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作品制作のヒントとなったユニークな作曲スタイルの夢@夢分析

通常、私自身が見た夢の分析は夢日記のブログの方に掲載していますが、今回見た夢は日常生活に非常に役立ったことに加え、夢を分析しなくてもその内容がヒントとなるケースを示していることから、貴重なケースとして夢分析のサイトの方に掲載することに致しました。

2017年9月18日(月)の夢日記。

夢の内容

何かのイベント会場に来ている。場所は大学のような作りの建物だ。

ある外国人と話をする。
彼はミュージシャンだが、楽曲の制作方法がとてもユニークだ。
何人かでチームを組み、まず別のスタッフ(2人)が気になる音源を探して来て、その音源を必ず使って作曲する決まりになっているらしい。
そして彼らはその方法論に強いこだわりがあるようだ。

夢の素材

知人の個展の作品

この夢から真っ先に連想されたのは、前日にNHKの「アートシーン」で紹介されていた知人の個展の作品でした。
その方の作品は組写真のように複数枚の絵画を組み合わせて1つの情景を喚起させる手法を用いているようですが、それぞれの絵画が映画のワンシーンのように感じられたのを覚えています。

おそらくその方の制作手法と、夢の与えられた音源を使って(=組み合わせて)作曲するスタイルとの間に類似性を見出し想起されたのだと思われます。

所属ギャラリーの実験的な展示

2つめの夢の素材もアートに関するものです。
私は本業の傍、写真家としてアーティスト活動も行なっていますが、その活動拠点の1つが自主ギャラリーと呼ばれるアーティストがお金を出し合って運営しているギャラリーです。

その所属ギャラリーで数ヶ月前にメンバーのグループ展がありましたが、その展示がユニークなものでした。
通常、大規模なものでない限り、作品制作はアーティスト個人が黙々と一人で行うものですが、その展示は2人でペアとなり、1つの作品を往復書簡のようなやり取りをしながらお互いに少しずつ完成させていくというものでした。

つまりその展示は、作品そのものよりも制作プロセスの方にユニークな特徴があり、かつその特徴が夢の作曲スタイルのように自身の作品に他者の作業が入り込んで来るという共通点を有していたため想起されたものと考えられます。

夢を分析せずとも日常生活に役立った

通常ですと、こうして気になる夢を見た時には、どのような意味があるのかと夢分析を始めるのですが、今回の夢の場合、やろうと思えば分析できるのでしょうが、その作業を経るまでもなく日常生活にとても役立ちました。

具体的には作品のテーマを新しく思いつくことができたのです。
しかもそのテーマとは、これまで考えもしなかっただけでなく、関心さえほとんどなかったものでした。
つまり今回の夢を見て初めて関心が芽生えるに至ったのです。

毎回ではありませんが、夢は時にこのような思わぬプレゼントをもたらすことがあります。

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