夢分析:
親切にされることが当然だと思っていることへの自己嫌悪・罪悪感
夢から醒めてしばらくは、ジョビジョバのマギーをはじめアパートの住人の方から親切にしていただき満ち足りた気分でしたが、やがて無意識に「もっぱら親切にされるばかりで、自分の方は何もしていない。これは人から親切にされることが当然だと思っているからに違いない」などと自己非難していました。
このため夢で体験した楽しい気分はすっかり消え失せてしまい、代わりに自分がどうしようもなく尊大な性格だとの自己嫌悪や罪悪感に支配されることになりました。
親切にされることへの自己嫌悪・罪悪感による楽しい気分の抑圧
私は子供の頃から友達とはしゃいだり楽しんだりするのが苦手で、大人になるにしたがいこの傾向はより顕著になりました。
上述の夢を素材とした無意識的な自己分析(夢分析)のプロセスは、私が人と楽しみを共有することを苦手と感じる原因の一端を示しているように思えます。
人から親切にされると通常は感謝や喜びの気持ちが生じるものでしょうが、私の場合はそれらの気持ちを感じると、すぐに「一方的に親切にされるばかりで、しかもそれを当然だと思っている尊大な性格」などと(無意識に)自己嫌悪に陥り始めるようです。
このため罪悪感から感謝や喜びの気持ちが抑圧されてしまうのではないかと考えられます。
ただこのような性格は心理カウンセラーとしては改善を要することです。
なぜなら悲しみにばかり共感し喜びに共感できない心理カウンセラーを前にした場合、おそらくクライエントさんが(心理カウンセラーに歓迎されないこととして)喜びを表現することを躊躇してしまい、悪くすれば罪悪感すら感じてしまう可能性すらあると考えられるためです。
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