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パン屋で歪んだ合理的思考に囚われ身動きが取れなくなる…@夢分析

夢の内容(詳細版)

パン屋へ行く前に、天の声?から美白の説明を受けている。

(架空の)行きつけの老舗のパン屋へ行く。
大好物の菓子パンを買いたかったのだが、あいにく売り切れ…

するとドイツ風のかなり大きな丸い食事パンが目に留まる。
年配の女性がそのパンを買うために、同年代の女性店員の説明を受けている。
(具体的な大きさは忘れてしまったが)ある決まった大きさにカットして売る方針らしい。

やがてそのおばさん客が、そのドイツ風パンの表面を手で擦るような動作を始める。
「売り物なのに汚いな」と思うが、よく見ると素手ではなく何か道具を使って擦っている。

これでもいいかなと思い、カットされたそのパンを1つ手に持つが、買う決心がつかず、そうかと言って棚に戻すこともためらう。

プチ夢分析

パンを美白にする動作

アンダーラインの箇所が、後から思い出した夢の内容です。
おばさん客の奇妙な動作が気になりますが、この動作は夢の冒頭の美白と関係しているように思えました。
茶色いパンの表面を擦り続けることで中身の白い部分が現れてくる、つまり美白になるという要領です。

夢それ自体に意味があると考えたユング

ただそれが私自身にとってどのような意味があるのかはまったく不明です。
このため夢を個人的無意識の現れと考えるフロイトの精神分析理論では行き詰ってしまいますが、ユングの元型論(集合的無意識の存在を仮定した理論)の助けを借りれば探求の余地があります。
なぜならユングは、夢に現れているのは夢見手の個人的な意味ではなく、夢の世界独自の意味(元型的な意味)が秘められていると考え、それゆえ夢の内容を個人的な意味に還元しようとするフロイトを批判したためです。

このユングの考えを援用すれば、おばさん客の奇妙な動作は、私にはまったく無意味な行為に思えたとしても、その動作に何か元型的な意味合いが込められている可能性があります。
ただ専門外ゆえ、私にはそれがどのようなことなのか、すぐには解らないのですが…

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