2019年4月1日(月)の夢日記。
夢の内容
ベッドのような物に若い女性が横たわっている。
しかしその姿は、子供が絵で描くお人形のように見える。
そのお人形のような姿をした女性の下半身(具体的な部位までは不明)に管が通され、その管から白い液体が注入される。
すると女性の体がビクンと震える。
こうすることで一時的に妊娠しない体となる、つまり避妊の予防接種のような働きあるそうだ。
夢分析
実際の夢はもっと長いものでしたが、覚えていたのはこの部分だけでした。
このような夢を報告すると性的異常者のように思われてしまうかもしれませんが、至って真面目に分析してみたいと思います。
作品構想の素材となるセクシュアリティをテーマとした夢を希求した願望夢
昨年の暮れから、今回のようなセクシュアリティ(人間の性のあり方)をテーマとした夢を時々見るようになりました。
以前に見た夢↓
人造人間の美少女@夢日記・夢分析
セクハラの深刻さを実感した夢@夢日記
そして以前に見たいずれの夢からもアート作品の構想が湧き上がってきたため、いつしかこの種のテーマの夢を作品構想の素材と考えるようになっていました。
昨晩もこれらの夢から生まれた作品の構想を練っていましたが、それと同時に2つだけでは作品数が足りない、しかしそうそう都合良くセクシュアリティをテーマとした夢を見れるわけでもないと半ば諦めてもいました。
ところが翌日早速このような夢を見たことから、この夢が作品構想の素材となるセクシュアリティをテーマとした夢を早く見たいとの願望が作り出した願望夢のように思えました。
(ただし、こんなに早く願いが叶うとは思いもよりませんでした)
一連の作品に通底するコンセプトが明らかに
また共通のテーマの夢が3つ揃ったことで、私が夢を通して実現しようとしていた一連の作品に通底するコンセプトが、かなり明確になってきました。
それは次のようなものです。
・人間の狂気とも思えるレベルの、セクシュアリティに関する飽くなき欲望
・その狂気の沙汰を、その欲望の犠牲者の側から描写
・もっともその犠牲者の心には、少なからず社会的な使命を担っているとの自負の念が存在する(一部の作品)
・加えて最終的には、これらの作品を一堂に会することで、狂気に取り憑かれた科学者の実験室に見立てる。
・しかしその光景は、実は狂った科学者の蛮行として片付けたい、私たちの心の投影から生み出されたイメージでもある
今後はそれぞれの作品の背景となるナラティブを文章化し、立体作家の方々に制作を依頼する段階へと移行する予定です。