメージには到底及びませんでした。そして、人から演奏してくれと頼まれると、恥ずかしい思いをしたことが多かったのです。（P.214）
会社を辞めてからすぐ、近所のサッカークラブに参加しました。初心者もOKでしたので。しかし、実際の私のプレーは、足手まとい以外の何物でもありませんでした。ただただ、申し訳なさと惨めな気持ちを味わうだけでした。
おまけに、鍛えていないためか簡単に怪我をしてしまい、練習のたびに靭帯を損傷して長期離脱、の繰り返しでした。これが現実です！
（実はレフティーだったことだけは、ちょっと嬉しかった☆）
> タイプ４が直面する、最も大きなチャレンジのひとつは、過去からひきずっている気持ちを手放すことを学ぶということです。彼らは傷をいたわり、自分を傷つけた人たちに対する否定的な気持ちにしがみつく傾向があります。（P.215）
町中でちょっと気に入らない人に出くわすと、 “いつの間にか” 空想が始まっています。その相手に自分が傷つけられ、やがて報復して血だらけになるまで痛みつけるのです。これは過去の憎しみを手放す必要を示していると思われます。
> …私の切望は、決して満たされません。なぜなら今でこそ分かるのですが、特定の結果ではなく、「待ちこがれること」そのものに執着しているからです。（P.216）
これは例えば「白馬の王子様」のことを差しているのでしょうか？
> 古い話を自分に語ることをやめれば、かつての気持ちは消え始めます。「今、ここ」で、自分が何者かということとは関係ないのです。（P.216～217）
「古い話」には実際の出来事だけではなく、上述の私の例のように形を変えた「感情のリハーサル」も含まれます。いずれにしても求められるのは古い感情を手放すということです。
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エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編
私が受講しているエニアグラム 月例ワークショップで使用されているテキストです。
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