2026年6月21日(日)の夢日記
心療内科の診察室で、若い男性のクライエントが医師に向かって話をしている。
(処方されている2種類の漢方薬のことを指して)出会わなかったら気づかなかったと思うんですけど、たぶん寂しいだろうと思って、恋人同士の会話を楽しんでるんですよ。
夢分析
夢からの連想
夢の内容から、現実世界で服用している、ツムラの加味帰脾湯(かみきひとう)と加味逍遙散(かみしょうようさん)という、2種類の漢方薬のことを真っ先に連想しました。
どちらも不眠や不安などの症状に処方される漢方薬ですが、私の理解では加味帰脾湯は憂鬱な気分、加味逍遙散はイライラした気分も生じている時に効果を実感しています。
連想からの解釈
この連想から改めて夢の内容を振り返ると、憂鬱とイライラという異なる気分同士の会話と解釈できます。
通常この2つの気分は同時に生じることはなく、これらの気分が生じる間は交互に、あるいは周期的に切り替わることがほとんどです。
このため本来は2つの気分が出会う(=同時に存在する)ことは起こり得ません。
不安的な心を統合し、癒しをもたらす夢の機能
しかし夢の中でそれが実現していることから、この夢には分離して不安的になっている心を統合し、癒しをもたらす機能があるように思えます。
実際、この頃の私は職場の物理的・精神的ストレスで疲れ切っていました。
そして夢から目覚めた直後の私は、夢のどこかロマンティックな雰囲気に惹かれて気分が良くなり、なおかつこの時期、仕事に関連した悪夢を見ることが多くなっていたことから、とても救われた気がしました。
補足)拡充法による夢分析
最後に今回のケースでは、私は漢方薬に関する知識をすでに持っていましたが、ユングは拡充法と名づけた、夢に登場するモチーフについて詳しく調べる夢分析の方法を進めています。詳しくは次のページをご覧ください。