2016年10月20日(木)の夢日記。
夢の内容
人間の女性そっくりの姿をした化け物が、股間から延びる突起物を用いて女性の外性器から精液を注入している。
そうすることで、その女性が外見はそのままで化け物に変身し次々と仲間を増やしていく。
夢の素材
『社会学になにができるか』のジェンダー論
こんな夢を見ると変態に思われるかもしれませんが、この夢には明確な夢の素材が存在します。
今読んでいる『社会学になにができるか』という本の中のジェンダー論の章です。
その章では手塚治虫のマンガ作品『人間ども集まれ!』を参考に、男女の性役割の根拠とされる性差自体が、実は客観的な事実などではなく社会的なニーズによって生まれた恣意的な概念に過ぎないことなどが述べられています。
そしてその内容に衝撃を受け「社会学になにができるか」感想~ジェンダー論の章で「性」に関する価値観が一変するほどの衝撃を受けるという記事を書いたばかりでした。
またこの手塚治虫の『人間ども集まれ!』は、無性人間という性器や生殖器を持たないにも拘らず男女いずれとも性行為を行うことができる存在が登場するSF作品のため、その内容に触発されてこのような夢を見たものと考えられます。
夢分析
SF小説が書けそうな内容の夢
夢から目覚めた時に夢の続きのことが気になり、いろいろと想像を巡らせると、それは男性の生殖の役割を奪い去るストーリーへと展開していき、SF小説が書けそうな内容の夢のように思えてきました。
また性差についても考察を深めるきっかけともなりました。