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夢占い:ユング心理学の元型論による父親の夢の意味-老賢人

父親の夢占いのページです。ユング心理学の元型論による父親の夢の意味についてまとめてあります。

夢占い ユング心理学の元型論による父親の夢の意味-老賢人 目次:

宗教、特にキリスト教思想の影響を強く受けたユングの人生・ユング心理学
宗教色の強いユング心理学への批判
ユング心理学の元型論による父親の夢の意味
・老賢人・知恵・真理の象徴
夢占い ユング心理学の元型論による父親の夢の意味 参考文献
夢診断・夢分析のご案内

宗教、特にキリスト教思想の影響を強く受けたユングの人生・ユング心理学:

ユング心理学の元型論による父親の夢の意味は夢占い:西洋宗教の象徴的解釈による父親の夢の意味の夢占いで触れたキリスト教における父親イメージの象徴的な意味と重なる部分が多くあります。
これにはユングの生い立ちが深く関係していると思われます。
牧師の家系に育ったユングは幼い頃から当然のようにキリスト教に親しみ、後に生み出されたユング心理学(分析心理学)の根幹ともいえる元型論においても、世界中の神話・宗教の研究が活かされているとはいえ、その中心がキリスト教思想であることに変わりはありませんでした。
ユングの(精神科医でありながら)キリスト教をはじめとした宗教への傾倒ぶりは非常に強く、晩年のユングは治療目標を宗教心および宗教コミュニティへの帰属に求め「自分の信じる宗教を見つけその宗教コミュニティに受け入れられることで初めて人々は個性化(自己実現)を達成し、幸せな人生を送ることができる」と考えたほどです。

宗教色の強いユング心理学への批判:

このようなユングの(精神科医でありながら)極端な宗教への傾倒ぶりは当時の精神分析家をはじめとした心理療法家(セラピスト)の反発を買い、なかにはユングを心理療法家とは認めず宗教家と見ていた人もいたようです。
今でも心理療法の本を読んでいますと、ときどき「ユング心理学を研究するのは十分に治療経験を積んでからでも遅くない」「若いうちからユング心理学に興味を持つのは危険」といった主旨の文章に出くわすことがあります。
私自身の過去の人生を振り返りますと、このようなユング批判もそれなりに的を得ているように思えます。
若い頃ユング心理学に傾倒した私は(後から気づいたことですが)自己愛の強い性格も手伝って完全に元型論に魅せられてしまい、今振り返れば「浮世離れ」と思えるほど幻想的かつ、独りよがりの理想的な世界に浸りきっていました。
夢の心理学のユング心理学のカテゴリーの下の方にあるブログを見ますと、自分でも恥ずかしくなるぐらい自己愛的な誇大妄想の思想にひとり悦に入っている様子が伺えます^^;
もっとも参考文献にある『ユング自伝』を読む限り、ユングはキリスト教の教えや牧師である父親のことを無条件に理想化していたわけではなく、むしろ様々な疑問を感じ苦難の末ユング独自のキリスト教思想を打ち立てて行ったようです。
特に牧師である父親に対しては、キリスト教の教えを盲目的に信じる態度に対してかなり強い軽蔑心を抱いていた節があります。

ユング心理学の元型論による父親の夢の意味:

前置きが長くなりましたが、ユング心理学の元型論によれば父親の夢には次のような意味があると考えられます。

老賢人・知恵・真理の象徴

ユング心理学の元型論において男性原理を象徴する元型イメージにアニムスがありますが、夢見手にとって目上の存在といえる父親が夢に現れてきた場合、それは男性原理一般のアニムスというよりも一段上に位置する元型イメージの老賢人を表しているような気がします。
もちろん老賢人はお爺さんの姿で描かれることが多いため、あまり父親のイメージにそぐわないかもしれませんが、それでも私には「父親=年長者」のイメージが強く、したがって老賢人の解釈の方が腑に落ちます。
このユング心理学の元型論における老賢人は年長者ならではの知恵の象徴とされ、またその知恵とは知識というよりも、より普遍的な価値を持つ、いわば真理とでも呼べるようなものを示しています。
したがって父親の夢、特に夢の中の父親が威厳に満ちた声や態度を示している場合、それは老賢人に象徴される真理ともいえるような深い知恵を示している可能性があります。
※なおここでいう威厳とは、尊大な態度やパワハラ(パワーハラスメント)における威圧的・支配的な態度とも違う、もっと包容力に満ちた態度を指しています。

夢占い ユング心理学の元型論による父親の夢 参考文献:

ユング自伝-思い出・夢・思想/A.ヤッフェ
ユングの弟子の一人のアラン・ヤッフェが晩年のユング自身の回想をまとめる形で記述した自伝です。
ただ自伝といいましても、元型論をはじめとしたユング心理学の思想が随所に出てくるため決して気軽に読めるような代物ではありません(T_T)
「ユング自伝2」の巻末にユング心理学の用語集がありますが、それでも多少のユング心理学の知識が必要とされます。
したがってユングの著作やユング心理学の本を初めて読まれる方には、後述のユング心理学入門などを先に読まれることをオススメします。
ユング心理学入門/河合隼雄
タイトルどおりユング心理学の入門書です。同じく河合隼雄さんの「コンプレックス」「無意識の構造」「影の現象学」とともにユング心理学の入門書としてオススメです☆
こちらの本で先にユング心理学の大まかな知識を得てからユング自伝をお読みになられた方が、より理解が進むと思われます。

夢診断・夢分析のご案内:

以上、父親の夢の無意識的な意味をユング心理学の元型論から考察してみました。
父親の夢の「より個人的な意味」をお知りになりたい方は夢診断・夢分析をご利用ください。
※父親の夢に限らず夢には本来、夢占い のような一般的な意味よりも夢見手にとっての個人的な意味の方が色濃く反映されています。
そのため夢占い は解釈をそのまま鵜呑みにするのではなく、そこから個人的な意味を連想するための道具として利用された方が、より役に立つと思われます。




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